ムカデが多い!6つの疑問を今すぐ解決!

「ムカデが多い地域ってどこ?」
「ムカデが多い時期はいつ?」
温度は?
家の場所は?


ムカデは突然出没するので、ほんとうに怖いですよね。

しかも一度咬まれでもしたら、怖くてゆっくり眠れず、ノイローゼ気味になります。
やつらはいつ出てくるのか?
これからお伝えします。

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ムカデが多い地域とは?

ムカデは高温、多湿が好きです。
南に下るほど多くなる傾向にあります。

この理屈でいきますと、沖縄が一番多い地域です。

暖かい・熱い→多い
寒い→少ない

沖縄では、数だけでなくサイズが大きいムカデも生息します。

同じ種類でも、沖縄にはさらに大きなものが確認されています。

例えば、ニホンナガズジムカデは、日本全域が活動場所です。
7~9cmが一般的ですが、沖縄には18cmくらいのが出ることがあります。

ムカデには天国な環境が、沖縄にはそろっています。

沖縄だけに確認されているムカデの例

タイワンオオムカデ
通称名はリュウキュウオビムカデです。
8~12cmぐらいの大きさで、中には18cmの大物もいます。
毒性は弱い方ですが、痛みと腫れは現れます。

ヒラタヒゲジムカデ
方言名: アミジャー(那覇、首里)
平均2~3cmの小型なムカデで、長くても5cmほどです。
光るミミズと勘違いされることもあります。
指で触ると、発光します。
発光は体液により起こる現象で、敵から身を守るために行うと考えられています。


実際は、沖縄といってもどこもかしこも大きなムカデが出るわけではありません。

・アパートやマンション→少ない・小さい
・森、山の中→多い・大きい

人間の集まる場所よりも、森・山などの方がじめじめしており、ムカデにとって住み心地がいいです。

ムカデが出ない県は存在する?

ありません。

北海道(南部)~沖縄県、ほぼ日本全域にムカデは出ます。

寒い東北や北海道でも出ます。
(年中寒いわけではありませんし、最近は気候がおかしくなっていますので、いつ出てもおかしくないです)。

ムカデが多い時期は?

5~6月→新しく卵を増やす時期
9~10月→子ムカデが大人になる時期

春から秋が、ムカデが一番元気です。

5~6月→新しく卵を増やす時期

仲間を増やすとあって、一番活動します。

産卵場所は、狭い・暗い・じめじめした場所です。
(地面の中、草むら、石の下、落ち葉の下など)。

ムカデは、子どもが独り立ちするまで、エサを食べずに、ひたすら体全体でつつんで子を守ります。

湿ったところ・敵の来ない安全なところを選びます。

「え・・・もしかして家の中で増えるなんてことは・・・」

大丈夫です。家の中に入るのは、食事する時だけです。

ただ、家の周りは危ないですね。
庭、草むら、プランターがあれば、要注意です。

9~10月→子ムカデが大人になる時期

親に守られて育っていた子ムカデが独り立ちする時期です。
自力でエサをとろうと、活発化します。

子育てから解放された親も、ずっと飲まず食わずでしたので、活動を開始します。
おまけに空腹ですので、凶暴化している可能性が高く、注意が必要です。


ちなみに親ムカデの寿命は6~7年ぐらいと考えられています。

真夏(8月)は逆に鈍る

5、6月に比べますと、湿気が少なくなるために、気温は上がっているものの、逆に元気をなくします。

猛暑日などは、動こうにも動けず、体力を温存する目的で、避暑します。

人間といっしょですね。

気温が下がってくるとムカデの活動はさらに鈍くなり、冬は眠って寒さをやり過ごし、春を待ちます。

12月~3月→4か月だけがおやすみで、それ以外の時期ではムカデの活動時期です。

ムカデが多い天気は?

