「くずもちをたくさん頂いちゃってどうしよう!くずもちってあんまりもたないからすぐ処理したい!」
「くずもちが余りすぎて、きな粉と黒蜜をかけたふつうの食べ方にあきてしまった。なにか他のいい使い道はない?」
という方に向けて、晩ごはんのおかずになる「くずもちのおすすめアレンジ料理」をご紹介します。
実際に作っている方10人にお聞きしました。
くずもちが晩ごはんのおかずに早変わりしますので、毎日の献立で悩むママさんにおすすめです。
くずもちのおすすめ料理6!
豚汁などの汁物やスープ
くずもちを豚汁の中に入れてプニプニとした食感が大人から子供に大人気です。
実際に葛餅を作るとき片栗粉を解いて作りますので塩系のおかずにも合います。
もちろん黒蜜やきなこをかけて食べるのが一般的ですが汁物にもとても合います。
コンソメスープや鶏がらスープにも合います。プニプニ食感が楽しめるのにくずもちは最適です。
煮物、鍋料理、肉じゃが
葛餅は煮物との相性が抜群です。 たとえば、鍋料理で葛切りの代わりに入れるとトロッとした食感が楽しめます。
出汁によって味の変化が楽しめるのも葛餅ならではです。
また、家庭料理の代表的な煮物といえば「肉じゃが」。
しょう油と砂糖の甘辛い出汁と、野菜のうま味が程よくしみ込んで美味しくいただけます。
葛餅は冷めにくいのが特徴ですが、煮崩れも起こしやすいため、煮物の素材として使用する場合は火の入れすぎに注意が必要です。
私のくずもちの食べ方は、お鍋の具にしたり、すき焼きやおでんなど、煮る料理としてアレンジしています。
プルプルとした形状をしているため、煮崩れしていまいそうですが、実際は長時間でなければ、煮崩れる事なく形状を保ったまま美味しくいただけます。
煮すぎないように火を止めてから味を染み込ませるようにすると、煮崩れなくおいしい煮物になります。
マーボー豆腐、ラーメン
くずもちを一口サイズに切ります。 それから、マーボー豆腐の素と絡めます。 これで、「マーボーくずもち」が完成しました。少し濃い目の味付けにした方が美味しく食べれますし、ご飯のおかずとしても合います。
そして、茹でたラーメンの麺の上に乗せれば「マーボーくずもちラーメン」の出来上がりです。
この時、麺は冷水で冷やしておくと更に美味しく食べることが出来ます。
吸い物、鍋、餃子
くずもちを煮てみたことがありますか?柔らかいので溶けてしまうとお思いの方が多いかもしれませんが、実際は水分を吸って膨らみ、ふるふるの食感になります。ですので、お吸い物に入れたり、お鍋の具として入れたりするのもオススメです。
また、くずもちを細かく切って、餃子を包む時に少量いれてみてください。焼いた際に出る野菜の水分や肉汁を吸って美味しさが逃げません。
けんちん汁
私はくずもちが余ると「けんちん汁」の具として入れます。
具材は何でも良いのですが、キノコが入ると風味が増して美味しいです。
家では大体、ネギ・人参・キノコ・豆腐など少量余った物を入れていますが、ポイントは最初に野菜だけを少量のごま油で炒める事。こうするとぐっと美味しさがアップするのでお勧めです。
だし汁を加えて醤油ベースがお好みなら醤油を、味噌味が良ければ味噌をいれて、最後にくずもちを入れます。くずもちがいい具合におつゆを吸って、立派なおかずの一品になります。
納豆くさもち
私が住んでいる地域には、納豆餅と言う食べものがあります。これは白い餅にタレをかけた納豆を絡めた食べ物なのですが、とてもおいしいです。
普通の餅ではなく、くずもちを納豆に絡めて納豆くさもちにしてもおいしいです。
餅は炭水化物なので、ご飯を少し少なめにして、おかずとして納豆くさもちを食べるのがおすすめです。
手作りくずもちのおすすめアレンジ料理!
プリン
葛粉と豆乳を鍋に入れてからゆっくり混ぜながらプリンを作ります。
終えたら黒蜜ときな粉をかけて、夕飯時に出していますがデザートでよいです。
他は黒蜜ではなくお醤油でも美味しいので、ちょっと口直しや夕飯時に一品だすと家族は喜んで食べるので、くずもちのアレンジとしてよく手作りするようにしているので、色々と楽しいです。
栄養満点団子
かぼちゃの栄養と少しの人参をいれて栄養を考えた料理です。
短時間で洗い物も少なくが私の料理の基本のため、カボチャ 人参は柔らかくなるまでレンジで加熱します。合計100グラムです。そのあとビニール袋にいれてつぶします。ペースト状になるまでです。
そのあとは鍋にくず粉を入れ水 1カップをいれていきます。煮立ったらつぶしたカボチャと人参をいれます。そのあとこねます。栄養満点のおかず一品となります。
子供もぱくぱく食べてくれます。
(ダイエットに)サイリウムパウダーくずもち
晩御飯をなるべくヘルシーにと考えている方は女性の方に多いと思います。
簡単ヘルシーにくずもちを自分で自作し、なおかつ晩御飯のおかずにする方法として、くずもちをサイリウムパウダーで作るという方法があります。
食物繊維でできているのでとてもヘルシーで、それを甘辛ダレにからめてもちもち食感の一品にしてしまうのがダイエットにオススメです。
粉末サプリメント。食物繊維が多いのが特長です。 サイリウムはオオバコの仲間で、種皮からできています。
要約
和菓子のイメージが強いくずもちですが、意外と使い道があることに驚きますね。
デザートで使えるのはもちろん、汁物や鍋、マーボーなど、いろいろな料理の具材に使えることが分かります。
調理しなくても醤油で味付けするだけでもおかずの一品として加えることができ、便利な食材です。
地域料理にちなんでくずもちをアレンジする方もいらっしゃり、(くずもちを納豆にかける)実に幅広いです。
くずもちの隠れざる3つの魅力とは?
- 汁気を吸って膨らみ、食感がトロッと、ふるふるとしておいしい。
- 汁気を吸うため、おいしさが残り、ダシによる味の違いが楽しめる。
- 冷めにくい。
くずもちを晩ごはんに使うときの注意
火の入れすぎに気をつけます。(煮崩れ防止)
火を止めてからしばらく置いて味を染み込ませるようにすると、煮崩れなくおいしい煮物になります。
このようにいろいろとアレンジできますので、食べきれない量に困っているママさんは、くずもちをいつもの晩ごはんの一品に加えてみてはいかがでしょうか。