マテバシイ(どんぐり)の正しい食べ方とは??

「こどもがマテバシイ(どんぐり)を公園で拾ってきた。
せっかくだから食べてみよっか!
でも、食べ方がわからない・・・・。
一体、どうやったら食べれるの?」

人向けです。

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下処理●綺麗なマテバシイのえらびかた

どんぐりを水に浸して洗うシーン→1:50~。

3:23から調理です。

とってきたマテバシイどんぐりを、水に浸します。
沈んだものだけ、選びましょう。
浮いてきたものは取り除きます。

浮いてくるのは、
・中身がつまっていない
・虫食い
・古い
・カビている

からです。

しっかり中身の詰まった、新鮮で、虫食いのない綺麗なものを使います。

さらに選別します。

これはちょっと黒いかな、臭いがおかしいかも、 と思ったどんぐりは取り除きます。

アク抜きは?

マテバシイは、クヌギ、コナラのような
しぶみの元となるアクがとりわけ少なく、
食べるのが楽です。

生食でもおいしいので
アク抜きする必要がありません。

とはいっても、
作ったマテバシイ料理を誰かに振る舞う場合は
やっぱり「おいしい!」と喜ばれたいですよね。

また、数粒程度ではなく、
大量にマテバシイをとってきた場合も、
アク抜きが必要になってきます。

アク抜きは
クッキーのところで解説しています。

※マテバシイは大丈夫ですが、
クヌギ、コナラなどは、アク抜きをしないと食べれないです。

レシピ

殻を割って中身をとりだす

【定番】炒ってそのままパクリ

3:23から調理です。

殻をとる作業ーフライパン

1綺麗などんぐりをフライパンで数分炒ります。
熱を加えることで殻が割れます。

ポイント!
フライパンで炒る時は、
パンパンはじけてどこか行ってしまわないように
何かで蓋をしながら行います。

2殻を剥ぎ、実だけにします。

▲注意▲

炒ったら温かいうちに、すぐに食べることをおすすめします。
冷えたら固まって、味が落ちます。

マテバシイは、生食でもピーナッツよりあっさりした味で
普通に甘くておいしいです。

※熟し具合で、味がちがいます。

栗みたいな味、
味がない(まだ新しいなら)、
からりと揚げると、芋けんぴに近い味、

ばらつきがあります。

電子レンジで時短!

3:25から。電子レンジをつかうシーンです。

封筒に入れて電子レンジで熱を加えても、
殻を破裂させることができます。

「炒るのがめんどくさいなあ・・・」と思った人は。

時間はかからないのだけど、
なんとなくめんどくさい場合は、
大きめの封筒といった丈夫な紙袋に
入れて電子レンジで温めます。

電子レンジの前でじっと様子をうかがいながら
ポンポン破裂したら完了です。
目安は30秒ほどぐらいです。
たりなかったら時間を30秒ずつたしてください。

▲注意▲
加熱後、もう大丈夫と油断しない。
時間差でいきなり爆発するものもあります。
様子見しながら、慎重に取り出してください。

▲注意▲
電子レンジで温めたマテバシイは熱を持っていますので、
特にこどもが取り出そうとする時は
やけどに注意します。

オーブントースターで焼く

材料
とってきたマテバシイどんぐり

1フライパンをつかわない方法で殻をとります。

マテバシイをビニール袋に入れます。

ビニール袋の上からタオルを敷きます。

トンカチで軽くたたきます。

2オーブントースターで15分加熱します。

柔らかいのがいい場合は、焼く時間を短くします。
10分から様子をみてください。

3完成です!

炊きこみごはん

材料 (4人前)
米2合
マテバシイどんぐり20粒
麺つゆ 大さじ1(約12g)
オリーブオイル 大さじ1(約12g)

1 綺麗なマテバシイを選びます。

ボールに入れたマテバシイを洗います。
水を多めにして、沈んだものだけを使います。

浮いてくるのは、
・中身がつまっていない、
・虫食い
・古い
・カビている

からです。

日にあてて乾燥させると、皮が割れて、むくのが楽になります。

2フライパンでマテバシイをカラ煎りします。

はじけたらOKです。
はじけてどこかへいってしまうのを防ぐために
なにかで蓋をすることをおすすめします。

または封筒に入れて電子レンジであたためる方法があります。
→<a href=”#toc6″>電子レンジで時短!</a>

▲注意▲
アツアツなのでしばらく置いて、冷ましてから殻を剥きましょう。

3マテバシイどんぐりの実を取り出します。
ペンチやプライヤーを使ってマテバシイの殻を剥いていきます。
(ここが少し面倒です。)

4炊飯ジャーに米を2合入れて、線に合わせて水を入れます。

5さらに、めんつゆ、オリーブオイル、マテバシイを加えます。

6炊きます。
いい匂いがしてきます。

粉末状にする

クッキー

こどもと一緒に、クッキーを焼くのはいかがですか?
マテバシイのレシピは、炒って食べるほかにも、クッキーが定番です。
こどもたちが大はしゃぎしますよ!

