「包丁が怖い・・・」
「まちがえて誰かを傷つけてしまったらどうしよう」
「自分の手を切ったら怖いなあ・・・」
「指切ったところで、反射的に加減するから大丈夫といわれても、切る所を想像しただけで恐いよ!」
「包丁の先が自分に向けられると、大丈夫だと頭でわかっててもすごく緊張する」
包丁が恐いと、落ち着いて料理ができないので、困りますよね。
そこで、どうすれば包丁を克服できるか、なぜ、包丁が恐いのか、今からお答えしていきます。
あなたのお役に立てればうれしいです。
包丁が恐い!克服する方法5!
包丁が恐い気持ちを克服して、料理ができるようになるには、手が切れなければいいわけですので、手が絶対に切れない方法をお伝えしていきます。
手が絶対に切れない方法5
- ゆっくり時間をかけて慣らす
- 手袋(軍手など)をはめる
- 手を守ってくれるグッズを利用する
- デザインがおしゃれな包丁を使う
- 良いイメージを頭に思い描く
ゆっくり時間をかけて慣らす
ゆっくり包丁を動かせば、さすがに手は切りません。
恐いのは、包丁を扱い慣れていないのもあると思います。
ですので、慣れて来るまで自分のペースでゆっくり切る事を続けていくのが一番確実です。
できる事から練習を重ねて、だんだん恐いと思わなくなっていきますよ。
手袋(軍手など)をはめる
万が一間違って手が滑っても軍手などをはめていれば、指は無事です。
手を守ってくれるグッズを利用する
例えば
- 指ガード
- ハンドカバー
などです。
グッズなしでやりたい場合は猫の手にして切る方法があります。
指を出さないでにぎりこぶしみたいな形をつくります。
デザインがおしゃれな包丁を使う
包丁というと、冷たく光る鋭利な刃、柄は木のイメージがあります。
特に、冷たく光る鋭利な刃を想像した所でぞくっと来るかもしれません。
ですから、そのイメージをなくすために、もっと親しみのあるデザインの包丁に変えてみると平気になります。
例えば、真っ白い包丁です。セラミックでできています。
もしくは柄がピンクでかわいい包丁、刃がまるっこい包丁など、これだったら大丈夫、と思えるものを選んでみてください。
良いイメージを頭に思い描く
包丁は、料理を作る道具であって、凶器ではありません。
料理を作る道具である、と頭に覚えさせると克服できます。
包丁を使うと美味しい料理がポンポンできあがっていく良いイメージをくりかえし頭に思い描いていきましょう。
いきなりそれは難しい場合は、料理番組や本、雑誌をたくさん見る事でイメージ強化できます。
包丁が恐い理由3つ!
なぜ、包丁を見ただけで怖いと思うのでしょうか。
包丁を見たことがきっかけで、頭の中で、恐ろしい気持ちになる良くないイメージがどんどん膨らんでいくからですが、その想像は本当に正しいのでしょうか。
自分の頭の中で起きたことは本当の事、事実だ、と信じてしまいがちですが頭の中ですからまだ妄想の時点です。
妄想が膨らんでしまう理由を3つ、以下に挙げました。
- 包丁は凶器、のイメージが先行
- 想像力が豊か
- たまたま怖い対象が包丁だっただけ
包丁は凶器、のイメージが先行
確かに包丁は凶器というイメージがあります。
特に日本は銃社会ではありませんから、包丁が凶器として扱われるシーンが多いですよね。
テレビや映画などで思っている以上にくりかえし見ている可能性が高いです。
次第に、無意識に包丁は怖いものだ、と脳が覚えてしまっているのかもしれません。
想像力が豊か
想像力豊かな所がありませんか。
1の恐怖を10感じるという自覚があれば想像力豊かな性格が原因かもしれません。
包丁のほかにもなにか嫌な予感がする、といった事でもどんどんどんどん想像が良くない方へ発展していって、恐いどうしようとなりがちです。
イメージ先行、イメージが強く出てしまってただの想像だけれど、それが現実にも起きそうだから怖いとなります。
思考の癖ですので、治すのはちょっと難しいです。
現実的な克服方法としては、大丈夫、とひたすら自分にいいきかせるか、
誰かがまだ帰って来なくて不安、といった場合は本人に連絡をとって自分の考えは間違いだったんだ、と妄想が消える行動を取るなどがあります。
(確認がやめられない場合は別の疾患を疑った方がいいですね)。
たまたま怖い対象が包丁だっただけ
包丁からいったん離れまして、バンジージャンプを例に挙げてみます。
バンジージャンプが平気な人もいる一方、高い所からとびおりるのは無理だ恐い!と感じる人もいます。
包丁も同じでは?、という事です。
恐いと感じる対象が、人によって違いますよね。
包丁は無理だけどバンジージャンプは平気な人がいても、不思議はありません。
あなたはたまたま強く恐怖の出る対象が包丁だっただけ、とは考えられないでしょうか。
みんな平気で使っているのに私だけ、ということでさらに、自分はおかしいの?と不安に感じているのかもしれません。
最近、疲れていませんか?
包丁が直接の原因でないこともあります。
包丁を見ると恐い理由が、自分が傷つけられそうでというよりも、人を思わず傷つけてしまいそうだからといった場合は、包丁が直接の原因ではないのかもしれません。
最近、あなたの生活を振り返ってみてください。
疲れていないでしょうか。
- 経済的な悩み
- 子育て
- 誰とも楽しくおしゃべりしていない、
- 悩みをずっと抱えている
- 食欲が出ない
といった事で思い当たれば、疲れが直接の原因です。
疲れから来ている衝動が包丁で人を傷つけるかもしれない、という心理現象につながっている可能性があります。
あなたの性格が、もし
- 真面目で完璧主義
- 本心を打ち明ける事が基本ない
など
でしたら、まずは疲れを癒す事から始めてみるのをおすすめします。
- ひさしぶりに友人と会っておしゃべりしてみる
- 一人カラオケする
など、
あー楽しかった~!と思える日を増やしてみてください。
要約
包丁が恐いのを克服する方法5!
(料理の場合)
- ゆっくり時間をかけて慣らす
- 手袋(軍手など)をはめる
- 手を守ってくれるグッズを利用する
- デザインがおしゃれな包丁を使う
- 良いイメージを頭に思い描く
包丁が恐い理由3つ
- 包丁は凶器、のイメージが先行
- 想像力が豊か
- たまたま怖い対象が包丁だっただけ
包丁はあなたの意思でコントロールできます
包丁は、料理でつかう道具です。
凶器ではありません。
ひとりでに動いたりもしません。
包丁へのマイナスイメージは、楽しい料理づくりのイメージへと上書きしてしまいましょう。
人に使ってみたい、と思って実際に使ってしまう人に比べれば、悩んでいる時点であなたははるかにまともです。
自分の衝動に対しブレーキがきいている証拠です。
もしかすると疲れが原因かもしれませんから、ストレス解消も行いながら包丁をゆっくりでも克服していきましょう。