カレー(3日目)が酸っぱい!食べても大丈夫?

●今回の記事が役立つ人
(〇こんな人におすすめ〇)

・3日目のカレーが酸っぱいが、食べていいか知りたい人。
・カレーが酸っぱかったけれど、食べた。大丈夫か知りたい人。

「3日目のカレーが酸っぱい!」

毎日ごはんをつくるのは、いそがしかったり、家事に興味がなかったりすると、めんどくさく思うことがありますよね。

その点カレーは作り置きできて、しばらく食べられるのがラクでいいですね。

一方ですぐ傷むのがくせもの。

私は、今日も残ったカレーを食べようと思い、一口食べたら「あれ?なんか・・・味が酸っぱいな?」ときづくパターンが多いです。

でもせっかくつくったしな~、今お腹すいてるし・・・と思うと、もったいなくてつい「食べていいかな?」と思いますよね。

または、もう食べてしまい、あとになってだんだん不安になってくることもよくあります。

特にお子さんにあたえたときは、具合がわるくならないかすごく心配になりますよね。

カレーが酸っぱくなったら食べて大丈夫か?

いつもごはんを作っている私の経験を交えて解説していきます。

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酸っぱいカレーは食べても大丈夫?

味や臭い、見た目など、もとのカレーと比べて違和感がありましたら、食べないことをおすすめします。

酸っぱいともう腐っていますので、もったいないですが私の場合は捨てます。

もともと胃腸が弱い体質で、びびりな性格でもあるので慎重になっています。

2日目はまだ余裕ですが、だいたい3日目からあやしくなってきます。
(常温放置しないかぎりは)

酸っぱいカレーを「食べた」!大丈夫?

2、3時間ほど様子見してください。

全部平らげてしまったらさすがにまずいと思いますが、一口程度でしたら無事でいられることが多いです。

お子さんは、顔色や便の様子を見て大丈夫か判断してください。

当たった場合はどうなる?

当たってしまった場合は、腹痛、下痢におそわれます。

ひどいと病院行きです(下痢や吐き気がとまらないなど)。

ただ、必ずそうなるわけではありません。

もともとの体質(胃腸が丈夫)であるとか、その日の体調(疲れが残っている、風邪気味)にも左右されます。

3日目のカレーが酸っぱい原因は?

カレーの具が傷んでいるからです。

よくあるのが、じゃがいもです。

●じゃがいも

経験上、一番はやく傷むのがじゃがいもです。酸っぱい原因はたいていこれです。

夏は確実に傷みますね。入れると次の日もう酸っぱいことがありました。

入れないでつくると2日長持ちします。

じゃがいもを入れるとカレーらしさが出ておいしいですよね。

ですが傷んでしまうともったいないので近頃は最初からいれていません。

大好きでどうしてもじゃがいも入れたい!ときは?

一度につくらないで食べる時に必要な分だけ入れるのがおすすめです。

例えば、6個いれるとして、ふつうならつくるときに6個全部煮込んでしまうところを、今日は2個だけ煮込んで食べて、 のこり4個は明日、あさってにまたあらためて調理する感じです。

ちょっとめんどうですが、腐ることはさけられますね。

ほかには、別々に仕込んでおいて、カレーはふつうにつくり、じゃがいもは別にゆでてルーの中には入れない、食べる時にいる分だけカレーライスに足す方法もあります。

2つの方法ともに、「他の具といっしょにいれないで、別々にしておく」ことがポイントです。

●キノコ

たまにちがったカレーにしたい時は、具をいつもと変えることがありますよね。

キノコカレーもそのひとつで、エリンギ、しめじ、ブナピーなど、入れるとヘルシーなカレーになります。

ところが、キノコもカレーを酸っぱくする原因です。

じゃがいも、キノコ、どちらも水分が多いからです。

水分が多い具は腐るのが早いです。

玉ねぎ、人参、肉は?

私の経験ではこれらが原因でカレーが傷んだことはないです。

ですが、食中毒のもととなる菌はくっついていますので、じゃがいもやキノコに比べたら大丈夫というだけで、腐るときは腐ります。

腐るまでのスピードが遅いだけです。

なぜ、カレーは腐るのか?

「作るときにしっかり火を通して、スパイスも入っているのになぜカレーはすぐ腐るのか?」

温度・水分が原因です。

温度が高いと、(夏場や、閉め切った部屋で作る)すぐ腐ります。

さらにカレーはルーふくめて水分が多いです。
(干物など、乾物は保存食として長期保存できますよね。水分がないからです。)

作り置きが当たり前な点もカレーがすぐ腐る原因です。

酸っぱいカレーをつくらない対策3!

