家庭教師「生徒の親がうざい」「怖い…」苦情のトラブル解決方法!

家庭教師をやっていて、「子どもの成績が上がらない」「教え方が悪い」「結果が出なかったから返金しろ」と親から苦情!

ここでは、生徒の親から苦情を受けるトラブルに見舞われて、うざい思い、あるいは怖い思いをした家庭教師の経験があるみなさんが、どうやって解決したのかがわかります。

また解決できなかった場合もあります。その場合は、親にどんな対応を取られるのかもわかります。

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生徒の親に苦情を言われた時の解決方法!

生徒の方が間違っていることを証明した

男子中学2年生に週に1回英語を教えていたときのことです。単語の覚え方として、ノートに繰り返し書いて覚えることを教え、毎日続けるよう言っていました。

でも、ある時親御さんから英語の成績が全く上がらないから教え方に問題があるのでは、と言われてしまいました。

そこで単語の覚え方を紹介して続けていれば成績は上がる、と反論しました。

そして生徒に単語の覚え方を続けているか聞いたところ、やっていないと正直に白状しました

親御さんも息子の努力不足を認めて引き下がってくれてひと安心でした。

生徒のさぼりを親に告げた

私が学生時代に家庭教師をしていて、生徒の親に苦情を言われた時のことを話します。

私は翌年に受験を控えた中学3年生の男子生徒を担当していました。

科目は国語と英語をメインにしながらも、一応全科目を網羅していました。

男子生徒は真面目にやっていながらも英語の成績がなかなか上がらず、家庭教師をして3ヶ月ほど経った頃から、生徒の母親に授業後に相談と称した苦情を言われるようになりました。

「家庭教師料金を払っているのだから、ちゃんと仕事をしてください」と。

言っていることはもっともなので、英語に対しては宿題を課すようにしました。

しかしそれでも成績は伸びませんでした。

なぜなら生徒がサボることが多々あったからです。

私は生徒のサボっていることを母親に告げ、宿題を出すなどしてこちら側も一生懸命やっていることをアピールしました。

成績が伸びないのは、生徒のやる気の問題であることを伝え、理解してもらい、苦情はなくなりました。

こういったトラブルは家庭教師だとよくあることだと思うので、誠実、かつ根拠を示して対応するのがいいかと思います。

マメにコミュニケーションを取った

中学生を指導していたのですが、教え方のレベルが高すぎて子供が付いていけない、という苦情を言われた事がありました。

そこで、初~中級向けの参考書を探して、それを何冊か用意しました。

そして、3者間で話しあい、これを使えばこう分かり易くなると丁寧に説明しなおし、軌道修正しました

その後は上手く行ったと思います。

経験談として、親御さんとはマメなコミュニケーションを取っておくとよいと思います。転ばぬ先の杖です。

数日間親の前で子どもに指導した

私が教えた分野の学校のテストが良くなかったということを親に言われ、「どう教えてるの?お金払ってる意味ないから教え方上手くなるまで無料でやって。」と言われました。

自分の指導の仕方を反省しましたが、精一杯教えているつもりだったので数日間親の前で子どもに指導するようにして、何か問題があれば言ってくださいと言いました。そうすると何も言ってこなくなりました。

自分から提案をした

中学生1年生の親御様に望まれていたレベルまで成績を上げる事ができず、半年分の返金を求められた事があります。

自分の力不足を認め素直に謝り、1日の勉強時間を減らして週に2.3回に分ける変更ができないかご提案をせていただきました。

もともと週1回の英国数3時間でしたので、生徒さんの集中力があまり持たない状態でした。部活終わりで眠たそうな時もありましたので、ベストなコンディションで学習ができるようお願いをしました。

自分の方も学校の時間割や学習内容を会う度に確認する事ができ、次のテストの内容に沿った課題を準備する事がし易くなりました。

こちらが思い切って提案をしてしまった為、次のテストまで生きた心地がしませんでしたが、教える側にも緊張感がうまれ質の良い学習を提供できたと思います

その後のテストは無事に親御様が納得される成績を取る事ができ、高校受験が終わるまでお付き合いをさせていただきました。

条件を付けた

生徒の成績がどんどん落ちていてお前のせいだ、もう辞めろと怒鳴られたことがあった。

非常に怖かったし私はその日で辞めようと思ったけど、生徒はいい子だったのでどうにかできないかと思い改めてその生徒の苦手分野などを洗い出し、その克服に向けてカリキュラムを立てたりその他の時間でも勉強をするようにスケジュールを組んで生徒の親に渡した。

