できず・できづ(出来ず 出来づ)。どちらが正解?
正解は「ず」です。
(できず、出来ず)
できずとできづは、どちらが正解なのかよくわからなくなる言葉のひとつです。
ここでは、またどちらなのか迷ったときでも、すぐに正解がわかるカンタンな覚え方がわかります。
一番カンタンな覚え方!
迷ったら、「ず」を選んでください。
他の言葉でもそうですが、「ず」か「づ」か迷ったときは、「ず」を選ぶ方が正しい場合がよくあります。
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その他のおすすめの覚え方4つ!
ない・否定→ず
できずとは、できないの意味ですので、
「ない」、否定の意味がある場合は「ず」と覚えておきます。
酢と関連づける
酢の読みは「す」です。
たとえば、語呂合わせのように「ポン酢できず」という風に覚えておくことで、酢は「す」だから、できずは「す」の方だなという思い出し方ができます。
酢が覚えにくいのでしたら、巣や素など、あなたにとって馴染みのある言葉、覚えやすい言葉を「す」に設定してみてください。
巣なら「鳥の巣できず」
素なら「素でできず」
「できないっす」と覚えておく
たとえば、「できないっす」と覚えておくことで、
できない→ないは否定→否定の場合は「す」→さらに、できないっすのすが、「す」が正解だと教える効果がある→できず
という風に思い出すこともできます。
謝罪文の例を覚えておく
謝罪文(ビジネスシーン)には「づ」が使われません。
謝罪文の例を覚えておくことで、「ず」だと思い出すことができます。
例
- お役に立てず申し訳ありません。
- ご期待に添えず
- ご要望に沿えず
- お力になれず
まとめ→ずを選べば大体合っている
できず、できづ。どちらが正解かわからなくなったとき、一番カンタンな方法は、
「ず」を選ぶことです。
ずつ・づつ、ずらす・づらすでもそうですが、こうした迷いやすい表現は「ず」を選べば正解です。
基本は「ず」を選ぶ、と覚えることをおすすめします。
その他のおすすめの覚え方は、
- 否定の意味「ない」の意味があるなら「ず」
- 「ポン酢できず」など、語呂合わせで覚える
- 「できないっす」と覚えておく
- ビジネスの謝罪文を覚えておく
があります。