「学校の椅子に座りすぎてお尻が痛い!助けて!」
学校の椅子は木でできていて固いので、長い間座っているとお尻が痛くなりますよね。
このまま我慢していても授業中に気が散ってつらいものです。
クッションや座布団を使いたいけれど、校則で無理な場合があったり、 自分だけ使うことに抵抗があったりします。持ち運びも大変です。
先生に相談・・・というのも、そこまででもないし、いいづらい。
なにかいい方法があればと探しているあなたに向けて、学生時代、同じ悩みをかかえていたが解決できた人たちに、当時どんな痛み対策をとっていたかお聞きしました。
座り方を変える
座る位置を少しずらしたり、太ももの後ろに手を入れて手をクッションにしたりしていました。どうしても我慢ができない時は、お手洗いに行くという口実で席を立っていました。
まず、先生にばれないように空気椅子をする→疲れたら上半身が動かないように正座をする→足が疲れたら片方ずつ下ろして片足ずつ休める→また空気椅子の繰り返しをする
座布団替わりに防災頭巾をひいたり、表紙が柔らかい教科書などをひくこともしばしば
机に両肘をつき力をこめ、足のつま先でお尻を持ち上げるようにすると、わずかですがお尻にかかる体重が減ります。長い時間同じ姿勢を保つことは難しいですが、授業中、先生にばれない体勢だとこの方法が一番でした。
同じ姿勢で長時間あの固い椅子に座るとお尻が痛くなってしまうので,私は授業中何回か少し姿勢を変えるようにしていました。具体的には,黒板に書くために立てる機会があれば積極的に手を挙げる(授業態度も良くなる),周りが気にならない程度に腰を浮かす,椅子を引くなどして姿勢を変えるようにしていました。
私が学生だった頃、とても痩せ形お尻の骨が椅子に当たって本当に痛く悩んでいました。そこで編み出した方法は、お尻と椅子の間に手を挟めることです。手をクッション代わりにするのです。それでは今度は手が痛いように感じると思いますが、想像よりも痛くはありません。ただ、手を大事にしている方や、その後ピアノをすぐ弾かないといけないといった予定がある時は、痺れが残る可能性があるのでお気をつけください。
それともう一つ、 休み時間には、何の用事がなくても一度立ち上がります。何もすることがないからといって、そのまま座り続けていては次の時間のお尻がもたなくなります。
木製の椅子に痛くならないように座る方法はいくつかあります。 まず、一つはおしりの重心を痛みが生じたら感じたら変えるということです。 具体的には左右平等に重心をかけるという意味です。おしりの左側が痛くなったら右側に重心をかけて座ります。そして、右側が痛くなったら左側に重心をかけて座ります。
二つ目はプッシュアップです。 これは痛みを感じたら腕の力を使っておしりを浮かせる方法です。試してみてください。
足を組む
一番効果的だったのは、座った状態で足を組んでみると、かかる体重が左か右に偏って痛みが緩和された経験があります。さらに組んだ状態でストレッチをするかのように前傾か後傾に体重を移動するとかなり負担が軽減できました。
下着を工夫する
私がよく行っていた対策は毛糸のパンツをはくことです。
夏だと蒸れてしまうので毛糸ではなく薄手の黒地のショートパンツ(下着の上からはくもの)を愛用していました。1枚布が増えるだけでも痛みはずいぶん違いました。
あとは椅子を引くふりをして、20分に1回くらいお尻を浮かせて除圧する ことが1番効果的だったように思います。
制服着用時のときは、とにかく厚手のニットのパンツを履いておしりへの負担を少なくするようにしていました。
あとは休み時間のたびにストレッチで体をほぐす ように心がけていました。
尾てい骨に椅子が長時間当たると、つらくなるタイプだったので、そのあたりに絆創膏をはっていたりもしました。
