牛丼をつくったものの甘すぎた!このまま無理やり食べるのも気持ち悪くなりそうで気が引ける。
という場合のおすすめ対処法(おいしく食べる方法→アレンジ、味のととのえ方)をよく牛丼をつくっている女性10名にお聞きしました。
牛丼が甘くなりすぎた時の対処法!
具はお肉チャーハンにして、汁は炊き込みご飯用にする
私は牛丼の具と汁を別にして、その日は牛丼の具とご飯でお肉チャーハンにしてしまいます。
甘くなりすぎた牛丼の具とご飯だけですと勿論味が足りないので、我が家はとろけるチーズや白だしを足して味を整えます。
入れる順番は先に白だしにし、すこし味が薄いな位でストップ、その後とろけるチーズを入れて均等に混ざったら最後は強火にして少しチーズを焦がす感じでカリカリにします。
我が子はこれをおこげと言い、大好きでよくリクエストされます。汁は翌日、炊き込みご飯用の汁に使います。
しぐれ煮(生姜を加えた佃煮)に料理を変更する。または生卵をかけるか卵とじにする
せっかく牛肉を甘く煮てしまったのであれば、しぐれ煮に料理を変更するのはいかかでしょうか。
肉が硬くならないように一旦取り出し、煮汁に輪切りか千切りにした しょうがを入れ煮詰めます。
最後に肉を戻し入れ、味をなじませれば完成です。
またもっと手軽に出来るのは、生卵をかけ、すき焼き風のおかずにするのもいいですね。
生卵が苦手な方は、卵とじにして牛とじ丼にしても美味しいですよ。
牛肉やしらたきを多めに、または紅生姜を多めに加える
自分で作る牛丼は、玉ねぎを多めに入れるのでどうしても甘くなりがちです。そこで、タレが甘くなってしまったり、水っぽくなってしまった場合は、牛肉やしらたきを多めに入れます。
それから数分弱火で加熱します。肉が硬くならない程度に熱を飛ばします。
肉やしらたきが汁をある程度吸ってくれるので、水っぽさもなくなり、味も染み込み美味しいです。
ほかに、仕上げの紅生姜を多めに加えたりして、調整しています。
ライスバーガー風牛丼にする
お皿にご飯の1/3量を平らになるように盛り付けます。千切りしたレタスを軽く敷き詰めて、牛丼1/2量を同じように平らになるように盛り付けます。そこにもう一度同じようにご飯の1/3量・レタス・牛丼と盛り付けていきます。
その上に残りのご飯の1/3量を盛り付けて出来上がりです。
横から見ると白いご飯に緑のレタスと牛丼が挟んであるので、それが二段階になっていて見た目も良いです。
美味しいですし、甘さも緩和されます。名付けてライスバーガー風牛丼です。私は紅生姜をトッピングしています。注意点は、つゆだくにしないことです。つゆだくですと、ご飯につゆが染みて甘さが緩和されないからです。
ご飯の量をいつもより多めにし、七味またはコショウをかけて混ぜる。生卵を落として、その上からマヨネーズ
どんぶりに入れるご飯の量をいつもより多めにして、ご飯にお好きな量の七味またはコショウをかけて全体になじむように混ぜておきます。
牛丼の具の上に生卵を落として、その上からマヨネーズを網目状にかけるとまろやかになります。
それでもまだ甘すぎるときは、キャベツの千切りをどんぶりに添えるとサッパリ感も味わえます。
ネギ系の野菜を追加で投入
牛丼ならすでに玉ねぎか長ネギを一緒に煮込んでいると思うので、ネギ系の野菜を追加で投入します。
野菜のなかでも火が通りやすいので、生煮えで不味くなってしまうことはありません。ネギの風味は強いので、甘味が薄まっておすすめです。
水を追加する手間も必要ないですし、煮汁を捨てるようなもったいないことをする必要もありません。
白菜などの水分を含んだ野菜を足す
本当は水で薄めるというのが、一般的なのかもしれませんが、甘くなってしまった場合は水分を多く含んだ野菜を足すのがベストなのではないでしょうか。
白菜などの水分を含んだ野菜はどうでしょう?牛丼に白菜が入りは美味しいですよ。
甘すぎた分、更に白菜の甘味は出ますが白菜が先の甘味を吸ってまろやかにして素材の甘味が程よくマッチします。試してみてください。
拍子切りのにんじんと、ささがきごぼうを加えて煮る
牛丼の味付けが甘くなりすぎた時には拍子切りのにんじんと、ささがきごぼうを加えて煮ると、ちょっとしたおかずが出来上がって美味しいと思います。
ごぼうに火が通ったら、すりごまも加えるとさらに風味が増して良いです。
この際の注意点は、ささがきごぼうを加える時はあらかじめ酢水につけてさらして、ザルにあげて水気を軽く切ってください。
味の素のほんだしを少しずつ加える
甘くなってしまった場合は、私は味の素のほんだしを入れて味を調整しています。
入れすぎるとしょっぱくなってしまいますので、少しずつ味見をしながら加えていくのがポイントです。
少し入れるだけで和風な風味も出ますし、いい塩加減になります。
万が一しょっぱくなってしまった場合、材料に余りがあった場合は玉ねぎをレンジで数分加熱してから足しています。
瓦蕎麦の具にする
瓦蕎麦の具にすることが考えられます。
瓦蕎麦とは熱した瓦(家庭ではホットプレート)に茶蕎麦と錦糸卵、甘辛く煮た牛肉、のりを載せて焼き、温かいめんつゆにつけて食べる料理です。
メインの味付けがめんつゆであるため、牛肉が多少甘くても気になりません。 そのため、甘くなりすぎてしまった牛丼の具を使っても美味しく食べられると思います。