「占いって信じます?」
これすごく当たる!当たってるよ~!!!
とお伝えしたかったので。
今回は生年月日の暗号をご紹介していきたいと思います。
バースデイサイエンスとは?
誕生日をただの生まれた月日としてとらえるのではなく、神様から与えられた幸せになるヒントであると受けとめる考え方のことです。
誕生日とはまた典型的な、と思うかもしれません。
しかし、ただの占いと軽んじてはいけないです!50年の追跡調査に裏づけられた統計データです。
なので正確には占い(未来をいい当てる類)ではありません。いわば学問の一種で、もっといえば統計心理学です。
一人一人の行動・考え方を長い間にわたって記録し、収集し、そのうえで分かった傾向をパターンとして明確にしたのが統計心理学なのですね。つまりものすごく凝っています。
調べ方はカンタン。自分の生年月日を調べるだけです。巻末に昭和3年から平成23年までが載っていますので、たいがいの人が自分がどのタイプかを見ることができます。
本書は何の役に立つのか?
接し方がよく分からない相手の基本思考が把握できます。
ですから、日常生活で楽しく過ごす、ビジネスで商談が成功する、上司と関係をうまくやるために役に立ちます。
私生活・仕事、どちらも共通しているのが人間関係です。
人間関係ってほぼ確実に悩んでしまいますよね・・・。
自分とは違った考えの人とも関わる必要がどうしてもあります。大人だからしょうがない、といい聞かせても、だけどとってもしんどい。
(特に私は不可解なタイプで相手はしんどいと思います。)
大人になっても、ついつい自分と似た価値感の人間と固まりがち。そして違う価値感の人間を回避しています。
「みんな、自分の価値感こそが正しいと信じているからです」。
ところが、自分の価値観で判断して行動するからズレが出てきて、色々と問題が・・・。
実際は、価値観は多種多様です。喜ぶポイントや不満に思うポイントが人それぞれ違います。理解できる話し方・やって欲しいこともですね。
本書を読むことで、自分とは価値観が違う相手でも、タイプ別の攻略法、といったら語弊があるのですが、喜ばせてあなたを気に入ってもらうことができます。
すると苦手な人とでも仲良くなれて、人間関係のこじれが解消されるわけですね。
その前にまず相手のタイプを見抜いておく必要があるのですが、本書でなんとなくの傾向はつかめると思います。
また人間関係を良好にするだけでなく、自分の強みを知ることで、今よりもさらに可能性の幅が広がります。
上司なら、このタイプの人は何を任せれば実力を最大限発揮できるのか分かり、適切な配置ができます。
注意は、本書に載っているからといって決めつけたりしないこと。あくまでも人間関係をよくするために使うことが目的です。押しつけて仲がこじれれば意味がありません。
私のタイプはこれだった
大きく4つのタイプにわかれていて、私は結果重視。さらに2つに分けられ、私はオウンマインドタイプでした。
いやあ、これが本当によくいい当てていて。
●「そうそうそう!!!」と深くうなづいたところ
言葉通りに受け止める。例えば、検索しないでください!といわれると私「わかった!」と本当に検索しない。社交辞令だと気づかず鵜呑みにする。遠回し表現だとピンと来ないどころか、ああその程度の気持ちなんだね、真剣じゃないんだねーと軽く流す。
ハッキリきっぱりいってくれないと理解しない。そして私もいう時はハッキリいう。的確に指摘することは親切だと思っているから。傷つけるなんていう意図は微塵もない。むしろ感謝すべきじゃないの?と真顔で思っている。そういえば思わず添削してしまうのはここから来てるのかもしれません。
鈍い。時間差で理解できるがそのころは話題が次に移ってて、時すでにおそしなことによくなる。思い出し笑いもよくする。ツボに入った笑いを何度もかみしめ味わう。
唐突なことに対処ができません。事前にアポとってくれれば用意するなりして準備できるのにー。ころころ状況を変えられると「あ”あ”あああああああ””””””””!!!!!」となります。
基本見守り姿勢。相手を観察して、手助けが必要ならば助ける。
一人で作業ができる自分の城を欲しがっている。(ここ特にそうそう!ってうなづいた)。
計画通りに進まないと他のタイプ以上にとってもイライラする。なんとなく自分で決めた計画。例えば午前中までにこれをやっておくなど。間に用事が挟まれると「ぬがっ!!!!!!」ってなる。
上下関係はない、平等目線。年上だからとか年下だからとかはほとんど意識していない。(男女は意識しているかもしれない)。
マイペースでいる時が一番自分らしくいける時。急かされると、途端に行動配分がごちゃごちゃになって混乱するばかり。
ライバルは自分。現状に満足すると人へのダメ出しが始まる。常に自分を競争相手としてる時が一番安定している状態。
基本自分だけで解決したいため、よほどのことがないとこりゃだめだお手上げにまでならないと相談しない。だから「なんで早く相談しないの!?」といわれても「へっ?」ってなることがよくあります。また質問サイトがあっても一度も個人的なことを聞いた事がないです。
実(じつ)を取るので値段が安くても価値がないと判断すれば買わないし、どれだけ高くても価値があると判断すれば迷わず買う。
もう書いてあること全部当たってた。
んー、これはちょっと違うなってことが私の場合、一つもなかったです。
オウンマインド同士ってどうなんだろう・・・。仲が進展しない気がする・・・。互いに干渉されるのをよしとしないから。
しかもお互い観察し合ってるんじゃないでしょうか。何をやってるんだというシュールな光景が広がりそう。
しかもお互い意見を譲りそうにない;あまりいいとはいえない組み合わせかもですね。
私が特に苦手なタイプはパワフルタイプ、B型人間・体育会系な人です。きっとあっちも私を好まないはず。真逆だからな思考が。
はっきりいって私はウケのよくない性格です。しかも一人でいることで「やったー、これで自分だけの時間ができたぞ~誰にも妨げられないぜー」と小躍りで喜んじゃってる始末です。現に一人で集中できる時が私の最も輝ける状況だったりします。
要約
「あの人とは気が合わない。」
普通自分と違う価値感を持つ人に対してマイナスに評価します。それどころか間違ってる!と矯正までしてしまいがちです。
なぜなら、みんな自分の価値観こそが正しいと思い込んでいるからです。(しかも私のタイプは特に顕著です)。
しかし実際はこの書籍からいうと大体パターンがわかれています。本当はもっと数万パターンあるのをもっと分かりやすくまとめてくれたのが本書です。
相手の行動の真意が分かっていないために、間違った受け取り方をしてしまう。
でも自分の価値観が正しいと信じているから、間違っていると気づかない。
ところがどっこい、ふたを開けてみれば全然違う、それぞれが重視するポイント。そこで食い違いが生まれて誤解もしたりされたりもします。
本書では、自分の価値観だけに頼っていては人間関係が上手くいかないことに気づかせてくれます。
表向きを見ただけでは分からない、その人の本当の気持ちをある程度察して、どうして働きかければ心を開くのか。
外れてるだとか当たってるだとか。占いだから、ちょっとした遊びのつもりで読んでしまいがちです。
しかしそれよりも、本書をきっかけに苦手なあの人との向き合い方を変えてみることが大事じゃないかと私は思いました。