クッキーの概要
マテバシイの中身をとりだして粉末にし、他の材料と混ぜて焼く。

材料
~~~~~~~~~~~~~~~
●マテバシイ(下処理済み)100g
● 無塩バター50g
(バター代用:オリーブオイルかサラダ油20~30ml。
いれすぎるとべとべとになりますので様子をみながら。
味も、バターとくらべて損なわれる点に注意します)
● 砂糖50g
● 卵白1個分
● 牛乳25cc
● 薄力粉50g
● ベーキングパウダー 小さじ1/2
~~~~~~~~~~~~~~~~~

タイプはアイスボックスクッキーです。
バター多めの柔らかい生地、
型ハメする作業をしないでいいです。
初心者さん向け。

ここで疑問!
「なんで卵黄はつかわないの?」
マテバシイの味を出したいからです。

ここで疑問!
「粉末にしなくちゃだめなの?」

刻むだけですと、まだ粒が大きいです。
とっても硬くなり、
おいしく食べられません。

どんぐりは、時間経過、熱を加えると堅くなります。

クッキーとして楽しみたい場合は
粉末にすることをおすすめします。

手順はこちらになります。

  1. 下処理
  2. ふやかす
  3. アク抜き
  4. ミキサーで、粉々にする
  5. 材料を、順番にミキサーで混ぜる
  6. 冷凍庫で休ませる
  7. 寝かせたクッキー生地を切る
  8. オーブンで焼く

以下に、くわしく説明していきます。

1下処理

綺麗なマテバシイを使います。
水につけて、沈んだものだけを選びます。

2ふやかす。

皮をむきやすくする
熱湯に30分くらい浸したら、皮をむきます。
ただ、殻剥きがちょっと面倒で大変です。

▲注意▲
ゆで立てのマテバシイは熱いので、
すこし冷ましてから皮をとって下さい。

皮を取るときはペンチやプライヤーをつかいます。
クルミ割りペンチが特におすすめです。
縦に切れ目をいれると綺麗な実が取り出せます。

皮を剥きやすくする方法は、ほかにも
30分茹でて、水を換えてもう30分茹でたドングリを
一晩、水に浸けておく、があります。

3アク抜き

まず、4等分します。
(なるべく効率良くアクを抜くためです。)

つぎに、沸騰したお湯にどんぐりを入れます。

10分煮詰めたらいったん茹で汁を流して
また、水を入れ換えてを
3~5回繰り返します。

アク抜きに1週間以上、水に浸けておく方法もあります。

※マテバシイはフライパンで炒っても生のままでも
おいしく食べられます。
そんなに雑味は気にしない人は、
アク抜きを省略してもいいかもしれません。

4ミキサーで、粉々にする。

(すりばちで自力でやる方法もありますが、結構大変です。)

5材料を、順番にミキサーで混ぜる。

・1・マテバシイ
(ゆでたものにすぐに使った場合は、ペースト化します)

・2・バターと粉砂糖。(白くなるまで)

