なぜトリはどんぐりをたべられるか?なぞがわかる!

「なぜトリはどんぐりをたべられるの?」

どんぐりは、
・アク(しぶみ)があってまずい
・カラがかたい
ですよね。

それなのに、トリはどんぐりをまるのみしたり、クチバシでつついたりして、たべてしまいます。

おなかがいたくならないのでしょうか。

どうして、トリはどんぐりをたべられるのでしょうか。

さっそくみていきましょう。

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なぜトリはどんぐりをたべられるか?

「胃が丈夫だから?」

いいえ、平気というわけではありません。

トリにも、どんぐりのアク(しぶみ)はからだに毒です。

トリの生態は、まだまだ謎だらけです。

ハッキリとわかったわけではありませんが、こうじゃないのか?と考えられていることがあります。

●まるのみするので、アク(しぶみ)にきづかないから

●人間にくらべると、トリには味がわからないから

●わざとたべることで、病気(栄養のため過ぎが原因の)を防いでいる

トリの舌→味がわかる器官(味蕾 みらい)の数が少ない→トリは味がわからないのでは?ということです。

人間よりは、味にこだわらない、ゼッタイにおいしくないとヤダ!とは思っていないのかもしれません。

どんぐりのアク(しぶみ)→タンニン

タンニンは毒ですが、よわい毒です。

しかし、たくさんたべすぎますと、からだに害がでて命もあぶなくなります。

また、 ペットのトリには「タンニンをふくんだものはあたえないよう」に飼い主さんに注意されていることから、たべられるからといって、けっして平気というわけではありません。

他にいいたべものがないから、たべているだけとも考えられます。

ドングリのタンニン量多いランキング

1 ミズナラ
2 アラカシ・シラカシ・コナラ
3 アベマキ・クヌギ・イチイガシ
4 マテバシイ
5 スダジイ(別名シイノミ)

なぜトリはわざわざどんぐりをたべるのか?

毒よりも栄養がだいじだからです。

トリが、アク(毒)があってまずいどんぐりをわざわざたべるワケは、おなかいっぱいになりたいからです。

毒よりも、栄養をとること、おなかいっぱいになることのほうが、トリにはだいじだからです。

どんぐりは、木の実ですから、栄養がたっぷりあります。

おまけにたくさん地面に落ちています。

毒といっても、どんぐりはまだ大丈夫なほうです。

それに、どんぐりは木にできた穴や土の中にうめて、貯めることもできます。

冬になると、たべものがなくなってしまいますから、どんぐりなどの木の実はトリたちにとって困ったたべものではありません。

冬でもおなかいっぱいにしてくれる、とても大切なたべものなのです。

トリでちがう、どんぐりのたべかた!

2種類のたべかたが見られます。

1●まるのみ
2●つついてからたべる

1●まるのみ

ドングリを食べるアオバト

まるのみしてどんぐりをたべるトリは多いです。

まるのみするのは、からだの構造上、(カラをわってたべることができない)まるのみしかたべる方法がないだけかもしれません。

2●つついてからたべる

ガビチョウ "Garrulax canorus" がドングリを食べる様子。2015/1/31


カラをくちばしでつついてわってから、中だけをたべるトリもいます。

例 カラス、カケス、ガビチョウ

どんぐりは特にカラにタンニンが多いです。

もしかするとトリも、できるならおいしいところだけをたべたいと考えているのかもしれません。

どんぐりをたべるトリってどんなの?

森にすむトリや、どんぐりなどの木の実を貯める習性をもつトリが多いです。

  • ヤマガラ
  • アオバト
  • ドバト
  • オシドリ
  • トモエガモ
  • カルガモ
  • アイガモ
  • マガモ
  • ガビチョウ
  • メジロ
  • カケス
  • ルリカケス
  • カラス
  • ドングリキツツキ
    など

どんぐりをたべるトリがたくさんいることから、だいじなたべものであることが分かります。

おさらい

「なぜトリはどんぐりをたべられるか?」

たべられるからといって、けっして平気ではありません。しかし、いろいろとべんりだからたべています。

かるいとはいえどんぐりは毒が入っています。

トリにもよくありませんので、本当でしたら、どんぐりはたべないほうが安全です。

しかし、たくさん落ちていますし、貯めておけば冬のたべものにもなります。

毒よりもおなかいっぱいになる方が、トリにとってはだいじなのです。