私の取っている対策は、

1.最初からじゃがいもを入れない
2.もとから少なめに作る
3.放置厳禁!すぐに冷蔵庫へ

1.最初からじゃがいもを入れない

もともと水分を多く含む具は傷みやすいです。

お腹がふくれてカレーがたべきれないのを防ぐ意味もあります。

2.もとから少なめに作る

カレーはどうせなら一気にたくさん作ろう!と思ってしまいがちです。

しかしカレーが続くとあきてしまうため、あえてもとから2日で食べきる量にしておくことで、対策にしています。

3.放置厳禁!すぐに冷蔵庫へ

作ったその日にすぐ冷蔵庫へいれます。

夏はぜったい放置厳禁です。熱をさましたらすぐに冷蔵庫直行です。

残ったカレーは私はどんぶりにうつしています。

白いどんぶりだとカレーの色がうつって嫌なので、似た色のものを使っています。

うつすとどんぶりが脂ぎって嫌な場合や、たくさん余った場合は鍋ごといれます。

つっかえて入らない場合は、フタをとってラップを巻いています。

粗熱をとるときは流水か氷水ですぐ冷ますようにすると、さらに安全です。

うちでは粗熱をとるときは自然に冷めるまで放置しています。それで腐らせてしまった経験はありません。

部屋の風通しが良いため、いままで大丈夫だったのだと思います。

冷蔵庫にいれていたのに酸っぱい!なぜ?

季節も関係していますし、冷蔵庫の開閉を激しくしたことも原因のひとつです。

温度差が激しいと傷みます。短い時間に何度も何度も開け閉めする、またはずっと開けっ放しにするとあぶないです。

閉めてもなかなか温度が下がらず温度差で、雑菌がふえます。

開けるときはすぐに閉じることをおすすめします。

前は常温放置しても大丈夫だったのに今回はだめだった!なぜ?

その日の湿度、温度がちがうからです。

なるべく安定して腐らせないようにするには冷蔵庫がおすすめです。

せまい部屋で窓を閉め切っていたりするとよくありません。

!冷凍するときの注意!

具をルーごととそのまま冷凍してしまうと、解凍したときに具がまずくなります。

冷凍するときは、具とルーをべつべつにして保存するか、

ルーだけ冷凍して、具は他の料理にして食べることをおすすめします。

※水分の多い食品は基本冷凍に向いていません。 冷凍することで具の水分が凍って、細胞がこわれるからです。

解凍するときは、急に温度変化させるよりも、ゆっくり時間をかけたほうがもとの状態を保ちやすいですので、食べる前日に冷蔵庫にうつすことをおすすめします。

当日凍ったまま加熱をしたり、電子レンジにかけたりしますとまずくなりやすいです。

また、冷凍するときの注意点はすっかり忘れてしまうことです。

保存は長くても1か月が限度です。

気づいたころには1か月をとっくに過ぎていた場合は、捨てることをおすすめします。

要約

●3日目のカレーが酸っぱい!食べて大丈夫か?

腐っていますので食べないことをおすすめします。

●もう食べた!どうしよう!

2,3時間様子見です。

お子さんが食べてしまった場合は、顔色や便の様子をみてください。

一口なら無事でいられることが多いです。

もし下痢がとまらない、吐いてふつうじゃない場合は病院へいくことをおすすめします。

●すぐカレーが傷んでしまう原因とは?

原因は具です。それと、温度や水分です。

じゃがいもやキノコなどの、水分が多い具はどうしても早く傷み、酸っぱい味になります。

温度が高い夏場はやはり腐るのが早いですし、カレー自体、干物と比べますと水分が多いですよね。

私の経験上、カレーは作ってすぐ冷蔵庫に保管していてもだいたい3日が限度です。

3日でギリギリいけるかなという感じです。

4日目からのカレーを食べるとしたら、ロシアンルーレットをやるようなものだと考えています。

●冷蔵庫へ入れても傷む理由は?

冷蔵庫に入れていても、よく開け閉めしていたり、開けっ放しにしていたりしますと傷みが早くなります。

●冷凍するときの注意点は?

具材とルーをべつべつにわけて冷凍する、あるいは具材は食べてしまいルーだけを冷凍することです。

具は冷凍するとまずくなってしまいますので、できれば冷凍しないで他の料理でつかいきってしまうのが一番です。

余ったルーはカレーうどんにするなど、ほかのカレー料理につかうときにいいですね。


カレーは置けば置くほどコクが出ておいしいのも事実なのですが、ピークは2日目まで、3日目からはそろそろあぶなくなっていくるラインと考えまして、

酸っぱい味や臭い、見た目があきらかにおかしい(納豆のような糸を引く、へんな膜が張っているなど)カレーは食べないことをおすすめします。