ポイント!
バターがすぐ混ざるようにあらかじめ温めておきます。
温める手段の例:電子レンジ、湯せん

オリーブオイル、サラダ油を入れる場合、
入れ過ぎるとべとべとになりますので、
ちょっとずつたして様子見しながら
追加するのをおすすめします。

ここで疑問!
オリーブオイルだとまずいクッキーになるんじゃ?
はい。たしかにバター風味と比べると味は落ちます。

使うとするなら心もち少ない量が良いです。
適量だとオリーブオイルですとサクサクになります。

オイルは味がどうしても強調されます。
もともと、お菓子作りに不向きです。

サラダ油でも開封したてではなく、
時間が経ったものですと
酸化で味が変になります。

・3・卵白、牛乳を入れます。

・4・薄力粉、ベーキングパウダー、マテバシイのペースト
※だまを防ぐため、薄力粉は2回に分けて入れます。

クッキーの生地が完成しました。

6冷凍庫で1〜2時間、休ませます。

ラップに、クッキーの生地をのせて、
棒状(筒のような形)にして、
あとは切って焼くだけの状態にしておきます。

クッキングペーパーとラップで包めば、なおよいです。

ここで疑問!
「何日くらい保存できる?」
1~2週間くらいです。

「ラップだけじゃだめなの?」

ラップだけでも特に問題ありません。
しかし、
ラップは冷凍すると、破れやすいです。
クッキングシートを巻いたほうが、
くっつかないので、とりだすときに便利です。

7寝かせたクッキー生地を切ります。
包丁で薄く切ります。
分厚いと固くなって食べるのに苦労します。
早く火が通るように薄くします。

ポイント
※焼きむら防止に、切る時は均等に行います。

8天板にのせ、180℃に余熱したオーブンで15~20分焼きます。

9できあがり。

参考にさせていただいた動画です。

クッキーをもっとおいしくするために!

取ってきたどんぐりを1週間、
チルド室(引き出しになっている部分)でねかせます。

1週間ねかすと甘くなります。
自然発酵で、でんぷん質が糖に変わるからです。

ミールで挽く

コーヒー

コーヒーの概要

マテバシイ粉を炒ったあと、
コーヒーミルで挽いて、
パックに入れて煮出します。

味は麦茶に近いです。

参考情報(YouTube動画)
【自然を食べよう!】秋のどんぐりづくし(β試験版)編 4/4
12:30~コーヒーです。

1下処理

選別して、炒って殻をとりのぞき、
実をとりだします。

2薄皮ごとミキサーで粉に変えます。

粗いザルで選別します。
まだ粉になっていない粒がみつかれば、
ふたたびミキサーにかけます。

3焙煎
フライパンに粉を入れ、
しゃもじでゆっくり混ぜながら火を通します。

すると、だんだん固まってきます。
ほぐしつつ、さらに熱を加えます。
徐々に茶色っぽくなってきます。

約20~30分で香ばしくなってきたら、
火を止めて熱冷ましをします。

4コーヒーミルでガリガリ砕きます。
ゆっくりまわしていきます。
コーヒーミルは、必ずしもつかう必要はないのですが、
つかったほうが、より味わいが増します。

5パックにマテバシイコーヒーを入れます。
水から入れて煮だします。
砂糖にミルクを入れても合います。
ココアのような味です。

保管方法!

しっかり密閉できる瓶でしたら100均でも大丈夫です。
涼しい場所に保管すれば、1年持ちます。

こどもが生でたべちゃった!どうしよう!?

こども「ぱくっ」親「!?」

「料理しようと思って
テーブルや流しに生のマテバシイを置いていたら
子供が食べてしまった!


たしか、どんぐりには毒があるんじゃなかったっけ??
なにか起きたらどうしよう!」

答え:大丈夫です。
マテバシイは生でも食べられますし、
食べてもなんの害もありません。
昔はこどもたちのおやつになっていました。

毒といっても、よく渋みのもとと言われているタンニンのことです。

命に直接かかわる心配はありません。

1つや2つぐらいでしたら、お腹を壊すこともないです。
ふつうに消化されるだけですので、安心してください。

食べ過ぎますとタンニンにやられて下痢や便秘になるかもしれません。

例えば、タンニンのきついコナラ、クヌギ、ウバメガシなどは
ものすごく苦いです。

まとめ

マテバシイの食べ方をおさらいします!

下処理は、

中から食べられる綺麗なものを選んで、
殻を取り除いて
中身を取りだす

でした。

調理方法は、3つ

1ころっとした実をそのまま使う
(炒って食べる、焼く、ごはんと炊く)

2粉末にしてまぜる(クッキー)

3ミルで挽いて煮出す(コーヒー)

調理で面倒なところは、炒る、粉にするですが、

炒る→電子レンジ
粉にする→ミキサー

で時短できます。

どんぐりといえば、炒る、もしくは
食べられるものだとは、思っていなかったかもしれません。

しかし、実は、どんぐりは食べられます。

特にマテバシイは、アクがとても少なくて
食べるのにぴったりなどんぐりです。

そして、炒るだけではなく、
食べ方にはいろいろあります。

マテバシイのような自然食材には
ふだんお目にかかる機会がないと思います。

ですから、こどもと一緒に料理しますと
いつまでもなつかしさ残るいい思い出になります。

おままごとをしているみたいで、こどもが大喜びしますよ!

あなたも、童心に帰れたかもしれません。

今度、またマテバシイを入手する機会がありましたら、
前とは別の料理に挑戦してみますと
思い出がまた増えますね。