ある日突然、Wi-fiルーターから「ジジジジ」「ピッピッ」といった変な音、あるいは
「今から爆発するんじゃないかってくらい、うるさい警告音が鳴った」
ランプもなんだか様子がおかしい。
これって何が原因?
変な音や警告音が出た以上、Wi-fiルーターになんらかの異常が起きている可能性が高いです。
一体なにが原因なのか調べていきましょう。
Wi-fiルーターから変な音がする原因
ルーターから「ジジジジ」という変な音がする原因は、
- ルーターの寿命がきた
- アダプターの異常
- 電源タップの異常
が考えられます。
ルーターの寿命がきた
ランプがつかない、ネットがつながらない
変な音、警告音と共にこのような現象も同時に起きていたらWi-fiルーターの寿命を疑ってみてください。
さらに使い始めてから4〜5年経っているならそろそろ寿命を迎える頃です。
新しいWi-fiルーターを買うことをおすすめします。
アダプターの異常
本体ではなく、電源をつなぐアダプターの方に異常が起きている場合があります。
特にジジジジという音がしていて、本体が異常に熱い、ランプもつきかたがおかしいなら、怪しいです。
電源タップやコンセントの異常
Wi-fiルーターではなく、Wi-fiルーターのアダプターを差している電源タップやコンセントの方に異常が起きている時も、変な音がします。
特にジリジリという音がしたら要注意です。
トラッキング現象に注意
トラッキング現象とは、コンセントと電源プラグの間に ホコリが溜まったことが原因で、突然発火する現象のことです。
プラグをコンセントにずっと差しっぱなしにしていると起きやすいです。
溜まったホコリが空気中に漂う水分(湿気)を吸収することで漏電し、発火します。よって、電源をつけていなくても現象は起きます。
また、6月~8月の湿度が高い季節に起きやすいです。
対策は、プラグを定期的に抜く、ホコリを取り除くこと、ホコリが溜まらないようにプラグを奥までコンセントにさし込む、になります。
火災報知器の警告音の場合もある
特に「ピッ」という音の他に、音声「電池切れです」などが聞こえてきたら、ルーターではなく火災報知器が発している音の可能性があります。
地震速報機能付きルーターの場合、地震で鳴る
ルーターの中には「 地震速報機能付き 」のものがあります。
警告音が鳴る原因
アラームのような、警告音が鳴る原因は
- 温度超過
- ディスク異常
- ファン異常
- UPS(無停電電源装置)停電検知
- 通風孔に埃が溜まっている
が考えられます。
※警告音は、ソフトの設定で鳴らさないようにすることができます。(通知設定や警告音設定などの項目がある場合)
Wi-fiルーターが故障しやすい使い方
ふつうに使っているつもりが、意外と使用方法が間違っていることがあります。
使用方法が間違っていることが原因で、Wi-fiルーターの寿命が短くなったり、まだ大丈夫だったのにとどめをさしてしまう場合があったりします。
Wi-fiルーターは思った以上に繊細です。
今一度間違った使用方法をしていないか確認してみましょう。
すぐに電源をつけたり消したりする
Wi-fiルーターの電源を入れた後、すぐに電源を切ると故障する場合があります。最低1分10秒は待ちましょう。
電源を切った後ですぐに電源を入れるのもよくないです。故障する原因になることがあります。最低10秒待ってから行ってください。
特に故障した時はあせってやりがちなので、電源をいじる時は落ち着いて行いましょう。
タコ足配線
タコ足配線のいけないところは、過大な電流が流れることにより、電源タップが燃えて、火災の原因となるところです。
Wi-fiルーターの説明書には一番危険度の高い警告の欄に、「アダプターをタコ足配線にしないように」と書かれてあります。
コンセントとプラグの間の掃除をしない
さらに、ルーターは一度つなげたら、コンセントにずっと差しっぱなしのことが多いものです。時間経過と共にコンセントとプラグの間にホコリがたまって故障することもあります。
ルーターの説明書には「半年に一回程度ホコリを取り除いてください」と書かれています。
通風孔をふさいでいる
ルーターにもパソコンと同じように通風孔があります。
通風孔がふさがれるような場所に設置すると発火のおそれがあります。
設置場所に不向き
- 棚や箱など狭い場所
- じゅうたん、布団の上
- 壁の近く など
要約
Wi-fiルーターから変な音やびっくりするような警告音が鳴るのは、寿命が来た知らせであることが多いです。
ただ、間違った使い方で寿命が早くなってしまう場合もありますので、正しい使い方をしているか確認をおすすめします。