三角巾とバンダナ!違いは?

「三角巾とバンダナの違いって?」

用途が違います!

三角巾→実用重視。清潔重視。仕事用。
バンダナ→オシャレ重視。プライベート用。

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三角巾とは?

三角巾とは、直角二等辺三角形
(正方形をふたつ折りした形)
をした布です。

用途により大きさが違います。

三角巾は、3つの目的で使われます。

1包帯(応急処置)
2調理
3清掃

1包帯(応急処置)

一時的に患部を固定して、
症状の進行を抑える
目的で使われます。

具体的には骨折した腕をつる、
出血を止める、などです。

2調理

調理中、髪の毛が食材に落ちるのを
防ぐために三角巾が使われます。

頭を覆って衛生管理に気を配ります。

3清掃

調理の時と同じく、
髪の毛が床に落ちないように
するために使われます。

(せっかく掃除したのに
自分の髪の毛が落ちて汚れたら
意味がないです)。

三角巾が白いのは、
汚れがすぐわかるようにするためです。

最近は、より簡単に装着できるように、
最初からゴムつきの物、
左右の端にヒモのついた物、
かぶるだけでいい三角巾が販売されています。

また特に調理用はオシャレ重視になってきていて、
無地もありますが、
かわいいデザイン
(ドット、ストライプ、ギンガム、花柄など)
の三角巾も出ています。

バンダナとは?

バンダナとは、染めものを使った布です。

頭に巻いて使いますが、
三角巾と違うのは、
医療用としては使われない事、
デザインが豊富な事、
また、頭に使う時もアレンジが利く事です。

頭を全て隠したり、
二つ折りにしたり、
鉢巻きにしたり。
首に巻いて使う場合もあります。

位置づけは、
仕事用に真面目にというよりは、
普段使いのファッションアイテムです。

バンダナの大きさは、
縦横50cm前後が定番です。
大判になりますと
66~70cmぐらいになります。

頭のサイズが50cm以上ある、
だからこのバンダナは使えない。

と思いがちですが、
つける時は縦横の大きさではなくて、
対角線の長さが基準です。

頭につける時は、
三角に折るからです。

頭にフィットするように、
ヒモでむすぶバンダナキャップもあります。
手軽にかぶれます。

要約

三角巾とバンダナ。

違いは、まず用途目的です。

三角巾→仕事(調理・清掃)・医療。清潔に。
バンダナ→プライベート用。おしゃれに、鮮やかに。

他には、形状です。

三角巾→三角形
バンダナ→正方形

最近は、三角巾→バンダナへ

特に飲食店では最近、
三角巾ではなくバンダナを使う
店員さんが多いです。

もちろん髪の毛が落ちると
いけませんので、
頭すべてを覆っています。

和食店なら和の柄など、
お店の雰囲気に合わせた物を
店員さんは使っています。

また、首に巻いて使う場合もあります。
おしゃれに見せるだけでなく、
勤務中、せわしなく動いて
どうしてもかいてしまう汗を
吸ってくれる役目も果たしています。

ファッションと実用性を兼ねた
ビジネスアイテムとして
バンダナは活躍しています。

三角巾をふだん使うとすれば、
おこさんの行事や調理自習など
なんらかの集まりで必要になった時です。