スカートやズボンの中は見えないので下着を工夫しました。厚手のパンツやその上に毛糸のパンツをはいたり 腹巻きをお尻の位置まで下げたりです。冬は寒さ対策にもなりまさした。
夏はお尻までくる長めのTシャツをきたりロングのワンピースで座るときさりげなくお尻の部分に沢山布地がくるようにしたりすると割りとお尻が痛くなるのをふせげました。
体育ズボンを履く
私が学生だった時、体育などで使うズボンを履き、その上に制服を着てクッション性を高めおしりへの負荷をできるだけ軽減していました。また、
授業の合間に立ちあがりおしりの筋肉をストレッチ して負荷を軽減していました。
お尻にクッション材を貼る
肌が弱く、長いこと座り続けていると内出血してしまう体質があり、この問題にいつも悩まされておりました。自分の経験談として実行してきたのはお尻の椅子にあたる部分にガーゼとプチプチを重ねた物を貼り付けていました。衛生上毎日取り替えなければならないことと、コストがかかってしまうのですが、周囲にもばれない ので、自分としては楽でした。貼り忘れたり、プールの授業でとってしまったりすると、やはりその日の夜は痛みがあったので効果はあったと思います。
医師からはお尻の圧を抜くために20分に一度はたった方がいいと助言されました。
座学では発言時以外立つのは難しいので、物を拾うふりして立ちあがったり机に突っ伏してお尻を持ち上げることで圧を抜いていました。これもやらないよりお尻の負担は少なくなったと思います。
お尻の筋肉を鍛える
私は椅子に座ってお尻を痛くなくす方法として尻筋を鍛えました。毎日尻筋を鍛える事で筋肉がついてきて座るときの負荷が少なくなりました。尻筋の鍛え方は仰向けに寝て腰を浮かして1分していました。全く痛くなくなりました。
理科室や家庭科室などの椅子は座布団が使えず、お尻が痛くなりました。友達と話していたら、どうやらお尻の筋肉を鍛えるとマシになると知りました。休み時間などに、お尻のスクワットなどを遊びでやっていたら、ちょっと効き目が出ました。
わざと太る
痩せすぎていて骨に当たりやすいので痛くなることがわかったのであえて一杯食べて5キロほど太ったらお尻に肉がついて良い具合にクッション性が高まって痛みは半減しました。なので太るのが一番良い方法です。やっぱり痩せてると骨が当たっていたいので
まとめ
学校の椅子が固くてお尻が痛いときの改善方法は7つです。
- 座り方を変える
- 足を組む
- 下着を工夫する
- 体育ズボンを履く
- お尻にクッション材を貼る
- お尻の筋肉を鍛える
- わざと太る
中でも人の目を気にしないでカンタンにできる痛み対策は、
座り方を変える
- お尻の間に手を挟む
- 椅子を引くふりをして、お尻を浮かせる(20分に1回)
- 右のお尻が痛ければ左のお尻に体重をかける
- 物を拾うふりをして立ちあがる
- 机に両ひじをつき力をこめ、足のつま先でお尻を持ち上げるようにする
足を組む
さらに組んだ状態でストレッチをするように前傾か後傾に体重をかける
休み時間にストレッチする
座布団替わりを敷く
- 防災頭巾
- 表紙が柔らかい教科書
など
下着をはいて厚みをつける
(冬)
- 毛糸のパンツ
- 厚手のニットのパンツ
- 腹巻きをお尻の位置まで下げる
(夏)
- 薄手の黒地のショートパンツ(下着の上からはくもの)
- 長めの下着を着てお尻のところに布が来るようにする
体育ズボンを履いてから制服を着る
痛いところにクッション材を直接お尻に貼る
- 尾てい骨に絆創膏を貼る
- ガーゼとプチプチを重ねてお尻に貼る
痛い原因はお尻に肉がないせい。
お尻の筋肉を鍛える(仰向けに寝て腰を浮かして1分)、わざと太る(5キロほど)ことで対策した方もいらっしゃいました。
まずは座り方を変えたり、下着や体育ズボンをはいたりして解決を図り、まだ痛ければお尻に直接肉をつけて体質を変えることをおすすめします。