
せっかく頑張って作ったのにまた旦那が文句言ったり残したりする。
「旦那の好き嫌いが激しくて、もう嫌!イライラする!」
嫌いなものでも平気で食べてくれるようになるのが一番いいのだけど、どうすればそうなるのかわからない!お手上げ!
というママさんに向けて、旦那さんの好き嫌い矯正方法があります。
あなたと同じように好き嫌いの激しい旦那さんをもつママさん10人に、どんなことをして旦那さんが嫌いなものでも食べられるようになったのかお聞きしました。
※最初にざっくりとしたまとめ(旦那さんの好き嫌いを直すポイント)を、次にママさん10人の体験談という構成にしています。
旦那さんの好き嫌いを直すポイント3
今回の回答をふまえますと、旦那さんの好き嫌いを直すポイントは3つです。
1 料理法を工夫する。
2 油断している隙に出す。
3 旦那さんかママさんのどちらかが体調を崩す。
1 料理法を工夫する。
今回一番多かった回答です。7名いらっしゃいました。
工夫の方法は、ママさんによって違っています。たとえば
- 徐々に慣れさせる
(嫌いな原因が臭いだった場合、まず臭いのない料理で慣れさせて、それからこっそり少しずつ嫌いな食べ物を混ぜる) - 徹底して苦手な食べものの姿や味を消し去って、全く別の姿にしたりおいしい味に上書きしたりする
(フードプロセッサーをつかう、トロトロになるまで煮込む、おやつに混ぜる、カレー味に変えるなど) - 好きなものと組み合わせる
(野菜嫌いで肉が好物な場合、ピーマンは肉詰めやチンジャオロースー、トマトは牛肉たっぷりハヤシライス)
矯正に成功しているママさんには、どれが平気でどれが苦手なのかをこまかく把握している共通点が見られました。
「なにがだめなのか?」
味がだめ、見た目がだめ、筋がだめなど、一見食材そのものを嫌っているように見えますが、実は一部がどうしても受け付けないという理由で食べないことがあります。
どこが具体的に無理なのかまず調べる必要があります。
さらに苦手なものの中から「これだったら食べられる」というのを突き止めることができれば、解決できる道がひらけます。
2 油断している隙に出す。
旦那さんがお酒を飲んでいるときにツマミとして最初は好きなもの、酔った頃に苦手なものを出していたママさんがいらっしゃいました。
酔って不安や緊張が解かれているときをねらうとは策士です。
3 旦那さんかママさんのどちらかが体調を崩す。
急に意識が変わるきっかけは、やはり好き勝手にやってきた結果、なにかよくない出来事が起きたときです。
ここにきてようやく、今のままではいけないと考え直します。
中にはずっと旦那さんの好みに合わせて料理をつくっていたら、自分の体調がおかしくなってしまったというママさんがいらっしゃいました。
旦那さんの健康も大事ですが、一番大事なのは自分です。
そこまでになる前に旦那さんには早く好き嫌いをやめてほしいですよね。
先ほど述べた1 料理法を工夫する、 2 油断している隙に出す、をやってみてぜひ嫌いな食べ物の矯正を成功させてください。
旦那さんの好き嫌い矯正方法10
平気なものを把握してそれをもとに少しずつ苦手なものを入れて慣れさせる
似たような食材から少しずつクリアさせていきます。
旦那はチーズが苦手でした。チーズの臭みが苦手だそうです。
同じ乳製品でも牛乳とヨーグルトは平気ですがバターやマーガリンは苦手でした。
バターやマーガリンもチーズと似たしつこさなのだそうです。
しかしバターを使っているホワイトソースは大好きです。
わかりやすく言えば、チーズ臭くないチーズなら食べられるということです。
そこから、まずチーズ抜きのグラタンを作りました。もちろん食べられます。
次回からは内緒でほんの少しずつチーズを入れていきます。
すると少しずつ慣れていったようで、グラタンの溶けたチーズなら食べられると言ってくれました。
溶けたチーズが食べられるならと、出来るだけチーズの臭みがないチーズフォンデュを作りました。
こうしてどんどんチーズを克服していきました。
フードプロセッサーで原型を徹底してなくす
夫は子どものように長ネギやほうれん草などの青菜類が嫌いで食べませんでしたが、「あな吉さん」というゆるベジ料理研究家の方の本を参考にこれまでの思い込みを捨てた野菜料理を作ってみたら、結構食べてくれるようになりました。
ネギは青い部分をフードプロセッサーで薄力粉と油と塩と一緒にガーして麺棒で伸ばして包丁で切ってオーブンで焼いたら、美味しいクラッカーになります。
小松菜など他の青菜もOKです。
ヘルシーなおつまみになるので、チーズを乗せたりしてワインと一緒に夫婦で美味しく食べています。
