1週間分のおかずの作り置きをしたことがあるが、めんどくさい。
献立を考えるのが面倒、まとめ買いが面倒、調理が面倒、食品管理が面倒。
「めんどくさがり屋でも続けられる1週間分のおかずの作り置きのコツなにかないかなー?」
同じめんどくさがり屋の女性10名に「作り置きを続けるためのコツ」をお聞きしました。
(構成)最初にコツをまとめたものを、その次にお聞きしたコツの詳細があります。
めんどくさがり屋は手を抜け!
今回お聞きしたコツの中で、多かったのが「どこかで手を抜く」でした。
全部完璧にやろうとすると、とてもじゃないですが続きませんよね。
買い物をするとき、献立を考えるとき、調理をするとき、どれか一部でも手を抜いてやるだけで負担がだいぶ減ります。
手を抜くとは?
- まとめ買いするときに、もう何を買うか決めておく。予算も決めておく。
- 何日かもつ料理(煮物)をつくる。
- だいたいの献立(どんな料理にするか)を曜日ごとで決めておく。または1週間ずっと同じようなメインやおかずにする。
- 副菜だけ作り置きする。
- 1週間でくぎらないで週の前半、後半にわけてつくる。
(前半はいたみやすいものを、後半は日持ちするものをつくる。) - メイン料理や調理方法をこれだけにすると最初から決める。
(例:メインは肉・魚だけにする。調理は焼く・煮るだけにする、食材は同じサイズに切る) - 食中毒が心配ならとりあえず酢をいれておく。
また、作り置きは保管しているうちに料理がだめになってしまったり、食中毒の原因になってしまったりするのが欠点ですよね。
「過去だめにしてしまった料理はつくらない」ことにした方、
食中毒の対策に「酢・薬味・水分を残さない調理を心掛ける」方がいらっしゃいました。
「これなら楽しい!と思える方法がみつかればしめたもの。」
たとえば、
- たまに味つけや調理法を変えることを実験のように楽しむ。
- 肉や魚の漬け込み料理にハマる。
手抜きしてできた余裕を使って、料理自体を楽しめるようになったら作り置きを続けることができますね。
「逆に、これは手を抜けないな…という方法をつかう手もあります。」
- インスタグラムやツイッターなどで1週間チャレンジと称し、毎日作ったものを投稿する。
人が見ているという意識をつかって、だらけがちな気持ちに緊張感を持ってとりくめます。
さらにフォロワーさんとのやりとりでいろんな方法を知れるのもメリットです。
【めんどくさがり屋向け】作り置きを続けるコツ10
煮物をつくってすぐ食べずに何日か冷蔵する、副菜だけ作り置きする
煮物が好きで、よく作り置きしています。
時間がかかる煮物は作ろうという気がなかなか起きないと言う人もいると思いますが、1回冷やした方が味が染みるというのを聞いて、とりあえず具材を入れて沸騰させて冷めたらタッパにいれて冷蔵庫行きです。
何日後に開けたときは味が染みてとても美味しいです。
あとよく作り置きで作るのが、揚げ出し茄子です。
茄子を揚げて、タッパに茄子とめんつゆ入れれば完成です。
これもまた何日後に開けると味が染みてて、とても美味しいです。
1才0才の子がいて料理に時間をかけられないので、作り置きはかかせません。ただ、大雑把なので、忘れて腐らせてしまったことがあるので、メインは作らず副菜を作り置きしています。
インスタグラムやツイッターなどで1週間チャレンジと称し、毎日作ったものを投稿
インスタグラムやツイッターなどで1週間チャレンジと称し、毎日作ったものを投稿しています。
見られている意識もある分、途絶えないように、また、見栄えが良いように野菜を多めにしたり、品数を多くできるように頑張ることができました。
また、フォロワーさんと一緒にチャレンジして、電話しながら調理をしているときもありました。
1回で大量に作ることができて、リメイクができるものを作る
仕事が終わるのが遅い・面倒くさがりなため、毎週作り置きをしています。
いつも作るメニューとして、1回で大量に作ることができて、リメイクができるものを作ります。
主菜として、ハンバーグ・鶏肉料理(味付けを変える)等、
副菜として、ポテトサラダやきんぴらごぼう等、
汁物としてとん汁を作って、日に日に食材を付け足して長持ちをさせています。
ご飯は5合×2を焚いて、全て小分けにして冷凍をしています。
買い物のとき、夕飯1食につき一種類のお肉かお魚を選ぶなどルールをきめる
買い物の時に夕飯1食につき一種類のお肉かお魚を選びます。
月曜日は豚肉、火曜日は鳥胸肉、水曜日は鱈の切り身…といった感じです。
できれば一回で1パック使いきる量の物を選びます。
お野菜は適当に沢山です。
メインの肉(もしくは魚)と野菜で一品、というのをルールにすると買い物が少し楽になります。
きっちりメニューを決めている訳でもないので、よく言えば臨機応変、素直に言えばテキトーに、一週間分の買い物ができます。
買ったもので作りおきできれば良し、できなくてもとりあえず冷凍しておけば後日塩コショウして焼くだけでも一品できます。
だいたいの献立を曜日ごとに固定する。
ごはんを用意する時に何が面倒かと言うと献立を考えるところがまずあげられると思います。
私は、月は魚、火は肉、水は丼ものや麺類、木は肉、金は冷蔵庫のお掃除デー(残り物でできるもの)という風に献立を簡単に決めてしまっています。
そうすると、悩むことも減り、買い出しも肉は2種類と魚は1種類とという感じで楽になりました。
めんどくさがり屋さんにこそ、ある程度決めてしまうと楽になります!
