「リース作りや、こどもの工作などにどんぐりを使いたい。
どんぐりっていつ頃落ちるんだっけ?」
「どんぐり拾いをしたいけど、落ちている場所がわからない。」
どんぐりの落ちる時期
どんぐりは9月下旬ぐらいに落ち始めます。
しかし色んな種類のどんぐりが欲しい場合は、「10月に入ってから11月まで」がおすすめです。
どんぐり 時期(目安)
- マテバシイ 9月中・下旬~10月
→リースには、マテバシイがおすすめ - クヌギ 9月下旬~10月下旬
- アベマキ 9月下旬~10月下旬
- スダジイ 10月~11月頃
- コナラ 10月~11月上旬
- ツブラジイ 11月
- ミズナラ 10月上旬~11月上旬
- シラカシ 11月
- アラカシ 11月~1月
こんなにある!どんぐりの落ちる場所10
1●公園
近所のせまい公園は、必ずしも、
どんぐりの木が植えてあるとは限りません。
広い公園でしたら、どんぐりの木が
植えてある可能性が高いです。
運動公園・多目的
(野球場やテニスコート、体育館が完備された場所)
国営公園・児童公園
(工作体験もできます)
2●駿府城公園など、城名+公園。
3●山や林
4●庭園
5●寺や神社
(入り口付近、境内の周りにある林です。)
6●街路樹(根元のあたり)
7●図書館
建物のまわりになにか大きな木が無いか、
確かめてみましょう。
8●小学校、中学校
どんぐりの木が、ときどき植えてあります。
9●大学の敷地内
10●古い家(実家)
古いお家には、もしかすると年数の経ったどんぐりの木が植えてあるかもしれません。
おじいちゃん、おばあちゃんに聞いてみると分かります。
どんぐりを拾うときの!注意!
ビニール袋は一枚だけではなく、何枚か持っていく。
特にいろんな見た目のどんぐりをたくさん拾う時には、
それぞれ、別々の袋にわけた方がいいかと思います。
あとで工作に使ったり、食べたりする時に、
種類を分けていた方が処理が楽だからです。
基本、落ちているものを拾いましょう。
枝についている状態のどんぐりは、
確かに綺麗なのですが
高いところにあって、取るのが大変なうえに、
まだ早過ぎるものもあります。
掃除される前に取れるかですが、
午前中の7時8時あたりか早朝です。
または、寺、神社は掃除が早いので、
夕方をねらってみます。
リースづくりに使いたい場合は適したどんぐりを。
クヌギ・コナラ→不向き
乾燥すると割れてしまうからです。
リースには、マテバシイがおすすめです。
殻が頑丈で、虫食いに遭う事がすくないからです。
実が大きいのも、ポイントです。
植えていたとしても数本しかないおそれがあります。
どんぐりは毎年同じ量ができるとは限りません。
その年の気候のよしあし、水不足、
栄養状況、木の個体差で、
たくさん実ったり、できなかったりします。
特に、コナラは差が大きく、実りの量が安定しません。
どんぐりがたくさん拾えるコツ
前日に風がびゅーびゅー吹いていたらチャンスです。
風でどんぐりがポトポト落ちていて、
次の日、たくさん拾える可能性があります。
前日に、風が吹いていたら
次の日にどんぐり拾いにいってみましょう。
また、台風の過ぎた次の日もおすすめです。
山、森が確実です。
近くのせまい公園では、どんぐりの木を植えていない場合があります。
これって古いどんぐり?
昨年に落ちたどんぐりでしたら、古いです。
ミズナラのように、元々黒い見た目をしたどんぐりもあります。
湿気、虫が中にいてできた傷で、黒くなる事もあります。
虫が中にいるかもしれませんので、
拾わない方がいいでしょう。
古いのかどうか、よくわからない場合は
ひとまず家に持って帰って
水を入れたボウルなどに入れてみましょう。
- 沈んだらOK
- 浮いてきたら古い
と判断できます。
どんぐりって形が全然違うけどなんで?
どんぐりの実る木は、1種類だけではないです。
いろいろな木にできます。
日本には、最低でも21種類あります。
木の種類によって形も様々です。
おおきくわけると、
- ブナの木
- シイの木
- カシの木
- ナラの木
にどんぐりができます。
種類・どんぐりの特徴
クヌギ
ころころ丸くて、ずんぐりした見た目。
帽子の毛はチリチリになっている。
コナラ
ほそながい。縦に黒い筋が入っている。
帽子が小さい。うろこのような模様。
帽子だけ1つおちている。
底がふくらんでいる。
マテバシイ
※帽子が枝ごと落ちている。(シイの特徴)
複数の帽子がついている。
スダジイ、ツブラジイ
実が帽子にすっぽり隠れている。
帽子が、先がぎざぎざ、葉っぱみたいな形をしている。
帽子は、3つか4つにわかれている。
シイの仲間は、アクがひかえめで、たべやすいです。
シイの仲間はだいたい、食べるのに適しています。
生でもいけます。
アラカシ、シラカシ
帽子が横縞。
アラカシ→頭に段差がない、つるっとしている。
シラカシ→頭に段差(溝)がある。
またこちらも参考になります。
葉っぱ、樹木の違いもわかります。
何のどんぐりか知りたい!
図書館で、どんぐり図鑑を借りてみましょう。
拾ってきたどんぐりと見比べてみます。
拾ってくる時は、
どんぐりといっしょに、
帽子と葉っぱも取っておくと
いいかもしれません。
情報が多い方が、見分けがつきやすいです。
東京でどんぐりが拾える場所
東京23区の、公園の情報、最新の開催中イベントがわかります。
・公園へ行こう!
埼玉でどんぐりが拾える場所
「日本の都市公園100選」に選ばれた家族向けのお出かけスポットです。
・埼玉県川口市グリーンセンター
※入園料が必要です。(一般は310円)2021年10月20日時点。
どんぐりの葉っぱは何色?
どんぐりの木は、秋でも葉っぱは緑です。
どんぐりのおいしい食べ方
ここを読めば、どんぐりを楽しい気分でいただく事ができます!
ぜひご覧下さい。
要約
どんぐりは、9月後半から落ちます。
いろんなどんぐりを拾いたい場合は
10月前後~11月頃がおすすめです。
どんぐりは、ちかくの公園・学校など、
身近な場所や、おでかけ場所に落ちています。
どんぐりを拾う時は
場所によって決められた
ルールがありますので、
確認をした方がいいでしょう。
こどもといっしょに拾うことで、
自然学習につながります。
図書館で、どんぐり図鑑を借りてきても
いいかもしれません。
ほっそりしたどんぐり。
丸いころころしたどんぐり。
拾ってきたどんぐりを眺めながら、
これはこのどんぐりかな?
と見比べながら楽しめます。
どんぐりを使ったイベントを
色んなところでやっていますので
参加してみるのもおすすめです。
色んな大きさのどんぐりを
見て触った経験は、
いつまでも思い出に残ることでしょう。