【必読】脳が冴える15の習慣で失われたあなたを取り戻す!

冴えた脳はふだんの習慣から作られる。

「最近、頭がいまいち働かない。どうしていいか分からなくなるし聞いてもすぐに忘れる」

「前より仕事ができなくなって、全然片付かずひっちゃかめっちゃかで困っている!」

そんな人に強くおすすめしたいと思うのが本書です。

この書籍にあることを実践し、習慣にすれば、ばりばり働けるあなたを取り戻すことができますよ!

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何が書かれてあるか(概要)

脳が元通りキビキビ働くようにするために必要な習慣が網羅されています。

特に習慣1と3・11はもう基礎中の基礎で、わざわざいわれなくても分かる内容です。でも必ずしなくちゃいけない超重要な部分で、脳をまともに動かすための土台といえるところです。

脳の観点から、脳ってこんな仕組みだから基礎を疎かにしちゃいけないよと説いています。

ここができていない人は非常に多いはずです。

習慣5と6は、昔は要領よくて、何事もうまくいっていた現偉い立場の人にぜひ確認してもらいたい内容です。

立場が上がって来るとやっぱり仕事のレベルというか量が増えてきます。どれだけさほど努力もしないでできた人でも限界が訪れる。

忙し過ぎて訳が分からなくなって頭が混乱し、仕事もなかなか終わらなくて、困っている方がいらっしゃるのでは?

今一度、習慣5と6を新たに採り入れることをおすすめしたいです。

私の場合は習慣2と4、8、13が非常に役立ちました。

習慣2はラクな割にきちんと仕事がこなせる方法が分かります。真面目な人が陥りがちなダラダラ仕事するスタイルは非効率だからもっと違う方法を、と提案しています。

習慣4は前頭葉の体力がつく、ある脳トレを知ることができます。

私はこれをもう長い間続けています。昔は1時間以上かかっていましたが今は30分未満でササッとできます。でもたまにミスることがあります(私の知能はもう一生このままなのか・・・?)。

習慣8は記憶がよくなる方法です。暗記力とかいう類では全然ないです。全く違う観点から物覚えをよくすることができます。ヒントは「人のことをもっと考えよう」ということでしょうか。

習慣13は自分の脳のわるいクセを見つめ直すことの重要性が理解できます。スルーしていませんか?なんとなく日常でやってしまっているささいなミス。実はそれこそが・・・!だから、今一度反省し、改善する意識を持ちましょうと書いてあります。

あと習慣15!やる気を上げる方法なのですが、これはですね・・・。日本人ってどうも人のやる気を減退させる風潮があるといいますか。バランスを考えていないところがあるなって思いましたね。愚痴が多い人は特にこの習慣に注目してください!脳には良くないクセなんですよ実は・・・!

読むと何が得られるか?

表題の通り、冴えた脳を得られます。

本書では脳に対する認識を改めてもらったうえで、では何を習慣にすればいいか?具体的に書かれています。

脳と体はつながっています。

「いや、当たり前じゃないですか!」という声が聞こえてきそうですね。

なのに実際は区切ってしまいますよね。脳だけをどうにかしようとしていませんか。

脳を動かすには、まず体に注目する必要がある、というのが脳に対する認識を改めるのに大切なことだと分かります。

また、あなたがやらなくなってしまったことが分かります。

何かをしなくなったことが原因で、脳がうまく動かなくなっているのです。

いうなれば嫌なこと、面倒くさいなあと思うことですね。

やっても意味がないように思えることこそが、脳を一定の水準にまで動かしてくれる大切な大切な宝物だったのです!

無駄だと思ってスッパリやめてしまったら、もっと効率化すると思いきや違います。

かえって、脳が耐久性を失って、使えていた機能を閉じてしまうことになります。

脳は思ったほど都合良くできてはいません。筋肉と同じで、努力して機能維持することが必要なんだと、思い知りました。

思えば、体だっていくら毎日鍛えているアスリートでも、ケガをして少し休養しただけで筋肉が落ちる話を聞いたことがあります。

脳だけは特別だなんて考えていた私が甘かったです。

で、私も面倒くさがりな性格がアダとなって脳が衰えてしまいました。一時期どもってしまったこともあります。あまりにもしゃべらない時間が長過ぎたからです。

いや、本当にしゃべってないとしゃべれなくなるんだ!って驚きました。

私はこの書籍でこう変わった!

