シチューの下ごしらえはどこまでが正解?失敗しない方法!

「シチューの下ごしらえはどこまでやればいい?ここまでかな?と考えてはいるけれど、合っているかわからない・・・」

毎日時間のない中、作り置きできて何日間はもってくれるシチューは、忙しいママさんの味方ですね。

ところが、暑くなってくるこれからの季節、シチューを作るときは具材(特にジャガイモ)が傷まないかが気になるところですよね。

食中毒も心配です。

シチューの下ごしらえはどこまでやるのが正解なのでしょうか?

考えられるのは、4つです。

1●具材を切るところまで。
2●炒めるところまで。
3●煮てルーを入れる直前まで。
4●ルーを入れるところまで。

どこまで下ごしらえをするかは、各ご家庭で考え方によって違ってくるものです。

そこで今回は、10人の方に自分のお家ではどこまでしているか、お聞きしました。

あなたの参考になればうれしいです。

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シチューの下ごしらえはどこまで?

今回お聞きした中では「具材を切るところまで」が1番多かったです。

下ごしらえ 人数
具材を切るところまで 8
レンジで加熱するところまで 1
ルーを入れるところまで 1
合計 10

具材を切るところまで

1
じゃがいもは冷凍保存すると、シャリシャリして食感が無くなり美味しいと感じられなくなるので基本的に冷凍は避けます。私は前日までの下ごしらえに要点をおくならば皮を剥いて水に10分くらいさらしておき、キッチンペーパーで水気を取ってから、ジップロック等の保存袋に入れて冷蔵保存をします。

人参も同様に皮を剥き、水にはさらさず保存袋に入れて冷蔵保存します。

ここまでしておくとあっという間にシチューが出来ます。

2
当日はなるべく手短に調理をしたいので、ジャガイモは皮をむき、食べやすいサイズに切り、水を張ったボウルやタッパーに入れて冷蔵庫に保存しています。

また、水の張った別のボウルにもタマネギも切ってさらしておきます。
一緒に煮込むニンジンも一口サイズに切り、ボウルやお皿に入れ冷蔵庫で保存します。

鶏肉は皮を剥いて隠し包丁をし、味が染み込みやすくしています。

3
どうしても前日に少しでもしたいという場合には、ジャガイモの皮を剥き水でさらしてあく抜きをしている状態で保管ですね。

また、シチュー完成後は夏は腐りやすいので食べ終えて余ったのは冷蔵庫で保管します。

しばらく食べないのであれば冷凍庫で保管してもよいと思います。カレーも同様です。

火を通せば大丈夫かな?と翌朝食べようとしましたが、酸味があり腐っていたことがあります。

基本的にシチューの下ごしらえは当日に行います。 材料をぶつ切りに切るだけなので特別手間ではないですし、前日に切ってしまうと表面が乾いてしまうからです。水にさらしてしまうと「栄養素」が抜けてしまう気がします。ですから、我が家では基本的に全て当日下ごしらえをして、当日煮炊きします。

4
暖かい季節になると、食中毒の危険があるので、前日に下ごしらえをする必要があるときは、野菜を切るところまでにします。

鍋で加熱するところまでしてしまうと、鍋ごと冷蔵庫に入れる必要があり、かなりの場所を占領され困ります。

ジャガイモの下ごしらえは、皮をむいて水に少しつけてから、水分を切っておきます。そのままタッパーなどに入れて保存します。

5
暖かい時にシュチューを完成させてしまうと、菌が増殖し食中毒の原因となります。テレビなどでもそうお話ししているので、我が家では野菜の下ごしらえをするのみです。
具体的には皮をむいて冷蔵庫に入れておきます。

ジャガイモは前日の夜に他の野菜と同じように皮をむき、一口大に切ります。その後はタッパーにジャガイモを入れ水を加えて、冷蔵庫で保管しています。

翌日下ごしらえした野菜と肉を煮込み完成です。

6
人参や玉ねぎ、それぞれ適宜な大きさに切ります。時々、ブロッコリーも入れるので、その場合は茹でておきます。

鶏肉は、鶏皮をとって一口大に切っておきます。

暖かい日なので、食中毒を考え、炒める寸前までの下ごしらえで終えておきます。

ジャガイモは、前日に切ってしまうと、黒くなってしまうので、直前に切ります。その際には、切ったら水にさらしておきます。 ジャガイモの保存方法は、基本的に冷蔵庫には入れません。

7
我が家では野菜の下処理までです。 具体的には切って水にさらすまで。

硬いものは別に水にさらしておいて風味を残すためにルウを入れる前に煮込むので下ごしらえの時は水にさらすまでです。

ジャガイモに関しては水にさらし余分なでんぷんを取り冷蔵庫へ。 時間と余裕がある場合はお好きなサイズにカットしてさらし、ゆでる。ゆでたものは冷凍保存して1週間くらい保存。使いたいときにさっと使えて便利です。

