雨に洗車する意味!3つ!

●今回の記事が役立つ人
(○こんな人におすすめ○)

・雨の日に洗車をする意味が知りたい人。
・雨の日に洗車をすると、なんのメリットがあるか知りたい人。



「雨がザーザー降る日にわざわざ洗車する人の気持ちが分からない」
「洗車って晴れの日にやるものでしょ?」
「意味ある?」

しかし、実は
雨の方が洗車に向いています。

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雨に洗車する意味1ー汚れー

理由を今から3つ、解説していきますね。

一番は汚れが落ちるのが早いという事です。

車体が雨で濡れていますと、
汚れが水と混ざって、
はがれやすい状態になります。

通常でしたら、
まずホースで水道水を車体に
まんべんなくかけてから
洗い始めると思います。
雨が降っている中で
洗車すれば、その作業が省けます。

かといって、
雨に濡れた車体を洗わずに
そのまま掃除にとりかかるのは
正しい方法ではありません。

雨に濡れている段階では、
ただ、汚れが浮いている状態になっただけです。

まだ砂がザラザラの状態ですので、
雨の中、洗車する時でも
やはり車体全体を水道水で
洗ってから掃除を始めるのが適切
です。

汚れは、砂・泥・フンだけじゃない

雨は、車についた様々な汚れを浮かしてくれます。

車にぶつかって付着した
虫の体液・死骸汚れも、取れやすい状態に
します。

取るのが結構大変なのが、
この虫による汚れです。

晴れでは、カピカピになっていますから
取るのに苦労します。

雨が降っている時に
あえて洗車する事で、
車体をピカピカに
磨き上げる事ができます。

雨に洗車する意味2ー水垢ー

乾いた時、
水道水は水垢がつきますが、雨水はつきません。

水垢がつかず、跡にならない、
これは地味に嬉しい効果です。

水道水は乾いて水分が飛んだ時に、
不純物やカルキが水垢となって
車体に残ります。

一方、雨にも不純物は混ざっています。

水道水と違うのは
濃度が薄い点、
(ただし降りはじめは濃い)
自然界のシャワーですので、
どんどん流れていき、
車体についた不純物が
とどまらない点、
水量がまったく違う点
です。

雨ジミは大丈夫?

そうはいっても、
雨ジミがイヤですよね。

一番いいのは、雨が降った後、
また洗車する事ですが、
だったら初めから
雨の中やる意味がないのではと
いう疑問がわきます。

事前対策として
疎水性(水を弾く力)コーティング
を施しておく

が挙げられます。

やり方は簡単で、
洗車後、濡れた車体に
スプレーしたら
拭くだけです。

雨に洗車する意味3ー砂ぼこりー

雨の日は、空中に舞う
ほこり・花粉・PM2.5が、
晴れの日より減ります

恵みの雨が降っている間に
ついでに
洗車もしてしまおうという
事ができます。

晴れに洗車するデメリット

晴れの日は、
カラッとしていてまさに
洗車日和と思いがちです。

しかし、様々な面で
車体に良くありません。

例えば、
すぐに乾くのが逆に仇になり、
水垢がつきやすいのがデメリットです。

特に夏は大変です。

せっかく綺麗にしたのに、
仕上げが最悪、
という事態になりかねません。

また、太陽熱で
塗装面の温度が上がり、
車体を傷めるのもデメリットです。

車体を傷める:
具体的にはウォータースポットが生じます。
(特に濃い車)

洗車中、1~2時間は車体を
じりじりと焼き付ける
太陽にさらしますよね。

あなたも、
1、2時間ぐらい
太陽の元で活動していますと
じっとしているだけでも
次第に疲れてくると思います。

太陽熱はそれくらい強烈で、
人体に比べればまだ頑丈とはいえ、
車体にまったくダメージが無いか?
と聞かれますと
ダメージは無い!と
断言できない事が分かると思います。

洗車機で行うにしても、
太陽ですっかりアツアツになった車に
いきなり冷たい水を
大量に浴びせかけたら
あまり良い事をしているとはいえません。

普段、車を駐車場に停めている人は、
晴れですと、せっかく洗車したのに、
砂埃が舞って、もう汚れた!
という、げんなりする
デメリットがあります。

もちろん、不都合もある。

ワックスがけができない所が、
雨に洗車する時の不都合です。

ただし、
すでにコーティング施工済みの車でしたら、
関係ありません。

雨に洗車しても、次の日には
輝く車体と出会えます。

また、濡れていても使えるワックス
(撥水コート・撥水剤)
でしたら問題ありません。

洗車してすぐ、水浸しのまま、
撥水コートをスプレーしたら
あとは、拭くだけです。

ただし、同じ撥水コートと
名のつく物でも、
水気を拭きとってから、
使うタイプもありますので、
使用方法をよく確認する事を
おすすめします。

要約

雨に洗車する意味は
綺麗にする際にかかる負担を
軽減できる事です。

楽に車体の汚れを取りたい場合でしたら
雨に洗車するのが最適です。

ワックスがけだけは晴れの日に改めて
行います。

もしくは、撥水コートを使います。
事前にコーティング施工をしておく方法も
あります。

もっといいのは
雨が降る最中よりも
雨の降る前日に
洗車する事です。

「どうせ雨で汚れるから意味ないでしょ?」
と思いそうですが

先に綺麗にしておいて
ワックスがけしておけば、
雨から来る汚れを
ある程度防ぐ効果が得られます。

本来、車体を綺麗にするのに天気は関係ない!

洗車の目的を今一度確認します。

車を洗って綺麗にすること。
だと思いますが、
「なんだか車体の汚れが
目立ってきたから洗うか」

という基準で洗う人がいる一方で、
予防意識で洗車する人もいます。

「汚れがガンコになる前に
洗車しておこう!」

予防意識で洗車する人にとって、
雨が降ろうが矢が降ろうが
関係ありません。

雨が振れば、確かに、
前日であっても当日であっても
汚れます。

しかし、予防意識で洗車する人は
雨の日でもどんな日でも綺麗にした方が
汚れ落としの効率がいい事を知っています。

いつ見ても我が車のボディはピカピカだ!
という状態にしておきたい場合は
雨の日に洗車するという選択を
新たに加えるのもありです。