雨の日

理由
ムカデの生態が関係します。

ムカデは夜に元気に動き回る習性があり、湿気が好きです。

昼間は物陰に隠れて、身をひそめて太陽を避けていますが、夜になると活動範囲が広がり、食事のために動き回ります。

空腹だった場合、余裕をなくして、動くならどんな物でも噛みつこうとします。
夜寝ている時にかまれるのは、空腹がひとつの原因です。

ちなみに、夏が終わる9月・10月も注意すべき時期です。
お腹がペコペコのムカデが多いからです。

子ムカデ→親元を離れて活動開始する。自分の力だけで食べていく必要がある。

親ムカデ→ずっと飲まず食わずでひたすら子を守ってきた。子育てを無事終えて、自分のお腹を満たそうと動く。

昼と比べると暗く、湿気もある雨の日は、ムカデが多い天気です。

雨の日が多い時期といえば梅雨ですが、産卵期の5~6月と重なります。

ムカデにとっても、一番効率よく仲間が増やせる時期だと分かっているようです。

ムカデが多い温度は?

18℃以上です。

12~15℃以上から動き始め、
18℃以上になると活発に
10℃以下になると冬眠します。


季節でいいますと、東京を基準にした場合、

気温が12~15℃の季節
4月、11月
(季節が寒い→暖かい 暖かい→寒いに変わる頃)

気温が18℃以上の季節
5月~9月
(むし暑い時期)

気温が10℃以下の季節
12月~3月
(冬から春の雪解けにかけて)。

ムカデは暖かい所が好きで、寒い所が苦手です。
10℃以下では動けなくなり、冬眠して春を待ちます。
冬にムカデが見られないのは冬眠のためです。
他の虫と同じですね。

※注意書き

正確にはムカデは虫(昆虫)ではないです。
ムカデ綱(こう)と区分されています。
脚の数が基準のひとつです。


・脚が6本→昆虫
・クモ→脚が8本(クモ綱)
・ムカデ→脚いっぱい

気温が18℃以上になってくるのはムカデの産卵期(5~6月)です。

ちょうど梅雨のじめじめしてくる時期と重なる点からも、湿気の多い時期が、ムカデの多い温度といえます。

ムカデが多い年とは?

平均気温が高い年です。

2014年・2015年あたりから、いつもの年よりムカデが多いと感じる人が増えてきています。

「温暖化と関係あり?」

関係ある、と断定できませんが、年々気温が上がり、日本列島は確実に暑くなっていますよね。

夏は地獄です。
熱中症でばたばた倒れる人が急増する時期でもあります。

ムカデが活発になる気温は、18℃以上です。

18℃以上になる季節は5月~9月で、5月あたりからムカデが出現し始めます。

また、ムカデの産卵期が5~6月です。

むし暑い時期に、さらに気温が上がれば、いっせいにムカデがのびのび動いて数が増える原因となります。

※子どもが生まれるのは7月・8月です。

今後も、気温が高い年は続きそうですので、ムカデが多い年から抜け出すことはむずかしいです。

ムカデが多い家の場所とは?

「すべては湿気(じめじめ)です」。

また、暗い・狭い・エサがある場所です。

ムカデは乾燥が苦手で、水が好きですので、湿気のある、光のない場所を選びます。

ムカデは突然出没しますので、どこによく出るか事前に知っておけば、対策がとれます。

家の中、家の外で分けて挙げていきます。

家の中

壁からもありますが、基本侵入経路は下からです。

・お風呂の排水口→特に多いです。
・お風呂の換気扇→盲点です。
・エアコン室内機
・床板とのすき間
・サッシのすき間
・畳のすき間
・洗面所
・台所の流しの下
・廊下
・洗濯機の下
・屋根裏
など