野菜を中心に前半後半にわける
1週間分のおかずの作り置きのコツは、一度にたくさん作らないことです。
一度にたくさん作ると時間と労力がかかります。
週の前半は、傷みやすい食材(葉物野菜・トマト等)をちぎって洗ってサラダにして、2~3日で食べるようにしています。
週の後半は、日持ちする野菜(じゃがいも・人参・玉ねぎ等)をレンジで加熱して、コンソメで味付けをしています。
メイン料理は、肉・魚だけにして、焼く・煮るだけにして料理をしています。
同じサイズに切ることを心がける、味つけや調理法を変えて種類をふやす
日曜、激安スーパーに出かけます。予算は一週間分で10000円。
その予算内で、肉、魚、野菜、卵、調味料、なかったら米やパン、できるだけ買います。
それで作れる料理を7日分考えるのですが、同じサイズに切ることを心がけます。
味付けは家にある調味料を使います。
材料の組み合わせや調味料を変えたり、煮るのを揚げたり焼いたり、無限大くらいレシピが広がりますよ。
酢を活用して保存期間を延ばす
冷蔵庫なし生活の経験が軸になっていますが、酢を活用して保存期間を延ばします。
例えば、肉じゃがのような煮物でも酢を入れるのと入れないのでは冷蔵庫で保存できる日数が大分変わります。
沢山入れたとしても醤油やお砂糖で味がごまかされるので酢の味は気になりません。
私は面倒くさがり屋なので、冷蔵庫にその日に入れないことも多いのですが、酢を使ってる普通に1週間持ちます。
酢・薬味・水分を残さない調理を心掛ける
1週間のお弁当のおかず、作り置きのコツ、といっても夏場に大量の作り置きは食中毒の危険もあるのであまり大量に作っておくことは難しいです。
日本では常備菜といわれる料理があります。
常備菜は調理の際に、多少の手間をかけて(生野菜の下処理や水気の処理、加熱時間等)日にちが経っても安全に食べられます。
しかし、時間をかけずにおかずを作ることを念頭に置く場合、コツとしては、酢・薬味・そして水分を残さない調理を心掛けることが大切だと思います。
酢(酢の物・甘酢だれ)や薬味(生姜風味・葱だれ、食材なら大葉・茗荷)を取り入れたおかずは食材の痛みを避けますし、またご飯に合う味付けです。
一番に、どんな肉や野菜のおかずにも合います。
そして、水分を残さないように調理するのは、フライパンでも電子レンジでの時短調理でもコツの一つとして覚えておくといいと思います。
保存袋で肉や魚の漬け込み料理をつくる
めんどくさがり屋なので、なかなか作り置きがうまくいかないのですが、ジップロックのような保存袋を多めに買い込み、色々と工夫しました。
よくやっているのは、肉や魚の漬け込み料理です。
漬け込んだものを焼いたり唐揚げにしたりフライにしたりと、その日の気分で変えられるのが良かったです。
漬け込む味は基本はしょうゆとみりんで、ニンニクを入れてみたりショウガを足してみたり、野菜を入れたりと実験のように楽しんで作っています。