●今回の記事が役立つ人
(〇こんな人におすすめ〇)
・90度のお湯の見た目や目安がどのくらいかわからない人。
・沸騰後、90度までさがるのに何分かかるか知りたい人。
「90度のお湯って見た目はどんな感じ?目安とかある?」
90度の見た目は、全体にわたってこまかな気泡が下から湧いている状態です。
目安は、気泡と音です。
気泡が全体から生じている、湧いた音が大きくなってくると90度に達した合図です。
とはいえ、文字で説明するより見た方が早いですので、実際に確認しました。
お湯(90度)の見た目と目安【動画】
【注意】音が大きいです。
90度になった瞬間のお湯の見た目は、全体にわたってこまかな気泡が下から湧いています。
上から見た図
90度超えすると表面に泡がポコポコ出てきます。
さらに置くとおおきな泡がボコボコ出てお湯があふれそうになったので火を止めました。
火にかけて、90度になるまでにかかった時間は12分51秒でした。
しかし、撮影しながら測っていましたのでストップが遅くなっています。
実際は12分30秒ぐらいです。
2019年10月21日 午前中 くもりで肌寒い 気温18度 750mlぐらい 火力(弱~中)
温度がハッキリと分かるために、棒温度計で測定しています。
ダンボールで囲っているのは反射防止です。
燃えるものを火の近くに置くのは本当はよくありません。
- 170度
ボコボコいいはじめる(音はまだ小さい)
- 280度
ボコボコいいはじめる(音が大きい)
- 390度
小さな泡がお湯全体に湧きだす。
(検証前の予想)
泡が出始めて、もうちょっと泡が大きくなったときが90度だと思っていましたが、実際は湧いてくる泡はまだ小さかったです。
90度超え~95度あたりから湧いた泡が大きくなってきました。
沸騰後、何分で90度まで下がる?【検証】
ついでに、火を止めた後、何分で90度まで下がるかもやってみました。
答え→4:58
2019年10月21日 午前中 くもりで肌寒い 気温18度 750mlぐらい
思ったよりけっこうかかります。
今回の条件では、だいたい5分経過ぐらいで90度までさがります。
※沸騰したお湯はポットにつぎ足しておいしくいただきました。
【検証】300cc水が沸騰後90度になるのに何分かかる?
300CCの水が沸騰した後、何分で90度まで下がるか検証しました。
- 検証日 2022年1月21日
- 気温 9度
- 時間 15時半ごろ
結果:1分45秒
カップ麺は90度のお湯でも食べられる?
食べられません。
まだ麺がかたい、スープがぬるい状態で、おいしくありません。
コンビニのお湯は、なぜ90度なのか?
通常、ポットでカップ麺を作るときは、98度にしますよね。
しかし、なぜかコンビニのポットのお湯は90度です。
コンビニのお湯は、なぜ90度なのか?理由2
1.電気代の節約のため。
2.ポットの自動設定温度が90度だから。
1.電気代の節約のため。
コンビニもいろいろ経費がかかりますので、 ずっと高温にしておけばその分電気代がかかります。
「コンビニなんだから熱いお湯ぐらい用意しておけばいいのに!」
では、あなたの場合を考えてみてください。
普段、電気代を気にしないで生活しているでしょうか。
ポットを使うときでも90度にしたままのことが多くありませんか。
家庭で気にしている電気代は、コンビニでも気にしています。
2.ポットの自動設定温度が90度だから。
例えば、98度まで上げていても、ポットによっては、しばらくすると 自動で90度まで下がります。
98度のままでは、故障しやすくなるからです。
ポットを長持ちさせるための設定です。
- 1コンビニに入った時にまずポットの温度を確認します。
- 290度だったら再沸騰ボタンを押します。
- 3再沸騰の間に買い物をすませます。
- 4レジで精算して98度になったお湯を使います。
電気ポットに90度がある理由は?
お茶、コーヒーを飲むときの最適温度が90度だからです。
ポットのお湯を使うときで一番多いのはカップ麺よりもお茶やコーヒーです。
また、インスタント味噌汁や冷凍うどんのスープづくりなど、今から鍋で水から沸騰させるのは面倒なとき、鍋のお湯だけではたりないときにも、ポットの90度を使います。
要約
●気泡→全体から湧いている
●音→大きく響く
●何分→12分30秒ぐらい
(ただし、火の強さ・水の量・季節によって時間は変わります)
(夏は早く冬は遅い)
今回検証したときはだいたい5分経過ぐらいでした。
(97度→90度)ですので、300秒÷7
ざっくりいえば、およそ43秒で1度下がる計算ですね。
ちなみに、棒温度計はAmazonで買いました。15cmぐらいのです。200円台で安かったのが決め手です。