米に虫!どこから湧いてくる?対策方法8!

「うわ!やっぱり今年も出た!」

「どこから? なんなのこの虫は?
二度と湧いてこないでほしい!」

米びつ

・ 夏に突然米びつに虫が!
・ どこからやってくるんだろう?
・ なんの虫なんだ?

と不思議に思ったことはありませんか。

いつものように米を研ごうと思って出してみたら、何か黒いものが点々と。
よく目を凝らしてみると虫!

お米を研ぐと、虫が浮いている!

いやな思いをしますよね。
食欲も一気に失せてしまいます。

米の虫は、
どこからやってくるのか、
食べても大丈夫なのか、
予防する方法はあるのか、
お伝えします。

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米の虫を二度と見ないための対策8つ!

米の虫が出る環境を、徹底排除します。

米の虫が苦手な環境とは、

低温

です。

また、さっさと食べてしまうことも大切です。
他の食品にも気を配ります。

具体的な対策は、8つです。

1一番おすすめは冷蔵庫
2掃除する
3他食品の保管も気をつける
4唐辛子などを入れる
5米びつを買い替える
6新米を買う
7早く食べてしまう
8米を干す

一番おすすめは冷蔵庫

冷蔵庫

冷蔵庫(野菜室)に入れます。
密閉できる容器を使うことをおすすめします。

「冷気で動きを止めます」

米の虫は低温が弱点です。
15℃以下の環境では活動が鈍ります。
幼虫も卵も弱るのが、冷蔵庫をおすすめする一番の理由です。
マイナス20℃の7~10日放置で、幼虫も卵も死にます。

冷蔵庫に保管することで、 米の酸化も抑えられ、味が守れます。

「冷蔵庫のどこに置くの?」

野菜室です。

野菜室

【!!!注意!!!】
冷蔵庫の冷気噴出し口の近くには、 置くのをやめたほうがいいでしょう。
空気に触れてしまい、 米が割れて、おいしさが半減します。

「じゃあ米を何に入れれば良い?」

タッパー

タッパーかペットボトルです。

理由は、完全密閉できる作りだからです。

ただ、ペットボトルは米を入れるのが大変なのがデメリットです。

入れるのはタッパーの方がラクですね。

【!!!注意!!!】
買った時の米袋は保存に向いていません。
通気穴から湿気が入り、おいしさが半減します。

掃除する

台所

米びつと保存容器を洗います。
湯で消毒して、虫の卵まですべて駆除してください。

米の他にも残った食品(パスタなど)も虫の温床ですので、冷蔵庫へ移します。

他食品の保管も気をつける

虫による被害は、米だけではありません。

・ 小麦粉
・ 片栗粉
・ 砂糖
・ パスタ
・ マカロニ
・ ビスケット
・ ペットフード
・ チョコレート
・ コーヒー豆
・ 調味料
・ インスタントラーメン

など

一度で食べきってしまうことができない食品には なんでも取りつきます。

保管する食品についた虫が、米にやってくることがあります。

「空気穴のあいた食品は、米袋だけではありません!」

例えば、パスタの袋にも空いています。
ですから、別に密閉容器を用意して移すことを おすすめします。

特にビニール製は要注意です。
米につく幼虫は、ビニールを食い破ってしまいます。

唐辛子などを入れる

「よくスーパーで売ってる唐辛子のやつは?」

成虫には効果があります。
ですが、卵や幼虫は効きません

また、すべての虫には効きません
お使いの場合は、対象の虫を確認することをおすすめします。

また、馴染みがうすいですが、 フェロモントラップがあります。

メスのフェロモンでオスをおびき寄せるしくみです。
メスはつかまりませんし、 対象の虫が限定されますが、 効果は確実で即効です。

工場などでも使用されています。

米びつを買い替える

すき間のできない・小さな穴のない米びつがおすすめです。

スイッチを押すと1合・2合が計量できるタイプの 米びつよりも、 もっと小型で、ぜんぶプラスチックでできた米びつでしたら、 計量は自分でしないといけないものの、 密閉性が高く、虫が入るのを防止できます。

