冷凍味付けホルモンの消費期限！（牛・豚・砂肝）

「スーパーや通販で買った冷凍味付けホルモンの消費期限は？」

「精肉コーナーで買ったパック詰めの味付けホルモン（こてっちゃん）を冷凍したら消費期限どのくらいもつ？」

たくさん買いすぎたり、もらったりして、一度に食べられそうにない冷凍味付けホルモンは、いったん冷凍室に入れておきますよね。ところが、気づけばずっといれっぱなし。すっかり忘れていて、ある日見つけてしまったことはありませんか？

また、調理済みの冷凍されていない味付けホルモンを、自宅の冷凍室に入れたらどのくらいもつかも気になるところです。

一般的にいつまでもつのか、賞味期限の例をのせています。
（牛・豚・砂肝ごとに通販・スーパー・自分で冷凍の場合にわけています）。

さらに、消費期限切れしたものはまだ食べられるか？など、

こちらは、「冷凍味付けホルモンはまだ食べられるか？食中毒が心配だけどなんとか食べたい！」と思っている人向けの情報がわかります。

冷凍味付けホルモンの賞味期限（表）

ホルモン	通販	スーパー	自分で冷凍
牛	1か月～ 3か月 ※もつ鍋は1年持つものも。	半年～1年 中には2年も	（鮮度優先）1～2週間 1か月～味が変わるおそれ
豚	3か月～半年、1年	3か月～1年
鳥 （砂肝）	1か月～半年	半年～1年

（意味）
●通販 →通販で冷凍済みの味付けホルモンを買った。
●スーパー→業務スーパーの冷凍食品コーナーにある味付けホルモンを買った。
●自分で冷凍→味付けホルモン（精肉コーナー・パック詰め）を自分で冷凍した。

【！！！注意！！！】

※ずっと冷凍していた場合の期限です。一度冷蔵したり、解凍したりしますと生ものに戻り、２～３日しかもちません。

※賞味期限は幅が出ます（使う部位や店の冷凍方法が違うため）ので、あくまで参考としてください。

自分で冷凍した場合は、急速冷凍したり、適切な方法で保存したりしたときは長持ちしますが、しなかった場合は持ちが短くなるおそれがあります。まだ期限内であっても、味は落ちます。