8
お肉(鶏肉)を一口大に切って、塩コショウをまぶしておいたものを冷凍して常備しております。それを使用するため、前日にすることではありませんが、前日までに終わっている下ごしらえです。

基本的に前日から漬け込んでおかなくてはならない食材以外は前日に下ごしらえをすることはありません。

じゃがいもは切ったあと、水につけてあく抜きをします。保存は冷蔵庫に入れています。

レンジで加熱するところまで

わが家では、野菜を切って、レンジで蒸して柔らかくするところまで前日にやります。

根菜類は特に、火が通るまでに時間がかかるので、前日に済ませておきます。

野菜の種類によって火の通り具合が違うので、人参だけ、玉ねぎだけ、と種類ごとに分けて加熱します。

じゃがいもも、特に水にさらさず同様です。 レンジで加熱しておくと鍋で煮るより煮くずれにくいです。

火が通ったらラップに包んだまま皿にのせ、翌日までなら冷蔵庫で保存します。

肉は、鮮度が心配なので当日に切ります。 当日どうしても時間がなければ、冷凍で常備しているウインナーや鮭を肉の代わりに入れます。 わが家の場合、凍ったまま包丁で切って骨をざっくり除いて入れます。

当日は、肉を炒めてから少なめの水で茹でると火が通りやすいです。 沸騰したら水や牛乳を足していき、冷たいままの野菜、ルー、じゃがいもの順で入れて完成です。

ルーを入れるところまで

シチューを作る前に1番最初にすることは、玉ねぎをしっかり炒めることです。 薄くスライスした玉ねぎをあめ色になるまで炒めて、次にお肉を炒めます。 しっかり焦げ目がついたら、人参とマッシュルームも入れます。

冬だったらここで、小麦粉を入れて自作のルゥを作るのですが、暑い季節はちょっと心配… なので、市販のルゥを使います。 ルゥが溶けたら、お鍋を冷ましてそのまま冷蔵庫に保存!

ジャガイモは傷みやすいので、食べる日に直前にレンジでチンして追加で入れて10分くらい煮込めば、十分美味しくいただけます!

ジャガイモの下ごしらえは?

集計しました。

●ジャガイモはいつ下ごしらえする?(前日・当日)

前日→6人
当日→4人

前日に下ごしらえしない(当日する)人の理由
●ジャガイモが黒くなってしまうから。
●傷みやすいから、直前にレンジでチンして10分くらい煮る。

●ジャガイモを水でさらす?

さらす→8人
さらさない→2人(レンジで温めている)

※さらす時間の例
●10分
●一晩(水を入れたタッパーに浸けて冷蔵庫へ)

●どんな保存方法?

冷蔵庫→8人 
冷凍庫→0人
当日下ごしらえするので保存しない→2人

状況で使い分ける傾向にありました。

●すぐ食べる→冷蔵庫
●しばらく食べない・長くもたせたいとき→冷凍庫

例 ゆでてから冷凍保存して1週間くらい保存する。

冷凍は、まずくなるからしないという方がいらっしゃいました。

要約

「シチューの下ごしらえはどこまでやるのが失敗しない?」

具材を切るところまで」がおすすめです(暑くなってくる季節の場合)。

今回お聞きした話では、一番多かったのが具材を切るところまででした。

●ジャガイモの下ごしらえ方法で多かったのが、以下です。

●いつ下ごしらえする?

前日

●ジャガイモを水でさらす?

さらす


(10分)
(一晩)※水を入れたタッパーに浸けて冷蔵庫へ入れるため。

●どんな保存方法?

冷蔵庫

?具材を切るところまででやめる理由とは?

「食中毒を心配して」が最も多かった回答でした。

煮るまでやると、鍋ごと冷蔵庫に保存するときに場所をとられるからやらないとの答えもありました。


シチューは何日間はもつとはいえ、作るのにやることがいろいろありますので、前日に下ごしらえをして時短しようと考えるママさんは多いです。

野菜を炒める工程を省いて加熱はレンジで代用したり、ジャガイモも切っておいてジップロックやタッパーなどに入れて冷蔵庫に保存したりと、いろいろな工夫をしていらっしゃいます。

具材の表面が乾くのを避けたい理由で下ごしらえは基本、当日に行う方もいらっしゃいました。


シチューの下ごしらえに正解はありません。ご家庭により、やり方が違います。

時短にこだわるか、味にこだわるか。

他の料理に使うことも考えるか、安全をとるか。

あなたの考えに合った方法を選んでください。