掃除もしやすいです。
安価(2000円ぐらい)な点が、なによりもおすすめできる理由です。

ただ、高温多湿(18℃以上)ですと一気に虫が出ますので、 冷蔵庫に移すなどして 発生を抑えた方が効果が高いです。

新米を買う

新米

虫が湧く原因は、放置しすぎもひとつにあります。

新米でしたら虫の心配はまずないです。

新米の定義

収穫された年に流通する米

できるだけ新しい方がいいですので、 新米の出荷が開始される 9月からをおすすめします。

早く食べてしまう

早く食べる

賞味期限は季節によってちがいます。
精米された日から数えて、

春→1か月
夏→2・3週間
秋→1か月
冬→2か月

夏は特に、早く食べてしまうことをおすすめします。

買い置きは、虫が湧く恐れがあります。
保存が利くイメージのある米ですが、生鮮食品の扱いで、美味しく食べることができる期間は短いです。

米を干す

米干し

ベランダに米を広げておくことで、 太陽光が苦手な 虫が逃げてくれます。

【!!!注意!!!】
長い時間放置すると、乾燥して米粒が割れます。
割れますと、デンプンが出て 味を損ないます。
日陰干しをおすすめします。

米の虫はどこから湧いてくるのか?

2つあります。

1 元から米に潜んでいた(買う前)
2 家のどこかから米びつに入った(買った後)

です。

1 元から米に潜んでいた(買う前)

農家

米が店に並ぶ前、稲の時か貯蔵中に虫が入って卵を産みました。

あなたが店で米を買いました。

時間を経て卵が孵って虫に。

傾向として、農家さんからの直接購入ですと 貯蔵中に虫が入っても死なずに 卵を産むことがあります。

防虫処理が行われていないからです。
精米しますと、殻がなくなった分、 虫にとって好都合で、余計寄りつきます。

(農家から直接購入した米でも虫が出ない場合もあります)。

「じゃあスーパーに並ぶ米は?」

防虫技術、保管技術の向上で、 貯蔵中に虫が湧く心配はまずほぼないです。
すぐに虫が湧いてしまっては商品になりません。

ですが、課題は残ります。
成虫に対してはいいのですが、卵や幼虫対策はまだ万全 ではありません。

極力異物をはじくために、 精米工場で機械で選別作業を行ったり、 人が直接目で見てチェックしたり と対策はとっています。

しかし、卵や幼虫を完全に排除するのは 難しく、中には残ってしまう場合もあります。

2 家のどこかから米びつに入った(買った後)

米袋

家の中か外にいた虫が、米を見つけて入ってきました。

米に卵を産みました。

時間を経て卵が孵って虫に。

家のどこかとは?

・米(ビニール製)袋の通気孔。
1mmぐらいの小さい穴でも入れます。
食い破ることもできます。

・米びつのわずかな隙間。

・他の食品にいた虫が、米に移動。

他の食品とは、

・ 小麦粉
・ 片栗粉
・ 砂糖
・ パスタ
・ マカロニ
・ ビスケット
・ ペットフード
・ チョコレート
・ コーヒー豆
・ 調味料
・ インスタントラーメン

などです。

米につく虫は、他の食品にもいることがあります。

「虫が湧くのは、回避できません」。

ですが、対策はできます。

買った時点では何の問題がなくても、 後の温度管理や保管状態に問題がありますと、 虫が湧く環境を作ります。

温度管理と保管で対策するしかないのが現状です。

米の虫は食べても大丈夫?

ごはん食べる

昔と比べましたら、はるかに安全ですので、 食べても大丈夫です。

炊飯器で炊けば100℃はいきますし、 30分は加熱されますので 卵や幼虫は死滅します。

仮に食べても胃酸などの消化液に 耐えるとは考えにくいです。
毒が生じる虫でもありません。

虫下しや病院に診てもらう必要もないです。

ですが、昔の常識と今の常識はちがいます。
アレルギーの問題もありますから、無理でしたら捨てることをおすすめします。

食べる場合は、いつもよりたくさん研ぎます。
虫が出なくなるまで続けると安心です。

卵や幼虫は小さくて目に見えないので、 成虫より取り除くのが難しいです。

しかし、卵や幼虫は軽いですから、たくさん研ぐことで、浮いてきます。
浮いてきたのを流せば、米をきれいにできます。

水に浮くような軽い米粒がありましたら、 中に虫がいた可能性が考えられます。
はじくことで対策できます。

「アレルギー持ちの方は、捨てることをおすすめします」。

アレルギー

米虫アレルギーは、現時点では報告はないです。

ただ、すでになんらかのアレルギー持ちの方は (特に、ダニ・エビ・カニ) 急に発症する恐れがあります。

もしものこともありますので、 米に虫が湧いていましたら、 捨てることをおすすめします。

米の虫の正体は?

