歌詞が聞き取れない病気→脳の衰えかも

●今回の記事が役立つ人(○こんな人におすすめ○)

・歌詞・言葉が、正確に聞き取れないことがよくある。病気なのか、原因はなんなのか知りたい人。

症状:
歌詞が聞き取れない、相手が何を話しているのかわからない。

会話するとき、複数の人が相手だと、特に聞き取れなくなる。

喫茶店など、雑音、さまざまな音が入り混じる状況で、症状が出ることがよくある。

会話の場面ですと、何度も聞き返すのは遠慮してしまいますよね。
耳の病気かと思って、受診しても異常なし。
ますます混乱します。

もしかすると、脳の機能が衰えているかもしれません。

歌詞(言葉)は、耳で解釈していません。
耳は音(言葉)を拾うスピーカーというだけで、
届いてきた言葉を的確に理解、解釈するのは
脳です。

聴力に異常がないのでしたら、
脳の機能が衰えている可能性に
目を向けてみることもおすすめします。

【!!!注意!!!】
※この記事は、ある書籍を元に作成しています。


フリーズする脳
思考が止まる、言葉に詰まる
築山 節


第五章
人の話が聞き取れない、頭に入らない

【!!!注意!!!】
あくまで、原因を探る際の参考程度としてください。
人によって原因はいろいろです。
体質によるものかもしれませんし、
一概に断定はできません。

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歌詞が聞き取れない原因は病気?→脳です

脳の、聞き取りの機能が衰えているために
歌詞や会話が何をいっているのかを的確に
拾うことができません。

聞き取りの機能が正常な人は、
無意識に、今聞くべき相手の方に
注意が向いて正しく言葉を拾えます。

聞きたい音のする方向へ、
瞬時に頭を切り替えていけるのです。

しかし、脳の機能が衰えていると、
常に360度の方向からくる音に対応しにくくなります。

最低限の方向、すなわち今まさに
自分の見ている、目の前にいる相手の
話しか言葉を拾えない状態です。
見ていない方向にいる相手の声は
たとえすぐ近くにいたとしても、
なにをいっているのか聞き取れない
といった現象が起こります。

360度の方向からいろんな音が
がちゃがちゃとうるさい
喫茶店のような場所では、
静かな場所に比べますと
さらに聞き取るのが難しくなります。

しかも、うるさい場所の中で、
複数の人の話をきちんと
拾わないといけない、となると
難易度はきびしめです。

あなたの脳は、
聞き取りの機能が衰えているか
どうかを確かめる
チェック項目としては他には
人から
「やっといてといったのに、やってないじゃない。また忘れてる!」
とよく注意されているか?が挙げられます。

あなたの思いとしては、
「忘れてるというけれど、頼まれたっけ?」
となっています。

自分は前をみている時、
横からなにか頼まれごとをされても
生返事はするけれど、
実はまったく聞き取れていないために、
相手からは「忘れている」と受け取られてしまうのです。

今一度、あなたの聞き取りの機能が衰えていないか
チェックしてみることをおすすめします。

歌詞が聞き取れない原因は病気?→別の角度から

考え方の問題

「聞き取る時に、イメージで解釈しないで、
言葉一つ一つすべてを記憶しようとする」。

「言葉を聞き取ったときに、
映像を思い浮かべるのではなくて
文章そのままで覚えようとする。
丸暗記しようとする」

といった考え方の人は、
歌詞や言葉を効率的に聞き取れない
可能性があるかもしれません。

脳機能は正常だが聞き取れない場合

自分のよく知らない業界の言葉をいきなり
いろいろ聞かされて、
意味がわからなくて混乱してしまう。

何となく分かるようでわからない。

同じ業界の人間だけで通じる合言葉のような。

例えばパソコン店で、
店員さんが専門用語ばかり使ってよくわからない
といったことが挙げられます。

素人が聞いてもまずピンとくることはないです。

まだあなたが素人の段階ですと、
何を言っているのかわからない。

聞き取れない問題につながります。

解決方法としては、
勉強するか、
知らないのは事実なので、素直に意味をたずねるか。
そのどちらかです。

ただ、できれば向こうから
知らない人でもちゃんとわかる説明を
してくれるのが
一番ありがたいですよね。

「カクテルパーティー効果」が使えない

カクテルパーティー効果とは?