「自己管理がなってない」

と、ちょいちょい色んな人から指摘されてきたのですが、頭のよくない私は「?」で済ませて来ました。

今やこの書籍を元に自覚が芽生え(遅い)、少なくとも前よりかは管理できてきたかな?と感じています。

経験上、脳が発達しないと相手のいっていることが理解できないですね。自覚どころかまず理解ができないっていうw

だから、楽観主義者の人は、何か指摘を受けた時、重くとらえた方がいいかもしれませんよ?

具体的に私が何をしたかといいますと、まず文章を書くことです。

●入力より出力!

こうしてここで文章を書いているということも、非常に脳に良い習慣です。

私は文章を書くのが大の苦手で、学生の時は無理やり原稿用紙を埋めて支離滅裂な状態で出していました。

でも何年も何年も書くことを続けて、語彙を増やす努力もしてきた(知らない言葉があれば調べて記録する)結果、今は1000文字ぐらいだったら平気で書けるようになりました。

最初は何か文章を書くぞ!と思っても頭が真っ白で、全然言葉が浮かばない状態からのスタートでした。600字書くのもつらくて。

だけど、今こうしてできることが増えた状態になれたうえで強く思うのが、訓練って苦しくてもやるべきだってことです。

大変なんですよね。自分で考えたことを相手にも共有できるように創意工夫することは。非っっっ常に面倒です。

だから、察してくれみたいに相手にエスパーを期待してしまうんじゃないかって思います。たとえ上司であれ部下であれ相手に負担を強いるな!って話なんですけれどもね。

日本語ってあいまい表現が多いですが、結局自分がラクしたいだけじゃないの?と訝しむまでになっている私です。

私は楽観主義ゆえに基本行動しないのですが、する必要性を自覚すると自分ならできる!と信じ切ってやれる強さもあると思うんですよね。

どもってて人に馬鹿にされてもそんなこと気にするヒマもなく、必死になってしゃべってたらいつの間にか治っていました私の場合。

今やスラスラ話せますから。

文章を書いて出力してきたから、今度はどんどん考えたことを的確に表現できるようになりました。そうそう!こういうことが今、私いいたいのよと思えることが増えています。

女性って文章を書くのが得意な感じですが、私は同じ女性なのに大の苦手でしたので・・・。それはきっと書いて来なかったからです。性別の問題じゃなくて訓練の問題だったんだと思います。

訓練ですね本当。

音読と家事、運動もやりました。

あとペットとの触れ合いも脳にいいそうですよ。感情が癒されて前頭葉がイライラを鎮めなくてすむからだそうです。

嫌なことをやっていくと、たしかに頭が発達していくんです。

好きなことをやれと巷ではいわれますが、私の場合、自分の身を助けてくれるのは嫌なことです。

好きなことって見ている時はいいのですが、いざ自分が作る側に携わると、さほどそうでもなかった・・・という経験がないでしょうか。

●脳が冴えて発達してくると・・・こんないいことが!

  • 疲れを自覚できるようになり、自分で休息が取れる。
  • 衝動で行動しなくなり、いったん立ち止まって再検討する。
  • 自分の気持ちを言葉を使って的確にのびのび表現できる。

昔のいけてた自分に、また戻れるだけじゃありません!できることが増えて、もっと楽しい気持ちになれる機会ができます。

習慣のお陰で「嫌だなー、面倒だなー」と感じてきたことが平気になれるのですから、当然といえます。

●頭を使う機会が減っていませんか?

何も難しい問題を解くとか、そういったことではなくて、脳領域をまんべんなく使う・・・すなわち軽い運動や相手の身になって話す、ファイル整理をするなど本当に日常で行うレベルです。

掃除も記憶力にいいと思っています。なぜなら、どこに何があるかを自然と見る機会が生まれるからです。掃除機かけながら、物をどかす時に、「あー。これってこんなところにあるんだー」って思いながらやりますよね?

あれってどこにあったっけ?となった時でも、事前に確認を済ませていますので、すぐに思い出せます。

あと、文章づくりは本当に頭(前頭葉)を使います!支離滅裂な情報をきれいに整えて、誰が読んでも一通り意味が通じる形にして・・・という中で、ある意味で情報を料理しているといえます。

書籍を読み終えて

「ええっ!まさか、こんなことで???」

本書で指摘する原因は、大したことに思えないものばかりです。

でも、積み重なると、物忘れ、饒舌に話せない、仕事ができない状態として出現します。

脳って、常に自分から努力、成長しないと賢いままでいられないんですね・・・。

スマホなど、便利なサービスでラクできるようになった反面、自主的に脳を鍛えていないと生活に支障が出るぐらい苦しむことになる時代です。重く受け止めないといけません。

効率的も過ぎると、大事なことを見落としてしまう。そんなことを思い出させてくれるのが本書です。