「生姜焼きに味つけしたときに、砂糖を入れすぎて甘くなりすぎた!どうにか味を直したい!」
今回、あなたと同じ失敗をした10人の主婦の方にお聞きしたところ、「味つけを変える」か「アレンジする(生姜焼きではなく別の料理に変える)」のどちらかの方法で対処していました。
味つけを変える場合は、調味料(酸味、辛味)を足したり、味を薄める食材(野菜など)を足したりするのが効果があります。
酸味の例(足しすぎないように少量ずつ入れていくのがおすすめです)
- ケチャップ
- ウスターソース
- レモン
- お酢
- パイナップル
辛味の例
- 豆板醤
- コチュジャン
- 生姜
酸味や辛味を足すことで対処した方は、なるべく塩分を入れないようにする考え方をしていらっしゃいます。塩分はかえって甘みが強くなるためです。
甘さを薄める食材の例
- 付け合わせの野菜を多めにする。(玉ねぎやピーマン、きのこ等)
- 卵(少量の醤油を入れた溶き卵を絡めて焼く、卵かけご飯と一緒に食べる)
- 肉を追加する手も。
また、別のものをふりかける方法もあることがわかりました。
ふりかける食材の例
- 市販の瓶入りザーサイを小さく刻んだもの
- 鰹節やじゃこが入っているふりかけ
アレンジの場合は、大まかに分けますと、「麺と絡ませる」、「丼ものにする」、「天ぷらにする」方がいらっしゃいました。
アレンジ料理の例
- 生姜焼きパスタや生姜焼きうどん(スパゲティや茹でうどん、冷凍うどんと一緒に炒める。)
- 大判の豚肉なら、大葉とチーズともやしを巻いて楊枝で固定して焼く。
- バラ肉タイプなら、チャーハン。
- 混ぜご飯(生姜、大葉、ゴマ、紅しょうがを追加)。
- 親子丼ぶり風(卵を落とす)。
- ピカタ風(溶き卵に粉チーズを入れてまぜ、焼く)
- 豚丼風(甘くなった生姜焼きに片栗粉をまぶし少々加熱後、溶いた卵を流しこむ)
- 天ぷらにする。(天丼にしても美味しい)
大まかなまとめは以上です。 10人の主婦の方が実際にどうやって対処したか、具体的な方法は以下で知ることができます。
生姜焼きに砂糖を入れすぎて甘くなりすぎたときのおすすめ対処法
味つけを変える
1
生姜焼きを甘くしすぎたときはケチャップやウスターソースなど酸味をプラスしています。もしくは豆板醤やコチュジャンを加えて、甘辛い感じにします。さらに玉ねぎやピーマン、きのこ等をプラスすればかさましすることで味も薄まるので、あとは味見をしながら調整すると良いと思います。塩分を入れるとさらに甘みが際立つのでその点はご注意ください。
2
酸味を加えることで、甘味の濃さを緩和してみるのが良いかと思います。レモンを絞ったり、お酢を足してみると、少しさっぱりとした後味になります。暑い季節にもおすすめです。ただし、加えすぎると酸味が勝って、酸っぱいおかずになってしまうので気を付けてください。ちなみに、苦みや辛みを加えるのも効果があると思います。試してみてください!
3
もともと生姜焼きには砂糖を入れない方も多いかもしれません。もし、甘くしてみようと砂糖を入れすぎた場合には、酢を足してみるとよい感じです。付け合わせの野菜を多めにしてさっぱりと夏向きのメニューにします。ほかにもパイナップルを添えるなどすると酸味が増して甘さが気にならないかもしれません。まだ、火にかけない時点であればお肉を足し添えてみて味を調整するとよいと思います。
4
過去に実際に試してみて美味しく食べられた方法は何か他の材料を加えて味を調整する方法です。
1.少量の醤油を入れた溶き卵を絡めて火を通して(再度軽く焼いて)食べる。
2.市販の瓶入りザーサイを小さく刻んだものを生姜焼きにたっぷりとかけて食べる。
3.鰹節やじゃこが入っているふりかけを生姜焼きにたっぷりかけて食べる。
以下は子供用の対処法ですが
4.卵かけご飯の上に生姜焼きをのせて食べる。
アレンジする
1
生姜焼きが甘くなりすぎてしまった時、茹でたスパゲティや茹でうどん、冷凍うどんと一緒に炒めて、生姜焼きパスタや生姜焼きうどんにします。麺に味が移って、たれがなくなるまでしっかりと炒めることがポイントです。
普通に食べると甘すぎると感じてしまう味つけでも、麺類が甘いたれをしっかりと吸って美味しい麺料理になります。
2
ロース肉のような大判の豚肉の場合は一旦取り出し、大葉とチーズともやしを巻いて楊枝で固定して再度焼きます。甘めの味付けでも大葉があることでさっぱりして食べやすくなりますし、さらにみずみずしいもやしが入るので甘さが気にならなくなります。ヘルシーさも増す気がしているので、味付けに失敗したらいつもこれで誤魔化します。
カットしたバラ肉やこま肉といった小ぶりのお肉を使っている場合は、更に細かく刻んでチャーハンにしてしまうことが多いです。具材は卵でもネギでも何でも合いますし、使う予定だったご飯を無駄にすることもありません。
3
甘くなり過ぎたら、混ぜご飯にしてしまいます。生姜をさらに足して甘さを中和し、大葉を細かく切り、温かいご飯に混ぜ込みます。ゴマ、大葉、生姜焼きを混ぜ込んで、さらに上から紅しょうがをプラスするといつもと雰囲気の違う混ぜご飯の完成です。お味噌汁は大根など淡白なものが合います。メインにボリュームがあるため、副菜はお浸し、ナムルなど簡単な野菜を添えてもOK。
4
豚肉と玉ねぎが炒めている状態(完全に火が通っているのなら)、卵を落として、親子丼ぶり風にアレンジしてみてはいかがでしょう。甘塩っぽくてごはんのお供になる。
または、生姜焼きから味は離れてしまいますが、粉チーズがあれば溶き卵に粉チーズを入れてまぜ、ピカタ風に味付けを変えて焼いてしまうと、甘さもきにならないのではないか、と思います。
5
卵でとじるようにします。
先に三つくらいボールに割り入れて、よく溶きます。
そして甘くなりすぎた豚肉に片栗粉をまぶします。
これ以上、砂糖が豚肉に入り込まないようにブロックできるからです。
白砂糖とその他の砂糖では温度の違いによって苦味が出るので、あまり加熱しないようにします。
少し温まったら溶いた卵を流し込みます。
甘さが卵の方に移るので、豚丼のよう美味しく仕上がっています。
6
主婦歴15年です。
生姜焼きは夫も食べ盛りの息子たちも大好物なので、頻繁に作ります。
“砂糖を入れすぎたせいで甘くなりすぎてしまった”ことは滅多にありませんが、味付けの失敗は時々あります。
その経験をもとに、とっておきの対処法をご提案します。
【対処法 「天ぷら」】
1.出来上がった生姜焼きを大きめのスプーンで汁気を落としながらすくい、丸く成形する。
2.バットなどに並べて小麦粉を粉ふるいで上からかける。ひっくり返してまんべんなくかける。
3.かために水で溶いた小麦粉(天ぷら粉でも良い)を衣づけする。スプーンを使うと崩れにくいです。
4. 170度の油に静かに浮かべるように入れて揚げる。
5.固まってきたらひっくり返しながら揚げる。焦げやすいので火加減に注意!
6.火が通ったら出来上がりです。
揚げると甘さが気にならなくなります。味がついているので、天つゆいらず。天丼にしても美味しいですよ♪