パーティーのような、不特定多数の大勢いる
会場の中で、ワイワイガヤガヤしている
うるさい状況の中にいても、
誰か1人が何か話しているとき、
きちんと聞き取ることができる
能力をいいます。

脳は、すべての音を拾うようにできています。
カクテルパーティー効果を使用中、
今注意をして聞き取るべき相手だけでなく、
隣の離れた席にいる人の話し声や、
周りの雑多な音も、
自動で拾って脳に入力されています。

いる情報、いらない情報をふりわけているのは
耳ではなく脳です。

耳は入ってきた音(歌詞、言葉)を
鼓膜を通じて、電気信号に変えて
脳に送るだけの音収集装置です。

耳から送られてきた情報が、

側頭葉(耳の周りにある脳の領域)

前頭葉(額から頭の上あたりを取り巻く脳の領域)
へ送られる途中か、

やってきた音の情報を
前頭葉が判断するときに、
いる情報、いらない情報をふりわけています。

聞き取れないとは、
カクテルパーティー効果が
つかえていない状態を指します。

どれがいる情報で、どれがいらない情報か
頭が分かっていないために
ごちゃごちゃしたままになってしまって
正しく出力できない(=聞き取れない)
のではと考えられます。

側頭葉か前頭葉が衰えているのかもしれません。

脳の機能が衰えた原因は?

ふだんから、うるさい場所で
複数の人とガヤガヤ会話する機会に
恵まれていないからです。

現代は、集団→個へと向かっています。
すると、集団の時代では当たり前に
使えていた脳機能が、
個の時代になると、使う機会を失ったために
脳機能が衰えてしまうといったことが本当に起きます。

「聞き取る」も、現代人が
しなくなりつつあることの一つです。

ガヤガヤしたうるさい場所で、
複数の人と会話ができる。

ひとつのテーブルを囲んで
4人が話しているときに、
今、この人の話を聞く、
次はこの人。

と同時進行でどんどん展開していく話の中で、
聞くべき相手を1人選び、
どんな話なのか、正確に理解する。

ふだん生活する中で
脳の高度な機能を使う機会が、
減りつつあります。

仕事の場面ですら、
どんどん集団→個へと向かっています。
ムダを省き、効率化を推し進める流れです。

例えば大人数で会議する機会が以前より減った。
誰もいない、一人しかいない部屋をあたえて仕事をさせる。
業務連絡はメールでのみ完結、
などです。

また、普段の私生活で
1人で過ごすことが多いと、
脳としてはうれしくない状況です。

どんな時も、食事するときも、電車に乗るときも、
ジョギングしているときでも、
音楽を聴くために耳にイヤホンをつけているのも
脳の機能が衰える原因です。

いつも耳にイヤホンをつけていますと、
周りの音を拾える(風の音、人の声など)
機会を失うおそれがあります。

静かな環境に慣れた状態で、
いざ、大勢のいる、うるさい場所で
話を聞こうとすると
聞き取りができない、
といった現象が起きてしまいます。

要約

「歌詞が聞き取れないのは病気というより、
脳の機能が落ちているのかもしれません」。

耳になんの問題もないのに、
言葉が聞き取れないだけでなく、
物忘れしていると人からよくいわれている
のでしたら、
脳の聞き取る機能が衰えている可能性も
あるのではと疑うことをおすすめします。

ふだんから周りで流れる音を
自分から理解しようとする訓練を
行っていないと、
脳の聞き取る機能が衰えます。

耳にイヤホンをつけて毎日を過ごしているなど、
脳の機能を衰えさせるような生活習慣を送っていないか
確認してみてください。

聞き取る時のやりかたも変えてみます。
言葉ひとつひとつをすべて
覚えようとするのをやめて
イメージでとらえるようにすると
効率的に情報を吸収でき
理解も早くなります。