また、

・布団
・長靴
・靴の中


も危ない場所です。


家の中に獲物がいる場合も、ムカデは入ります。
ムカデの獲物とは、家の中で限定しますと、ゴキブリ・クモです。

魚肉ソーセージや昆虫用ゼリーなども食べます。

家の外

・雑草
・植木鉢
・落ち葉
・石
・倒れた木の下
・井戸
・コンクリートのすき間
・木の上
・家庭菜園
など

周りに田畑・林があれば、どうしてもムカデが多い環境ができあがってしまいます。

ムカデの対策方法!4

1侵入口をふさぐ
2掃除する
3湿気を逃がす
4薬剤をまく

1 侵入口をふさぐ

一番てっとりばやい確実な方法です。

お風呂の排水口→開けっ放しにしないで栓をします。

すき間→テープを貼る、ティッシュをつめる、網戸モヘアなどを使います。

寝ている間が特に問題ですから、自分の周りを対策できればいいということで、蚊帳をつかうのも有効です。

大きなサイズが必要になりますが、特にお子さんがいらっしゃるご家庭は安心できます。

2 掃除する

ムカデの好きな場所を減らします。

庭の草むしり、落ち葉を掃く、枝を剪定する、倒木は片づけるなどが具体的な対策です。

鉢植えは、掃除のたびにどかして、位置を固定しないように気をつけます。

掃除は、本格的に春になる前に、まだ寒いうちに行うのがコツです。

春になってから掃除すると、ムカデの繁殖期と重なります。

居心地のいい場所を失ったムカデが早くいい場所へ移ろうとしますから、逆に家の中におびき寄せる原因を作ります。

ムカデが冬眠から目覚める前がポイントです。


ムカデはゴキブリを捕食しますので、ゴキブリを減らすことも、めぐりめぐってムカデ対策になります。

魚肉ソーセージや昆虫用ゼリーなども食べますから、出したままよりも、しまっておくことをおすすめします。

3 湿気を逃がす

水気のあるお風呂・台所などの換気をこまめに行います。

押入れや洋服をしまう場所といった、ふだん、ひんぱんに開け閉めしないところも、意識して開ける回数を増やします。

かびそうなところは、日中は開けておくことをおすすめします。

また、長い間段ボールを積んでいる場合でも、湿気がたまりますので、可能なら処分を行います。

4 薬剤をまく

侵入を防ぐ薬剤は、粉剤が挙げられますが、すぐ効き目が切れることが難点です。

ヒノキとハッカがムカデの苦手な臭いです。

ヒノキはムカデ用のスプレーが売っています。

ハッカは、ハッカ油を買って自分で作るほうが効き目があっておすすめです。
※最初からハッカが入ったタイプは、うすめてあるので、効果がいまいちです。

樟脳(しょうのう)
たとえ家に入られても弱っているので簡単に捨てることができます。
使い方は、家のいろんな場所に設置します。
しばらく置くと、次第に揮発で小さくなっていきます。
小さくなった頃を見計らって、新しいものに交換です。

【!!!注意!!!】
使うときは、小さなお子さんやペットに被害が及ぶ成分ではないか、確認したうえで使ってください。
危険な場合は使わないで下さい。

要約

●ムカデが多い地域とは?
沖縄

●ムカデが多い時期は?
5月~6月
9月~10月

●ムカデが多い天気は?
雨の日

●ムカデが多い温度は?
18℃以上。

●ムカデが多い家の場所とは?
湿気・暗い・狭い・エサがある場所です。

●ムカデが多い年とは?
平均気温が高い年です。
温暖化の影響もあってか、多いと感じる人が増えています。


ムカデは、暖かく湿気のある環境、水のある環境、食べ物が豊富な場所が好きです。

住宅地よりも、山や林などの方が多いです。

昼は物陰に隠れ、夜は積極的に動きます。


ムカデは見つけただけでもいやですが、一度ひどい目に遭うと、ノイローゼ気味になります。

寝る時間がくるたびに、恐くなって眠れないですよね。

ムカデの生態を知り、やられる前に対策してください。

ぐっすり眠れる平和を取り戻しましょう。

ムカデ対策のコツは、冬眠している間に掃除することです。

先手を打って隠れる場所をなくせば、ムカデが家に入る心配が減ります。

ふだんは、穴をふさぐ、薬剤をまく、湿気を逃がすの方法で、徹底してムカデを家に入れないようにします。

ムカデを意識すると、ほかの害虫も減ります。