当て逃げ3日後。犯人は捕まるの?

●当て逃げをした人、された人、両方の立場で回答します。

当て逃げ3日後

今回の記事が役立つ人
(○こんな人におすすめ○)

・当て逃げ3日後、警察につかまるか知りたい人。
・当て逃げ3日後、犯人はつかまるか知りたい人。

(加害側)
「当て逃げしたかも・・・と思ってから3日後。やっぱり警察に知らせたほうがいい?」

(被害側)
「当て逃げされて3日後。犯人はすぐ捕まる?」

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(加害)当て逃げ犯として捕まってしまうのか?

当て逃げをした側として悩むのは
保身か相手への謝罪をするか。

天使と悪魔

天使「正直に警察にいったほうがいいよ!
悪魔「わかりゃしないんだし黙って逃げてしまえ!

の間で揺れていると思います。

あなたに心から謝りたい気持ちが
あるのでしたら、
警察に行くことをおすすめします。

当て逃げした側が一番恐れているのは、「捕まってしまうの・・?」という事

確かに相手の車にぶつけた、損害を与えたのは
事実です。

しかし実際は、示談で解決する事がほとんどです。

もしあなたが警察にいった時点で、
もう被害届が受理されていれば、
警察は相手に確認を取って、
あなたへと連絡する形をとります。

その後どうするかは相手が決める事で、
あなたに決める権利はないという事になります。

とはいえ、警察に突き出して
捕まえて下さいとなるか?というと
どうでしょうか。

被害者は、当て逃げ犯を捕まえて欲しいという以上に、
車をもとに戻して欲しい、綺麗にして欲しい、
弁償して欲しいという気持ちの方が強いと思います。

ですので、実際は修理代を請求する可能性が
高いと結論づけられます。

警察も示談をすすめてきます。

もし捕まった場合は。。。?

当て逃げも、「道路交通法違反」に触れており、捕まえる事もできます。

ただ捕まったとしても、
当て逃げは全体で見ますと
程度としては大きいとはいいにくい
部類です。

裁判まで発展する事は、
可能性として非常に低く、
たいていは略式起訴→罰金刑で終わります。
結局弁償になるのですが、違うのは前科がつく事です。

警察に自ら届け出ることをおすすめする理由4つ

1・先に自ら届け出る事で、捕まるという最悪のリスクを極力回避する
(だんまりよりは印象が良くなります)。

2・警察の交通事故証明書がないと、保険がつかえません。

弁償する方法は、大抵車の保険だと思います。
自腹でもできますが、
保険を使う方が、間に保険会社が入って
手続きや話がスムーズに進みます。

3・第三者の警察を間に入れないことで話がこじれる場合も考えましょう。

警察を通さず、個人間で解決した場合は、相手にいいようにやられる恐れがあります。
被害者が善人とは限りません。

厄介な相手だった場合、
後々、なにかにつけて請求してくるかもしれません。
もう話はこれで終わったでしょ?という
証明を第三者である警察にしてもらう事で
話のこじれを防ぐ事ができます。

4・自首したことであなたの印象が良くなります。

だんまりを通すよりも、
自ら警察に知らせる方が
だいぶ相手が受ける印象は変わります。

罪が軽くなるから警察にいきなさいというのではなく、
心からいけない事をしたと自覚しているのでしたら自然と態度に出るのではという話です。

被害届を出すのをやめる人もいます

覚えのない傷がついているのは腹立たしい、
けどこれくらいなら自費で直せるしなあ
と、元々もめごとを避けたい性格の人が
被害者だった場合は、
警察に伝えずにそのままにします。

何も言わず大目に見てくれる人は確かにいます。

ではだんまりを通していいのか?となると、
違うと思います。

すべては相手次第でもありますし、
相手の気持ちを尊重するのでしたら、
警察に自ら届け出ることをおすすめします。

(被害)当て逃げ犯を捕まえることはできるか?

逮捕

警察次第、加害者次第です。
証拠があるか?もポイントです。

とはいえ、実際は加害者が名乗り出ない限り
泣き寝入りの方が確率は高いと思った方が
いいです。

当て逃げでは被害届が受理されない可能性が大です。
仮にされたとしても本気で捕まえるかというと、難しいでしょう。

理由
わざとじゃないから。
被害の程度としては小さいから。
(他と比べて緊急性・重大性に欠ける)

怪我人が出た・死亡者が出たならおおごとですが、
車を擦った、へこんだですと
警察への被害届の受理が完了しても、
積極的に犯人を見つけてくれるかと
いわれると、厳しいかもしれません。

基本、被害届は、相手にわざと害を加えられた場合
(盗みなど)に受理されるものです。

わざと当て逃げをするとは通常考えにくいですので、
民事扱いとなり、刑事対象から外れます。

警察に行ったら、事故証明書がつくれるだけとなります。

よほど、見過ごせないほどの
大きな損傷が認められれば、
被害届を受理される可能性はあります。

警察の対応次第のところもあります

店員さんでも、当たり外れがあると思います。
素晴らしかったり、お粗末だったり、
対応した店員さんで対応がまちまちです。
警察でも同じことが言えるのではと思います。
(人間ですから・・)。

しかし、それでも話を丁寧に聞いて
被害届を受け取ってくれるだけに
とどまる可能性が高いです。

(よほど、同様の事件が多数発生しているなら
すぐ捜査に乗り出しますが、
当て逃げが短い間に多数発生する状況は
通常考えられません)。

あなたの車状態も大事です

警察も、取り合おうにも傷だらけでは
すんなり受理してくれない恐れがあります。

ピカピカの傷一つない車でしたら、
「確かに当て逃げされたな!」とすぐに分かり
信ぴょう性は増します。

ところが元から傷だらけの車ですと
「???どれが当て逃げされた部分なの?」
証拠が第三者から見てわかりません。

具体的な対策はドライブレコーダー

証拠を残さないと始まりません。

ドライブレコーダーが一番当て逃げ対策として有効です。

最近は駐車中でも稼働するタイプもあります。

要約

当て逃げして(されて)3日後。

警察は動くか?の焦点は

わざと(盗みなど)→被害届受理される
わざとじゃない→被害届受理されない

※これはあくまで傾向です。
絶対こうなるという意味ではありません。

警察が入っても、現実、示談交渉になる可能性が高いです。

当て逃げ犯人が捕まるかどうかは、
担当した警察の対応と証拠の有無、
加害者の対応次第です。

絶対こうなる、とはきっぱり言い切れないです。

ただ、泣き寝入りになる可能性が高いと
覚悟した方がいいかもしれないです。

正直者は馬鹿を見る?

話が前向きに解決するかはすべて相手次第です。

いいよいいよーという人でしたら、
謝罪だけで済む事もあるでしょうし、

相手が弱みにつけこむようなタイプですと、
本来義務のない請求までしてくるでしょう。

あなたの身を守る意味でも
(というとおかしいですが)
警察に届け出る方をおすすめします。

確実に相手に謝罪したいのでしたら
ナンバーを覚えておきます。