私の教え方も改善しますが,それ以外の時間の自学も力を入れてほしい、これで次のテストがダメだったら私は辞めて代わりの人を付けますと言った。そしたら次少しだけ上がったので苦情を言われなくなった

生徒同伴で指導計画を説明した

私の場合、家庭教師を受け持ってから、生徒さんの成績がなかなか向上しないという苦情をいただきました。

正直、指導してまだ1ヶ月程度でしたので、保護者の方に生徒さんに同伴していただき、私の指導計画をご説明しました。

具体的には、長期目標(志望校合格)と中期目標(〇〇模試で偏差値〇〇)、短期目標(期末テストで〇〇点以上)を生徒さんと一緒に確認し、目標達成のために現状取り組んでいることを生徒さんと共に確認しました

こうすることで、指導計画に沿って指導していることと、生徒さんともコミュニケーションが取れていること、生徒さんが目標に向けて努力していることが伝わります。

実際、このように説明したところ、保護者の方も納得してくださいました。

どうしても保護者の方と一対一でお話しすると感情的になってしまう場合もあるので、私は必ず生徒さんに同伴してお話しするのが1番の解決策です。

情報を開示し、誠実な態度を見せた

生徒の部活の都合で、保護者の方より指導時間の変更を打診されましたが、他の生徒も掛け持ちしていたので時間変更に応じられず、家庭教師派遣元にも相談の上、教師交代のお願いをしました。

すると、保護者の方から「高いお金を払っているのに時間調整ができないとは何事だ。他の生徒の方が優先なのか。」と怒りの形相で直接苦情を言われ、強い恐怖を感じました。

自分のスケジュールを可能な範囲で開示し、要望通りの時間変更が不可能である旨を改めて伝え、ご検討いただきたいと伝えました

こちらの誠意を受け取ってくださり、こちらのスケジュールに合う日程で指導を依頼されたため、指導を継続することにしました。

恐怖心はありましたが、誠意を見せたことで解決しました

異性をエサにして生徒のやる気を出した

私が家庭教師をしていた時に、生徒の父親が「もし、うちの子の成績が上がらなかったら、どうなるかわかってるんだろうな」とかなりの圧力をかけられました。

しかし、当の本人は、まったくやる気なしの男子高校生。

困った私は、その男子高校生を私が通っていた大学のキャンパスに無理やり連れていき、かわいい女の子を紹介しました

そして「もし君が、大学生になれたら、毎日こんな楽しい思いができるんだ」という事を、これでもかというほど男子高校生に吹き込みました。その結果、無事に合格できました。

解決できなかったケース

中学1年生の男の子を1年間教えていました、成績は普通で覚えも悪くなくしっかり勉強してくれる子で、出した宿題も問題なくこなしてくれていたのですが成績がイマイチ上がりませんでした。

成績が上がらない事を母親から、頑張っているのになんで上がらないの?と子供の前で私に言うかの如くチクリと言われました、

それから毎回授業がある度に言われてとっても不愉快な思いをしました。

結局1年程で交代させられました。

苦情問題 解決方法のまとめとポイント

親御さんも人の親ですから、どうしても我が子の肩を持つ考えをしてしまい、結果、家庭教師側のせいにしがちです。

しかし、言いがかりをつけられた家庭教師であるあなたとしては、たまったものではありません。

家庭教師のせいではなく、お子さんに原因がある場合

「さぼっているんじゃないか?」
「ちゃんと家庭教師の仕事をやっていないんじゃないか?」

という疑いを親御さんにかけられている場合、普段何をどんな風に教えているのか、できるだけ具体的に説明する、もしくは実際の姿を見せるのがおすすめです。

自分は確かにやるべき事をやっていて、できていないのはお子さんの怠慢によるものである事を証明する必要があります。

証明する方法例

  • お子さんの口から直接白状してもらう。
  • 自分から親御さんにお子さんがさぼっていることを告げる。
  • 親御さんの目の前で、普段の学習している様子を見せる。

また、お子さんのやる気を引き出すために、「目の前にエサをぶらさげる」のも有効です。

エサの例

  • もし大学合格できたら、かわいい女の子と毎日遊べると吹き込む。

お子さんに原因がない場合

素直に謝罪し、自分の教え方を改善する。その際は事前に親御さんにこういう風に改善する旨を具体的に伝え、納得してもらう。

さらに条件を付けて、(改善してもだめなら交代してほしいなど)本気で向き合うつもりでいることを暗に親御さんに伝える。


どう考えても理不尽、親御さんの言い分はおかしい、もう限界が来てこれ以上は付き合いきれない。

そう感じた場合は他の先生に変わってもらう事を願い出るか、親御さんから交代を言い出すまで続けることをおすすめします。