???「米がうまい!」

正体は?

・コクゾウムシ(穀象虫)
・メイガ

が多いです。

あたりに生息する身近な虫が、米に入り込みます。

コクゾウムシとメイガは、 米も食べますし、 乾燥した物であれば どれでもなんでも食べてしまうのがやっかいです。

さらに、幼虫はうすいプラスチックや段ボールであれば、 余裕で食いちぎりますから、 侵入も簡単に行います。

コクゾウムシ

ゾウムシの仲間です。

活発温度
20度以上から。

成虫
色→黒い、濃い褐色
体の大きさ→2~3mm

幼虫
色→白い。
ウジのような見た目。


1度に200個以上産む。

産卵→成虫までの期間は約1か月です。

成虫も幼虫も水に浮くので、炊く前に取り除けます。

生態
稲に実った米粒に穴を開けて、中に卵を産みます。
米1粒につき、卵1個です。

孵化した幼虫は、米を食べながら成長します。
そして成虫に。米粒を出て外へ。
そして、米を食べては、また卵を産むの繰り返しです。

メイガ

ノシメマダラメイガが典型です。

ガの仲間です。

活発温度
20~30度
低温になると休眠に入ります。

成虫
色→全体がうすい赤茶。
体の大きさ→6〜8mm

幼虫
色→黄白色
イモ虫のような見た目。
大きさ→最大8〜10mm


一度に200個前後

生態

飛び回って好きな食品があればやってきて、 中や外に卵を生みます。

食害するのは幼虫だけです。
成虫は食べません。

幼虫は食べ物がないと力尽きます。

成虫は、食べ物がない日が続いても長く生き残れます。
ただし寿命は2週間ぐらいです。

幼虫は蛹になる準備をするために、白い糸を出します。
そのため、食品に大量の糸が見つかることがあります。

白い糸を出した後も食害を続けて育ち、 やがて成虫になります。

白米と玄米。どっちが虫つかない?

玄米

白米です。
ですが結局、どっちにもつきます。

虫は、米のぬかが目当てです。

ぬかは、玄米の方が多いです。
よって、虫のつかないのは白米になります。

ただし、白米の方が好みである虫もいますし、 どちらかはぜったいに食べないわけではありませんから、 結局は白米と玄米、どちらとも虫はつきます

玄米が一番好き

  • コクゾウムシ
  • ノシメマダラメイガ

要約

「米に虫!どこから湧いてくる?」

経路は2つあります。

1 元から米に潜んでいた(買う前)
2 家のどこかから米びつに入った(買った後)

です。

1 元から米に潜んでいた(買う前)

農家さんからの直接購入に多いです。

2 家のどこかから米びつに入った(買った後)

スーパーに並ぶ米に多いです。
スーパーで購入後、 保管状態が原因で虫が入ってくる場合です。

家のどこから入ってきた?

・米(ビニール製)袋の通気孔から。
・米びつのわずかな隙間。
・他の食品にいた虫が、米に移動。

一度で食べきってしまうことができない、 よく保管することの多い食品から、 米へと移動した可能性があります。

米の虫を二度と見ないための対策とは?8つ

1冷蔵庫
2掃除する
3他食品も冷蔵庫へ
4唐辛子などを入れる
5米びつを買い替える
6新米を買う
7早く食べてしまう
8米を干す

中でもおすすめなのは、 密閉できる容器に米を入れて 冷蔵庫に保管する方法です。

米の虫は低温が弱点です。

「業者でも選別ではじく対策は取っていますが、それでも混入することはあります」。

現時点では完全排除は難しいです。

個人個人で、保管・手入れ・買い置きしないなど、 ふだんから気を配るのが一番確実です。


人間がおいしいものは虫にもおいしいです。

とはいっても、 虫のついた米は無理をしてまで 食べたくないと思うのも事実です。

食べるのでしたら、 せめて、いつもよりたくさん洗うことが一番です。

炊けば、高温でやられますし 食べてしまっても胃酸で無事です。
今のところ、米の虫が原因による健康被害の 報告は上がっておりません。

ただ、すでになんらかのアレルギー持ちの方は (特に、ダニ・エビ・カニ) もしものこともありますので、 捨てて買い直すことをおすすめします。