エントランスとロビーの違いとは?徹底比較!

「エントランスとロビーの違いって何?よくわからない!」

どちらもよく聞きますがハッキリとした違いが分かりませんよね。

こちらでは、エントランスとロビーの違いが分かります。

もっと理解が進むので、他のまぎらわしい物の違いも比較しています。

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エントランスとロビーの違い

エントランス

エントランスは玄関(出入り口)のことですが、門だけではなく入ってからすぐ見える広間(エントランスホール)のことも指します。

●ロビー

ホテルのロビー

ロビーは入ってすぐ、受付近くに見える休憩場所で、部屋の一角に椅子と机が並べてある場所です。

また、休憩場所だけでなく、出入り口の通路や広間もロビーに含まれます。

●エントランスホールとロビーは同じ範囲?違いは?

同じです。

玄関とエントランスの違い

玄関

意味はいっしょです。どちらも建物の出入り口(と入ってからすぐの空間)のことです。

傾向として、建物の大きさが違いますと、呼び方が変わります。

玄関→一般の建物(戸建、中小企業など)。

エントランス→大きな建物(マンション・ホテル・大企業・大病院など)。

建物が大きい小さいは、入る人数の多さが基準です。

おしゃれな感じ、高級感を出したいときにエントランスの言葉が使われることがあります。

ラウンジとエントランスの違い

●ラウンジ

海の見えるラウンジ

ラウンジは、座ってくつろげる休憩場所のことです。

窓に向けて椅子と机が一列に並べてある空間もラウンジといいます。

ラウンジのある施設例
● ホテル
空港
図書館
葬儀屋

空港ラウンジ 成田

●エントランス

エントランスは玄関(出入り口)のことですが、門だけではなく入ってからすぐ見える広間(エントランスホール)のことも指します。

よって、エントランスホールの中にラウンジが入っている形です。

ラウンジとロビーの違い

どちらもほぼ同じ(椅子と机の置いてある休憩場所)と受け取って問題ありません。

正しくは、ロビー(出入り口近くにある休憩場所全体)の中にラウンジ(休憩所)が含まれます。

しかし、一般的にロビーとラウンジを同じ意味で使ったり、ロビー(休憩場所)のそばにある飲食できる休憩場所をラウンジといったりします。

ロビー
空港ラウンジ(食事)

(傾向:家具)
ロビー→応接室で使うソファとテーブル。
ラウンジ→レストラン、バーのような椅子やテーブル。

(傾向:人数)
ロビー→誰かとおしゃべりして時間が来るまで過ごす。
ラウンジ→一人で飲食やパソコンをするなど、何かほかのことをしながら時間が来るまで待つ。

フロントとエントランスの違い

●フロント

ホテルのフロント

フロントは、受付する場所のことです。

会社のフロント

●エントランス

エントランスは玄関(出入り口)のことですが、門だけではなく入ってからすぐ見える広間(エントランスホール)のことも指します。

ですから、エントランスホールの中にフロントが入っている形です。

ポーチとエントランスの違い

●ポーチ

玄関ポーチ

ポーチは、玄関についている小さな屋根(ひさし)の下の範囲のことです。

ポーチの目的→雨に濡れないためです。

●エントランス

エントランスは玄関(出入り口)のことですが、門だけではなく入ってからすぐ見える広間(エントランスホール)のことも指します。

アプローチとエントランスの違い

●アプローチ

アプローチ

アプローチというと、通常、ある目的を果たすため、人に積極的にかかわることをいいます。

今回の場合、建物まで続く通路のことです。石畳やレンガ、砂利でできていて目立つので、たどっていけば迷わないで目的地へ近づくこと(到着)ができます。

これもアプローチです。

●エントランス

エントランスは玄関(出入り口)のことですが、門だけではなく入ってからすぐ見える広間(エントランスホール)のことも指します。

風除室とエントランスの違い

●風除室

風除室

風除室(ふうじょしつ)は、玄関に入る前に設置された一面ガラス張りになっている部屋のことです。

室内の温度差が激しくなるのを防ぐためにあります。

中に風が入りすぎるのを防いだり、冷暖房の効果を保ったりすることができます。

入る順序は、エントランス→風除室→エントランスホールとなります。

●エントランス

エントランスは玄関(出入り口)のことですが、門だけではなく入ってからすぐ見える広間(エントランスホール)のことも指します。

ロビーとホワイエの違い

●ロビー

ホテルのロビー

ロビー→座ってくつろぐ部屋・または出入り口近くの空間。

病院のロビー

●ホワイエ

ホワイエ

ホワイエ→出入り口から観客席まで延びる広い通路のある空間。

ホワイエはあまり聞かない言葉ですね。

ホワイエは、ロビーのフランス語で、主に劇場、コンサートホールでよく使われます。

フランスのホテルでは、ロビーやラウンジのことをホワイエといいます。

目的(合間の休憩)はロビーもホワイエも同じです。

要約

違いがイメージしやすいように、仮にあなたが建物に入るとして、言葉を使っていきます。

アプローチ(通路)を歩いて目的の建物まで進みます。

建物が見えてきて、玄関・エントランスの前に立ちました。

ポーチ(ひさしの下)で、雨だった場合傘を閉じます。

↓建物の中に入ります

風除室に入ります

エントランスホール(ロビー)

フロントで受付を済ませます。

(フロント・ロビー・ラウンジのある部屋全体をエントランスホールという場合もあります)。

ロビー(ホワイエ)で待ちます。
横にはラウンジもありますから、飲食しながら時間が来るまでのんびり過ごすこともできます。

実際に言葉で使う場合は、ロビーのことをエントランスといったり逆もあります。

エントランス(正確にはエントランスホール)の範囲は広いです。

エントランス・ホールの中にある施設

● 風除室
● ラウンジ
● フロント
など

エントランスホールとロビーは本来は同じ意味で使います。

ロビーは正確にはエントランスホールと同じ範囲(廊下を含めた空間)です。

しかし、ラウンジと同じような意味(椅子と机のある休憩場所)として使われることが一般的です。

部屋の空間全体→エントランスホール(ロビー)
部屋の一角→ラウンジ、フロント

ロビーを、休憩場所と限定した場合、ロビー・ラウンジ・ホワイエはほぼ同じです。

3つの共通点は、目的(合間に休憩する)ですので、同じ言葉として使っても問題はありません。

正確には細かな違いがあります。

ロビー→出入り口を入ってすぐにある空間(待合室と廊下)
ラウンジ→飲食できる場所
ホワイエ→出入り口から観客席に延びる広々とした通路のある空間

エントランスと玄関は同じ

違うのは建物の大きさで、大きい→エントランス、一般的→玄関です。

明らかに違う
風除室→玄関に入る前にある一面ガラス張りの空間。
フロント→受付(エントランスの一部)。
ポーチ→ひさしの下部分。
アプローチ→通路(その通りに進めば目的の建物へ行ける、道案内の役割)。

エントランスホールを略してエントランスということが多いです。

エントランスホールとロビーは本来、意味は同じですが、近頃は出入り口の景観を重視しますので、室内のイメージがあるロビーよりエントランスを選ぶ基準とする(特にマンション)人が目立ちます。

エントランスという時は、玄関のことだけではなく、エントランスホール(室内)のことを指すことがよくありますので、余計ややこしくなっているのかもしれません。