菜箸とトングどっちがおすすめ?(料理歴10年以上の経験から)

菜箸とトング、どっちがよく使う?

料理歴10年以上の私の経験からいうと、よく使うのは「菜箸」です。

ですので、菜箸とトングどちらを買うか迷っているのでしたら「菜箸」をおすすめします。

※トングはなくても困りませんが、菜箸での細かい作業が面倒になっている時に便利です。一度にたくさんつかめるので、麺や野菜を皿に移す時に楽です。トングはメインに使うというよりも菜箸の補助として使っています。

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菜箸とトングなら菜箸をおすすめする理由2

1●料理で使うことが多いのは菜箸だから。

自分の経験をもとに用途例を並べました。

菜箸

  • 味噌を溶く。
  • 卵を溶く。
  • 薄い肉を焼く。
  • 揚げ物をする(竹製は先端が焦げるので専用にする)。
  • ニラ玉でフライパンに流し込んだ卵液をかき混ぜる。

トング

  • もやしやキャベツなどの炒め物を、ひっくり返したり皿に移したりする時に使う。トングだと一度にたくさんの野菜をつかめるので効率的。
  • パスタ麺を皿に移す時。菜箸ではつかみにくいものに便利。

2●料理は同時進行。菜箸は複数使い分けることができる

調理する時は同時進行で行う場合が多いです。ですので、菜箸を複数使うことがよくあります。

たとえば魚の油や臭いがついている菜箸を野菜炒めにも使うのは抵抗があります。とはいっても、いちいち洗うのも面倒です。こういう時に別のきれいな菜箸を使うという感じです。

菜箸は、単品もありますが、安いものだと長さ別に3本セットなどで売っている場合がよくあります。

3本セットを買えば使い分けできます。

菜箸でしたら場所もそれほど取りません。

菜箸を使う時の注意

種類によって長所と短所があります。

種類長所短所
安い、100均でも売っている、軽い、扱いやすい、熱に強い。揚げ物に向いているカビる、焦げる(※安いコーティングなしの場合)
高級感がある。軽い。長持ち。プレゼント向き値段が高め、塗装が取れるとカビる、焦げる
ステンレス長持ち、カビない、焦げない、色移りなし重い、つかみにくい、鍋やフライパンのコーティングを傷つけることがある
シリコン若者向けのデザインが豊富。焦げに強い、熱くなりにくい。ものによっては熱に溶けるので、揚げ物や調理には不向き。
中には重いものもある。
ナイロン安い、軽い、盛り付け向き熱に弱いため、つまむ部分はシリコンにして補強したものが多い。

例外※竹や木製でも滑り止め加工や防カビ加工をしているもの、材質が良いものは高めです。

また、部分によって材質が違う菜箸もあります。たとえば本体はナイロンでつかむところはシリコンになっているものなどです。ただ、このタイプは継ぎ目があるのが欠点です。

食洗機を使うのでしたら、食洗機に対応しているかどうかもどの菜箸を選ぶか決める際のポイントになります。

菜箸は長さが違う。

菜箸のおすすめの長さ

短い:使いやすい。普段使いにおすすめ。
長い:扱いにくいが、距離があるので揚げ物に便利。

具体的に何cmがおすすめ?

菜箸の一般的な長さは「30cm」になります。
揚げ物用には35cmぐらいからがおすすめです。

他にあると便利な道具

フライ返し:目玉焼き、豆腐ハンバーグ、ギョウザを作る時に。皿に取り分ける時やひっくり返す時に便利です。

ゴム手袋:基本は皿洗いに使います(手荒れ防止。最初は素手で洗っていましたが、3年ぐらいでいわゆる主婦湿疹に。治るまで苦労したので最初からゴム手袋を使うのをおすすめします)

特にアレルゲン処理(アレルゲンタンパク質分解済み)されたゴム手袋が肌にやさしくおすすめです。※通常のゴム手袋だと手首がかぶれてしまったことがあるため。

夏はカビる、汗をかくので、使い捨てのポリエチレン手袋がおすすめです。

また、焼き魚や生姜焼き肉をフライパンの中でひっくり返したり、皿に並べる時にもゴム手袋をはめてやっています。箸やトングでやると身が崩れるので編み出しました。

まとめ:菜箸がおすすめだが注意点がある

菜箸とトングならどっちを買う方がいいか?→菜箸です。

菜箸の方が使う機会が多いからです。

ただトングも便利です。菜箸は少ししかつまめませんし、うまくつまめないこともあります。トングはしっかりつかめて一度にたくさん挟めますので、疲れていて丁寧に調理する余裕がなく面倒な場合はトングを使っています。

菜箸を買う時の注意点は種類によって長所・短所があるところです。

菜箸を選ぶ時は「竹製」がおすすめです。

竹製の菜箸はすぐに頭にカビが生えるのが短所ですが、(乾燥時逆さにしているため)軽いですしなにより安いのがいいです。近所のホームセンターで3本100円ぐらいでした。

実はトングは結婚式の引き出物から手に入れました。それまで存在は知ってはいたものの使おうと思わなかった器具でしたが、意外と使っています。

トングはフライ返しのような、必須ではないけれどあると調理が楽になる便利な道具の一種と考えていただければいいのではと思います。