フードプロセッサーで野菜ベースのカレーなども作れますがほうれん草カレーも美味しいです。
まず、筋があって食べづらいなど味以外の要素で嫌うことも多いので、フードプロセッサーはおすすめです。
形として野菜を見せないよう料理を工夫する
私の旦那は野菜全般が嫌いです。
食べれないことはないですが、同じお皿に出してもお肉類だけ選別して食べます。
好きなものが偏りすぎて、外ではオムライスかカツ丼ばかり食べています。
視覚として野菜があると避けるので、私が工夫しているのは、なるべく目に見えない形で食べさせることです。
具体的にはカレーが一番効果があります。
ほうれん草や玉ねぎはトロトロになるまで煮込むことで味も形もほぼ消えます。(気付かれない)
好きなお肉も入るので喜んでたくさん食べます。
あとはニンジンパンケーキ。
おやつがてら作ると甘いのでこれも喜んで食べます。
あと春巻きにピーマンを細かくしたものを入れるとお肉やつけダレのおかげで嫌な顔せず食べます。
要は形として野菜を見せないということがポイントです。
好きなものと組み合わせる
私の旦那も食べ物の好き嫌いが沢山あります。
特に野菜に関しては把握していないくらいです。
でも、野菜は健康のためにも食べてもらいたい。
我が家で効き目があったのは好きなものと組み合わせることです。
旦那はお肉が好きなので、食卓にお肉があればテンションが上がるようです。嫌いな野菜がある時はとにかく肉料理として出すこと!
これが、一番効きました。
ピーマンは肉詰めやチンジャオロースーに、トマトは牛肉たっぷりハヤシライスにといった具合です。
苦手な味が消える料理をした
旦那はピーマンが嫌いで、調理をしても、食べようとしませんでした。
そこで、ピーマンが入っているとは分かるものの、ピーマンの風味があまり感じられない料理を作りました。
具体的には、割と細かめにカットしたピーマンの他に、玉ねぎやカットしたウインナーなどを入れて、オムレツを作りました。
旦那に食べさせると、「思ったよりも美味しい。」と言って、食べてくれました。
見た目は変えない。料理法を工夫しながらとにかく出し続ける
休日と晩は家で食べるしかないので逃げ場もなかったのだと思いますが、嫌いなものでも出し続ける、見た目も変えない、ただし好きなものとサンドイッチまたは調味料など味の紛れるものをカバーとして使う、です。
スパイスであればカレー味は頻繁に登場し、焼き鳥のように肉と苦手なものを二段おきに入れ、餃子は半分野菜になるなどとにかく出し続けました。
レシピサイトを一緒に見て選んでもらう
クックパッドなどのレシピサイトを一緒に見ました。
苦手な材料でも、美味しく見えるものがたくさんあるので、どれが一番美味しそうか選んでもらいました。
そしてそれを作って食べさせてみました。
多分一回や二回じゃダメです。
失敗してもまた次の人気レシピを作ります。またダメなこともあります。
でも突然食べれるレシピが出てくるのです。
洒のつまみとして出す
お酒と一緒に、苦手な食材を使ったメニューを出すようにしました。
飲み始めの最初の頃はなるべく好物を多めに出し、ほどよく酔ってきたかなという頃に苦手なものを出しました。
「とにかくツマミがほしい」「楽しく飲んでいるしまあ料理は何でもいいか」と思う気持ちを逆手に取って食べてもらっているうちに、素面の時にも食べ進めてくれるようになりました。
3日間一緒に絶食してみる
好き嫌いが激しい旦那も、健康診断で引っかかり、健康に気をつけようと思ったのか今まで手をつけなかった魚や和テイストのものを食べる、と申告してきました。
一緒に実験的にやったのが、3日間絶食した後ならなんでも美味しく食べられるのではないか、と言う事で一緒に絶食後その料理を食べるという試みをやってみました。
やはり魚は生臭いと言っていましたが絶食の効果があったのか、思ったほど不味くはなかったようで、今は週3で魚を食べています。
自分が体調不良になり、不健康を嘆く形で訴えた
旦那の好みに合わせて食材と献立のチョイスをしていたら、自分が体調不良になってしまいました。
正直に言えば本当にそれが原因で起こった体調不良か判断できないのですが、私は実家ではなるべく多くの食材をバランス良く食べるよう食育されていたので、一因ではあると思います。
胃腸を壊して内科へ行くこととなり胃カメラを飲み、多額の医療費がかかりました。
文句をそのまま旦那に言えば反発されるとわかっていたので、不健康を嘆く形で訴えました。
願っていた通り旦那は反省し、私の健康のために多くの食材を食べるようになったのです。
好き嫌いの多い旦那でも、流石に妻の健康を巻き込むことになるのはまずいと思うようです。