「危険物取扱者の更新すっかり忘れてた! 期限とっくに過ぎてる! もうだめ?資格失う?」

危険物取扱者は、車の免許証のように通知が来ませんので、お仕事で使っていないと忘れがちですよね。
しかし大丈夫です。
資格を失う心配はありません。
まだ間に合います。
ただし、10年以上過ぎた場合、早めの書換えをおすすめします。
免状としては不完全で、違反をしているため(消防法令)です。
危険物取扱者の更新忘れてた!資格失う?
大丈夫です。失いません。
10年を目途に新しい写真を更新してください。
消防法令で、義務として決まっています。
はい。
期限を過ぎても写真の書換えをすれば有効です。
ただ、早めの手続きをおすすめします。
顔写真の有効期限(10年)は切れていて、不備のある免状になるからです。
10年たてば顔の雰囲気が変わる可能性が高いため、本人確認が困難となります。
具体的な害は、仕事で使えないことです。
特に将来仕事で危険物取扱者を使う可能性がある場合は、写真の書換えを早めに行うことをおすすめします。
流れ
- 1申請書を入手します。
- 2写真撮影します。
- 3必要なものを用意します。
●危険物取扱者免状
●(郵送の場合)→免状送付用封筒・切手392円
●収入証紙1,600円 - 4(直接いく場合)お住まいの消防試験研究センターへ。
~約2週間後~ - 5新しい免状ができたので、取りに行きます。
※郵送してもらう場合は、申請する時に送付用封筒・切手392円を準備します。
写真
撮った写真を、新・危険物取扱者免状に使います。
書き換えの時の写真
枚数:1枚
有効:申請の6ヶ月以内に撮影したもの
サイズ:縦 4.5cm×横 3.5cm
撮影方法:正面、帽子をとった姿、無地の背景、上三分身像(体の3分の1ぐらい)
色:カラー、白黒どちらか
貼る方法:のり付け(セロテープははがれる恐れがあります)。
※写真の裏面に撮影年月日、氏名と年齢を記入します。
どこで?
消防試験研究センターです。
消防署ではありません。
※東京都・大阪府・広島県は消防署でできます。
- 今住んでいる道府県
- 今勤務している道府県
- 危険物取扱者交付した道府県
です。
※東京都は、ちがいます。
中央試験センターか東京都内の消防署、東京消防庁消防技術試験講習場です。
(稲城市・島しょ地域を除きます。)
↓
できます。
交付を受けた県でもできます。
どちらでもいいです。
消防試験研究センターの住所(全国)
必要書類は?
申請書です。
正式には危険物取扱者免状 書換・再交付申請書です。
・HPでダウンロード
免状の交付・書換え等 書換・再交付申請書|一般財団法人消防試験研究センター
・都道府県の消防試験研究センター
(東京は中央試験センター)
消防署などに置いている場合もあります。
お金は?
更新代1,600円(収入証紙)
(新しい危険物取扱者を郵送で送ってほしい場合)
封筒代
郵送切手代392円
更新代↓
×現金
×収入印紙
〇収入証紙
証紙販売所です。
郵便局、銀行、コンビニ、役所などに置いています。
健康福祉センターなど、国に関係する施設にもあります。
全国の証紙販売所(多過ぎるのでリンク先をのせます。最新情報が確認できます)。
収入証紙が廃止されたためです。(コスト削減などで)
廃止時期
- 東京都→平成22年(2010年)3月31日
- 広島県→平成26年(2014年)10月31日
- 大阪府→平成30年(2018年)10月1日
– | 支払い方法 |
---|---|
東京都 | 専用の納付書で振込 or 現金 |
大阪府 | 専用の納付書で振込 or コンビニで振込 |
広島県 | 専用の納付書で振込 |
いいえ。
違うものは無効となります。
例えば今お住まいの道府県で申請する場合、お住まいの道府県の収入証紙を使います。
入手が難しい場合、申請する消防試験研究センターにお問い合わせをおすすめします。
いいえ。非課税です(消費税法第6条)。
都道府県への支払いに使う方法の一つです。
都道府県が発行します。
国への支払いが収入印紙です。
現金の代わりになります。
申請書などといっしょにして納付するかたちとなります。
郵送できる?
できます。
新しい写真に更新した危険物取扱者を郵送してもらう場合、
- 一般封筒代
- 簡易書留郵便料(切手)代→392円
が必要です。
※392円の内訳
通常の郵便料金(82円)に310円を足す。
封筒の大きさ
定形(長さ14cm~23.5cm、幅9cm~12cm)
また、渡す前に、封筒にあなたの住所・氏名・郵便番号を書いておくことを忘れずに行います。
【注意】東京都
東京都は、手数料の支払いは収入証紙ではありません。
専用の納付書で納付か、現金です。
申請場所
・中央試験センター
・東京消防庁消防技術試験講習場
・東京都の消防署
専用の納付書ー配布場所
・中央試験センター
・東京消防庁消防技術試験講習場
東京都指定金融機関などに振込できますが、その場で現金支払いもできます。
【注意】大阪府
大阪府は、手数料の支払いは収入証紙ではありません。
前払いです。
納付場所
・指定金融機関など
・コンビニ
(ファミリーマート・ローソン・ミニストップ)
※別に手数料129円が必要です。
のどちらか
専用の納付書
配布場所:大阪府の消防署。
(大阪府ならどの消防署でも可)。
コンビニ振込の場合は、取りに行く必要はありません。
申請にいるもの
納付書で支払った場合
大阪府手数料納付済証 (大阪府行政事務申請手続用) の原本
(コピーではない)
コンビニで支払った場合
レジで発行された 大阪府手数料納付済証 (大阪府行政事務申請手続き用) の原本
(コピーではない)
貼る場所: 指定金融機関など、 コンビニどちらも、申請書の裏面下部。おおむね点線枠内の位置です。
コンビニで行う方法
- 1まずネット(大阪府コンビニ納付サービス)から、納付申し込みをして、受付番号をもらいます。
- 2コンビニの端末機器に受付番号等を入力します。
- 3レジで手数料を納付します。
- 4大阪府手数料納付済証(大阪府行政事務申請手続き用)が出てきます。
【注意】広島県
専用の納付書
配布場所:広島県の消防署。
(広島県ならどの消防署でも可)。
納付場所: 広島県指定金融機関など
↓
払込証明書の原本(コピーではない)を申請書に貼ります。
貼る場所:申請書の裏面下部。おおむね点線枠内の位置です。
要約
危険物取扱者は、10年経つたびに、写真の書き換えをすれば失効しません。
たとえ更新を忘れても失効はしないです。
10年を過ぎても書換えをすれば大丈夫です。
ただ、更新しないでいると免状として無効ですので、特に仕事で使う予定があるならば、はやめの写真の書き換えをおすすめします。
写真の書き換え方法
必要なもの |
---|
申請書(ダウンロードなどで入手) |
現在の危険物取扱者免状 |
写真1枚 |
(郵送希望時) 免状送付用封筒 簡易書留郵便料392円 |
手数料1,600円分の収入証紙 |
原則、支払いは収入証紙です。
収入印紙と間違えないように注意します。
東京都・大阪府・広島県は支払い方法がちがいます。
– | 支払い方法 |
---|---|
東京都 | 専用の納付書で振込 or 現金 |
大阪府 | 専用の納付書で振込 or コンビニで振込 |
広島県 | 専用の納付書で振込 |