冷凍やけにも【注意】

買ってきたまま開けないで冷凍しても、一度別の袋にうつしてから冷凍しても、長く置くほど、冷凍やけするおそれがあります（開け閉めが多いと特によくない）。

早めに食べることをおすすめします。

？期限切れした冷凍味付けホルモンは？

季節が冬で寒かったり、体調に特に問題がなかったりした場合など、状況によっては、期限切れでも大丈夫です。

期限切れして3日目ぐらいで、味付けホルモンにおかしなところがなければ無事ですが、自己責任でお願いします。

？通販は期限が長い理由？

業務用の適切な温度管理下で冷凍しているからです。

●消費期限と賞味期限のちがい

賞味期限→※ただし、開けると殺菌効果が消えますのでなるべく早く食べることをおすすめします。

消費期限切れした冷凍味付けホルモンは？

1日2日ぐらいでしたらまだ許せる範囲です。

消費期限切れでも、3日であれば、まだいける可能性はあります。

ただし条件があります。

●今、秋や冬である。
●体調（風邪気味、疲れている、下しやすい）に問題がない。
●ホルモンにおかしなところがない。

少しでも不安が残るようでしたら、食べないことをおすすめします。

特に初夏や夏はおすすめしません。

●1か月を超えてもなんとか大丈夫な場合

（条件）
●未開封のまま。
●真空パック
●すぐ冷凍してそのまま。

※ただし、自己責任で頂いてください。

2年過ぎた冷凍味付けホルモンは食べないことをおすすめします。

冷蔵していた場合の消費期限は？

「冷凍味付けホルモンをしばらく（1か月）冷蔵室に入れていた。賞味期限は来年までだけど、食べて大丈夫？」

答え：食べないことをおすすめします。

冷蔵室にうつした時点で、書かれてある賞味期限は無効です。

冷蔵室にうつしますと、解凍したことになりますので、（生ものと同じ）消費する期限は２～３日です。

冷凍状態を保っているからこそ、1年もちます。

すでに1か月過ぎていますので捨てることをおすすめします。

【大丈夫？】味付けホルモンが腐ったサイン！

冷凍味付けホルモンを解凍したとき、（臭い・見た目・味）がおかしい場合、腐っているおそれがあります。

ただ、味付けされているために大丈夫なのかわかりにくいのが、臭い・見た目です。

チェックポイントをあげていきます。よくわからなかったら次の段階、という風に進めてください。

「アウトだった。でも、焼けば大丈夫でしょ？」

いいえ、大丈夫とはいえません。

菌が死んでもまだ毒素が残っています。

特に夏は傷むのが早いですし、冬でも食中毒は起きます。

また、その日の体調、もとから持っている免疫力の大きさも食中毒を起こすかどうかに関係します。

ホルモンは傷みが早い食材ですので、食べるのはおすすめできません。

冷凍したのに腐る理由とは？

「冷凍しているから長くもつんじゃないの？」
↓
いいえ。

「なんでもたないの？冷凍してるのに！」

いろいろ考えられます。

方法がよくなかったために、冷凍したつもりでも、実際はできていなかった場合に腐ります。

同じページの関連項目↓

長持ちする冷凍方法とは？

味付けホルモンはそもそも古い

ホルモン自体、傷むのがはやい！

ホルモン（内臓）は肉よりも傷みが早いです。

味付けすることで、表面の雑菌が増えるのをある程度防ぎ、傷みを遅らせています。

すなわち、スーパーの精肉コーナーに並ぶ味付けホルモン （こてっちゃんなどの商品名がない、火を通していない）は、生よりも新鮮さが落ちたものを使っている場合があります。

ただ、もとから冷凍してある味付けホルモンをスーパーで買った場合や、焼肉屋さんやお肉屋さん、専門店などの通販で買った場合は違います。

新鮮なホルモンを味付けしています。

それこそお店の評判にかかわりますから、安全性を最重視して提供しています。

長持ちする冷凍方法とは？

「味付けホルモンを冷凍する。長持ちする方法ってある？」
↓
できるだけ早く冷凍することです。

できるだけ早く冷凍することで、劣化を遅らせて、味も食べた舌触りも買った時のままを再現できます。

また、冷凍中に雑菌がふえないように水分や空気を遮断することもポイントです。

●1食分ずつに分けます（大量に買い込んだり、頂いたりした場合）。

分け方→×団子　〇板

平べったくして厚みをつけない方が冷凍が早いです。

分けた後も積み重ねないように一面に並べるかたちにします。

1食分ずつに分けることで、解凍するときに欲しい分だけ取り出せますので便利です。

分けることはしないで、ぜんぶ保存用の袋に入れる場合、1つの塊を平らにした後で板チョコのような溝をつけておけば、解凍するときに割りやすいです。

もし買ってきた袋ごとそのまま冷凍すると、大きな塊を必要ない分まで解凍する必要があるため、使わなかった分は劣化します。

？入れるものは？

ジップロックやラップがおすすめです。

口を閉じる前に空気を抜きます。

もっと密封性をあげるために、ラップで包んだ味付けホルモン（1食分ずつ小分け）を、ぜんぶ1枚の保存袋にまとめる方法もあります。

●他の機能や道具を最大限活用します。

例
・冷気が早く伝わるトレイ（アルミやステンレス）にのせる。
・急速冷凍の機能を使用する。

？確実に冷凍できる最適温度とは？

答え　-18℃以下

（根拠）
※冷凍味付けホルモン袋の裏の「保存方法」のところに、温度が書いてあります。

雑菌が増えることのできない温度です。

「-18度とは 冷凍室の強 中 弱のどれ？」

「 中 」です。

温度をいじりますと、冷蔵室にも影響が出ます。

冷蔵室の食材が凍ってしまうときは、冷蔵庫の温度を「 弱 」に変えてみます。

？味が落ちる冷凍方法とは？

●一度解凍した後で、また冷凍する。

冷蔵と冷凍をくりかえしますと、ドリップ（水）がホルモンから出ます。

ドリップは、うまみの元であり、栄養があるため人間だけでなく雑菌も好みます。

冷蔵と冷凍をくりかえすことで、味は落ち、傷みも早くなります。

要約

冷凍味付けホルモンの賞味期限は、ハッキリとはいえないです。（店の冷凍方法や部位の違いで差が出ます）。

「消費期限切れでも、まだ食べられるか？」

消費期限切れでも、3日以内であれば、まだいける可能性はあります。

秋や冬である、体調に問題がない
↓
ホルモンの様子を確認しつつ大丈夫そうなら食べてみてください。

消費期限内だとしても味付けホルモンの様子がおかしければやめることをおすすめします。

※味付けしている時点で古いです。
（スーパーにある生の味付けホルモン場合。加熱済み、冷凍食品や通販は新鮮です）。

長持ちさせるには、なるべく短時間で冷凍できるように工夫します。

はやく冷凍できるほど鮮度が保てるからです。

冷凍味付けホルモンをスーパーから買ってきたり、クール便で届いたりしましたらすぐに冷凍庫に入れてください。