ドライブレコーダーから警告音が鳴り続ける原因と消す方法!

ドライブレコーダー

車のエンジンスイッチを押した途端に、あるいは走行中に、ドライブレコーダーから「ピー ピー」と警告音が鳴ってうるさいうえに止まらない!

何が原因?

お使いのドライブレコーダーによって、警告音の回数や種類、何を知らせているかが違うので説明書で確認することをおすすめします。

ドライブレコーダーの説明書は、私の場合、車検証のカバーの中に入っていました。(名刺などが入っているところ)

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エンジンを入れた時に鳴る原因と消し方

エンジンを切るとおとなしくなる場合、一度エンジンを切って、その後SDカードをいったん抜きます。そして、また差した後でエンジンをかけると警告音は消せます。

原因:SDカード接触不良。SDカードが入っていない。

エンジンをつけっぱなしで(ドライブレコーダーの動作中に)、カードを抜き差しするとデータを壊すおそれがあります。

エンジンを切って、ドライブレコーダーが動作を停止したことを確認してから抜き差ししてください。

走行中に鳴る原因と消し方

原因:突然の衝撃を検知したため。

突然の衝撃とは?

  • 急ブレーキ
  • 急発進
  • 急ハンドル
  • 急ターン
  • 縁石や車止めにぶつかる
  • 踏切を一気に走り抜ける など

事故が起きたと認識して、今からこの場面を保護(保存)しますとお知らせする警告音です。

また、

  • 坂道でのスピード出し過ぎ(一定の速度を超えた時)
  • 駐車中にセキュリティ(振動)が動作した場合

でも警告音が鳴ることがあります。

警告音の消し方

消し方:ビューア―ソフトで「衝撃検知の感度の設定」を変更する

※高価なドライブレコーダーの場合は、ドライブレコーダー本体から設定が変更できます。

※ナビ連動タイプのドラレコでしたら、カーナビゲーションから設定変更できます。

ビューア―ソフトの手順の例(ドライブレコーダーごとに手順や名称が多少違うかもしれません。マニュアルを確認することをおすすめします)

ビューア―ソフトを起動します。

設定ボタン(歯車)か、メニューの設定→本体設定を選択します。

メモリーカードのドライブを選択して「OK」をクリックします。

「センサー設定」タブ

走行中の衝撃を検知する感度を設定します。
感度を低くすると検知しにくくなります。

ビューアーソフトの入手方法

●最初からついているメモリーカードにインストーラーが入っているので、メモリーカードをパソコンに挿してインストールする。

社外品のメモリーカードの場合。

ネット検索で「ドラレコ 品番 ビューア―ソフト」などと入力して出てきたサイトからダウンロードしてください。

カーナビから行う場合の手順の例(カーナビによって 手順や名称が多少違うかもしれません。マニュアルを確認することをおすすめします)

カーナビの「Menu」を押します。

「設定/情報」をタッチします。

「情報」にタッチします。

「ドライブレコーダー」にタッチします。

「設定」にタッチします。

「感度設定」(常時録画/駐車時録画)
感度を低くすると検知しにくくなります。

警告音そのものを消したい場合の方法

ビューア―ソフト( microSDカード の中に入っている、ドラレコの設定をしたり録画した映像を確認したりできるソフト)の設定で音量をOFFに変更する方法があります。

※高価なドライブレコーダーの場合は、ドライブレコーダー本体から設定が変更できます。

※ナビ連動タイプのドラレコでしたら、カーナビゲーションから設定変更できます。

※異常検知の警告音は消すことができません。

ドライブレコーダーによっては、microSDカードが差さっていない時の警告音を消すことができるものもあります。

ビューア―ソフト手順の例(ドライブレコーダーごとに手順や名称が多少違うかもしれません。マニュアルを確認することをおすすめします)

