電柱の間隔って最大50m?法律がある?

「電柱の間隔。どのくらいあるんだろうか。
基準が法律で決まっているのかなー?
色々気になる・・・・・」

電柱
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電柱の間隔は50m?

答え

街中は30~40m
設置場所によっては50m以上

なぜ、電柱の間隔が違う?

電柱が耐えられる負荷を考えて、 間隔が決まります。

負荷って?

  • 電線の重さ
  • 電線の太さ
  • トランス(Tr)
  • 風圧(強風、台風)
  • 振動
  • 開閉器
  • 地盤の強弱
  • 設置場所
  • 設置場所の段差
  • 道路事情(交差点など)
  • 責任分界点
    (責任分界点とは、電力会社とお客さまの責任がある境界。
    ここからここまでが電力会社の設備で そこからはお客さまの設備ですよという決まりごと。)



電柱や電柱間につける装備、 周りの環境が間隔に影響します。

基本は間にあるケーブルのたわみに 耐えられる位置に、 多少の余裕を持たせた状態で、 電柱を建てます。

電柱の間隔が長過ぎますと 電線が重くなり、 垂れ下がり、 電柱に負荷が大きくかかって 危ないです。 (倒壊・折れる恐れ)

風圧にも耐えられなくなります、 特に台風が恐いです。

街中は電柱の間隔が短い傾向です。

街中は、各施設・住宅など、 電気を送る箇所が増えますし、 倒壊に対する 安全対策も取っておかなければ いけない事情で、 複数種類の電柱を使い分ける 必要が出てきます。

ですので、間隔が短くなっています。

周りが山に囲まれているような 田舎でしたら、電気を送る箇所が 街中に比べましたら 限定されますので、 間隔は開きます。

電柱の間隔で最大は?

答え

300m(沖縄)です。
※約款から抜粋。

基本はだいたい
30m、40m~50m前後
の間隔で設置されている事が
多い
です。

北海道ですと最大で 60mになる事があります。

沖縄は

鉄 塔 150m~300m
その他 30m~150m

となっています。

電柱の間隔って法律がある?

法律といいますか、 具体的な電柱の間隔は 電力会社の約款で 定められています。

各電力会社でちがう?

→違います。

全国の電力会社の約款を調べました。

会社名 市街地 その他
北海道電力 20~40 40~60
東北電力 45 55
東京電力 30 40
北陸電力 40~50
中部電力 30~40 40~50
関西電力 30~40 40~50
中国電力 40 50
四国電力 40 50
九州電力 40 50

沖縄電力
標準径間 (メートル )

鉄 塔 150 以上 300 以下
そ の 他 30 以上 150 以下

↓↓↓参考情報↓↓↓

北海道電力ー電気供給約款
径 間(P145)

市街地 20m~40m
その他 40m~60m


東京電力ー電気供給約款
径 間(122P)

市街地 30m
その他 40m


東北電力ー託送供給約款
標 準 径 間(66P)

市 街 地 45m
そ の 他 55m

北陸電力ー電気供給約款
標準径間(162P)

高圧または低圧の架空電線路の標準径間は, 40メートルから50メートルといたします。


中部電力ー基本契約要綱(低圧)
径間(84P)

市街地 30m~40m
その他 40m~50m

※施設場所の状況により建造物、地形等の関係からこの値以外とする事があります。


関西電力ー電気供給約款
標準径間(115P)

市 街 地 30~40m
そ の 他 40~50m


中国電力ー電気供給約款
標準径間(170P)

市街地 40m
その他 50m


四国電力ー電気供給約款
標準径間(106P)

市街地 40メートル
その他 50メートル

九州電力ー電気供給約款

標準径間(131P)

市 街 地 40m
そ の 他 50m

沖縄電力ー最終保障供給に係る約款届出書
標 準 径 間(73 P)

標準径間 (メートル )
鉄 塔 150 以上 300 以下
そ の 他 30 以上 150 以下

電柱の間隔。北海道では?

答え

市街地 20m~40m
その他 40m~60m

北海道電力ー電気供給約款

P145の径 間に載っています。

各種約款・要綱 – 北海道電力

当時、問い合わせに対応して頂いた 北海道電力の担当者様へ

その節は大変丁寧な御対応を 誠にありがとうございました。

迅速な対応をして頂き、恐縮です。

要約

電柱の間隔は、一般的に

街中は30~40m
設置場所によっては50m以上

です。

電柱の間隔は、各電力会社によって違います。

具体的な数字は、 電気供給約款の径間のところを 見ていただけますと 確認できます。

ですので、絶対30mであるとか 50mであるとか、ではないです。

電柱を建てる場所の事情、 安全対策の面を考えたうえで、 間隔が調整されています。