ビューア―ソフトを起動します。

設定ボタン(歯車)か、メニューの設定→本体設定を選択します。

メモリーカードのドライブを選択して「OK」をクリックします。

「基本設定」タブ

「音量設定」の「ブザー音」を「OFF」に変更して「OK」を押します。

カーナビから行う場合の手順の例(カーナビによって 手順や名称が多少違うかもしれません。マニュアルを確認することをおすすめします)

カーナビの「Menu」を押します。

「設定/情報」をタッチします。

「情報」にタッチします。

「ドライブレコーダー」にタッチします。

「設定」にタッチします。

「ボリューム」
音量を設定します。

今すぐに警告音を消したい場合の方法

ドライブレコーダーの「イベントボタン」を押します。

ただし、警告音の鳴った原因が異常検知の場合、ドライブレコーダーが正常運転していませんので、原因が解決されない限り録画ができなくなります。

その他の警告音が鳴る原因と消し方

SDカード関連

  • SDカードがおかしい。→フォーマットする
  • SDカードがフォーマットされていない→フォーマットする
  • SDカードのメモリー不足→消去、データ移動してメモリーを空けるか、新しいカードを使う。
  • SDカードの容量がいっぱいになっている。→フォーマットするか、別のSDカードを差す。
  • 保護ファイルの保存領域が残り少ない。→上書きしない設定になっていると鳴る。初期は、自動で上書きする設定になっている(警告音が鳴らない)場合が多い。設定変更していないか確認。
  • 映像の記録中にSDカードを取り出した時。(一部の映像が消えるおそれがある)
  • SDカードに熱がこもっている(特に夏場)。→取り出して冷やす、初期化するか、新しいSDカードと交換する。高耐久マイクロSDカードがおすすめ。

運転支援関連

  • 運転支援機能がONになっている。
    (走行車線をはみ出した、前の車が発進した、後方車が異常接近してきた、信号が青になったなど起きた時に警告音が鳴ります。
    ※ただし状況によっては誤検知する場合もあります)
    →運転支援機能は機種により、OFFにできたりできなかったりします。
  • 事故多発エリア、オービス(速度違反取締装置)、ステルス型取締り機などが設定されている場所に近づくと警告するドラレコがあります。※レーダー探知機搭載の場合。
  • 運転支援は他にも、長時間運転している時に休憩などを促すために知らせるものもあります。

故障関連

  • ドライブレコーダー本体側がおかしい。→電源を入れ直す。
  • シガーソケットの接触不良(シガーソケットタイプの場合)
  • USB端子の接触不良(シガーソケットタイプの場合)
  • Gセンサー(衝撃を感知する機器)に異常が起きている。→購入した販売店に相談。
  • カメラが外れている。→接続を確認する。
  • ドライブレコーダーリンクの認証失敗(ドライブレコーダーリンク対応機種の場合)→ケーブルの接続状況を確認する。接続し直しても改善しない場合は、購入した販売店に相談。
  • ドライブレコーダーの熱暴走(特に暑い夏場)。触れると異常に熱かったり、変形していたりすると熱が原因の可能性がある。→サンシェードで熱対策する(使い方を間違うと、反射熱により逆効果になる場合もある)、耐熱温度を高くした機種を使う。

その他

  • エンジンをかけた時。(ドラレコによっては設定で音が消せない)
  • アイドリングストップ機能がONになっている。→OFFにすることが対策。
  • ドラレコに不具合が起きている。→ビューア―ソフト( microSDカード の中に入っている、ドラレコの設定をしたり録画した映像を確認したりできるソフト)のバージョンを更新してみる。
  • 録画できなかったというお知らせ→原因の1つに「時刻がずれている」というのがある。
    (時刻ずれの解決方法例)パソコンで操作するビューアーソフトの「設定」で時刻合わせをする。

エンジンを切ると鳴る警告音は何?

車のエンジンを切ると鳴る警告音の場合は、ドライブレコーダーではなく、

  • ETCカードの抜き忘れ警告

の可能性があります。

音は、ピピピピピ…と鳴る(次第に音の勢いがなくなっていく)特徴があります。

解決できなかったら

サポートに連絡をおすすめします。